24VのスイッチングACアダプタの出力を使った、0Vから20Vまで連続可変できる自作のDC電源です。出力電流は1A程度は取れます。
電圧調整には多回転型の可変抵抗を使っているので、かなり正確に合わせることができますが、10mV未満の精度で合わせるのは難しいので、微調整用の可変抵抗も付けました。ACアダプタが入力なので電源スイッチは付けていませんが、設定した電圧を出力端子に接続するかしないかのON/OFFスイッチを設けました。上に乗っている4-1/2桁のデジタルパネルメータ(電圧計)に出力電圧が表示されます。電圧計はいずれケースに入れようと思っていましたが、ずっと上に乗ったままです。
内部はかなり窮屈です。ヒートシンクとケースが接触しそうです。放熱タブが金属の可変三端子レギュレータを使っているので、ヒートシンクと出力端子が電気的につながっています。そのため、ケースは電気的に浮かせてあります。放熱タブが金属でなくモールド樹脂になっているフルモールドタイプの可変三端子レギュレータを使ったほうがいいかもしれません。
スイッチングACアダプタ(24V)
http://akizukidenshi.com/catalog/c/c24v/
デジタルパネルメータ(4-1/2桁・液晶・バックライトなし)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01056/