秋月ファンクラブ掲示板 550788


出力電圧0V~20VのDC電源

1:inara1 :

2014/02/15 (Sat) 11:13:57

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1392430437.jpg 24VのスイッチングACアダプタの出力を使った、0Vから20Vまで連続可変できる自作のDC電源です。出力電流は1A程度は取れます。

電圧調整には多回転型の可変抵抗を使っているので、かなり正確に合わせることができますが、10mV未満の精度で合わせるのは難しいので、微調整用の可変抵抗も付けました。ACアダプタが入力なので電源スイッチは付けていませんが、設定した電圧を出力端子に接続するかしないかのON/OFFスイッチを設けました。上に乗っている4-1/2桁のデジタルパネルメータ(電圧計)に出力電圧が表示されます。電圧計はいずれケースに入れようと思っていましたが、ずっと上に乗ったままです。

内部はかなり窮屈です。ヒートシンクとケースが接触しそうです。放熱タブが金属の可変三端子レギュレータを使っているので、ヒートシンクと出力端子が電気的につながっています。そのため、ケースは電気的に浮かせてあります。放熱タブが金属でなくモールド樹脂になっているフルモールドタイプの可変三端子レギュレータを使ったほうがいいかもしれません。

スイッチングACアダプタ(24V) http://akizukidenshi.com/catalog/c/c24v/
デジタルパネルメータ(4-1/2桁・液晶・バックライトなし) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01056/
2:inara1 :

2014/02/15 (Sat) 11:16:32

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393358610.jpg 上の電源の回路図です。図の破線で囲まれた部分が、出力電圧を0Vまで広げるための回路です。破線で囲まれた部分をなくして、図のA点をGNDに接続すれば最も簡単な可変電圧電源になります。しかし、その構成では最小出力電圧が1.25Vとなり0Vまで出ません。0Vまで出力させるために、可変抵抗VR1の下側に-1.25Vの電圧を加えています。その-1.25Vを作っているのが破線で囲まれた部分です。

入力の24Vから三端子レギュレータ(78L05)で5Vを作り、負電圧コンバータ(LTC1144)で5Vを-5Vに変換して負の電圧を作っています。この-5Vから基準電圧IC(TL431)を使って-2.5Vの安定した電圧を作り、それをさらにR4とR5の抵抗分割で半分の-1.25Vにし、オペアンプ(LM358)を使ったバッファを介して可変抵抗に接続しています。抵抗分割の部分に可変抵抗VR2を入れることで、A点の電圧を-1.25Vを中心に±60mV変化させることができます。A点の電圧の変動がそのまま出力電圧の変動になるので、VR2を調整することで、出力電圧の微調整ができます。

オペアンプは両電源(+5Vと-5V)で動作させています。オペアンプは単なるバッファとして使っているだけなので、オペアンプの入出力電圧は-1.25V±60mVの範囲でしか動きません。この電圧はオペアンプの電源電圧(+5Vと-5V)から3V以上離れているので、フルスイングのオペアンプを使う必要はありません。ここでは汎用オペアンプのLM358を使っています。しかし、オペアンプのオフセット電圧のドリフト(温度変化や経時変化によるオフセット電圧の変動)がそのまま、この電源の出力電圧の変動になるので、出力電圧の安定度を高めるには高精度オペアンプ(OPA277など)を使ったほうがいいです。実際、この電源は±1mV程度の出力電圧の変動があります。

コンデンサは容量の大きなものはアルミ電解コンデンサを使っていますが、高い電圧(20V以上)がかかるところのコンデンサの耐圧は35V以上にしています。0.1μFは積層セラミックコンデンサですが、耐圧が50Vのものを使っています。C4には最大20Vかかりますが、ここにも耐圧50Vの積層セラミックコンデンサを使っています。C3には最大18.75Vかかりますが、C3の耐圧は25Vです(もっと高いほうがいいかもしれません)。それ以外のコンデンサには5V以下の電圧しかかからないので、10V以上の耐圧があれば充分です。LTC1144の出力には負の電圧が出てくるので、コンデンサC11の極性を間違わないように注意する必要があります。C13は極性のない積層セラミックコンデンサを使っていますが、アルミ電解などの極性のあるコンデンサを使う場合は図の極性にします。固定抵抗は一般的なカーボン抵抗(誤差±5%)で、許容電力は1/6Wや1/4Wのもので構いません。

・可変三端子レギュレータ
LM317T(金属ヒートシンク) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07223/
LM317P(フルモールド) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01290/

・三端子レギュレータ
78L05 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02694/

・基準電圧IC
NJM431(TL431互換品) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00431/

・負電圧コンバータ
LTC1144 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01628/

・オペアンプ
LM358 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02324/

・ダイオード
1N4148 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00941/

・コンデンサ
0.1μF(積層セラミック) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02211/
1μF(積層セラミック) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-03093/
10μF(積層セラミック) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05103/
100μF(アルミ電解) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05002/
220μF・35V(アルミ電解) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02718/
1000μF・35V(アルミ電解) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04424/

・可変抵抗
5kΩ(多回転型) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00256/
10kΩ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00246/

・抵抗
1/6W http://akizukidenshi.com/catalog/e/erd16s_dT
1/4W http://akizukidenshi.com/catalog/e/erd25s_dT
3:daruma :

2014/02/15 (Sat) 14:00:36

darumaです。
アナログ電圧計を付けて作ります。入力電源ですが、秋月の品揃えの中で、より大電流の出せる15V/4Aのものにしようかと思っていたのですが、inara1さんに倣って24Vのものにしようかとも思います。何Vまで出せるかは入力電圧で決まりますか。つまり、VRを上げていったとき、(入力電圧-3Vとして)21Vまで上がるか12Vに達するとそれ以上VRを回しても上がらないかの違いになるのでしょうか。
また、電流量ですが、これはせいいっぱいのところで頭打ちになってそれ以上は増えないという状況になるということでしょうか。それとも限度を越えて取り出そうとすると煙が出るとかそういう事態になるでしょうか。
あまり大電流の用途もないように思うので、それよりむしろ電圧範囲が広いほうがいいかなと思うのですがいかがでしょう。
4:chy_farm :

2014/02/15 (Sat) 14:32:31

これはCVCCのような安定化電源の一種ですか?

手持ちの電源は

kikusui PMC335-2A
kikusui PAD 70-2.5L
Agilent E3634A(0-25V)7A/(0-50V)4A

です。

このうちアジレントのだけが1mAまで調整できます。
http://www.home.agilent.com/en/pd-836423-pn-E3634A/200w-power-supply-25v-7a-or-50v-4a?&cc=JP&lc=jpn

そのほかのはアバウトでちょっと使いにくいこともありますねぇ。

inara1さんのこれ、微調整できるのは魅力ですね。
わたくしとしては弱電に使いたいので、20Vまでで良いです。
電流は、そんなに大きくないモーターとかをつないで実験もしたいので、2Aくらいあるとうれしいです。(ラジコンカーのモーターは電流食いますからダメですね。)


手元のアジレントは微調整のあと、時間経過でほんの少しずつずれていきます。

その辺の調整が、デジタルみたいに決めた値のところにピタッと動かないでいてくれるとありがたいのですが、これはそういうことも可能ですか?

それともそういう回路は難しいのですか?

5:inara1 :

2014/02/15 (Sat) 16:47:08

darumaさん

アナログメータ式ですか。私もこれを機会に、この電源を作り直そうか(2号機を作製しようか)と思っています。2号機では、ケースをもっと大きくして、デジタルパネルメータとアナログメータを入れようと思っています。

1号機では当初、電圧計を付けるつもりはなかったので、ギリギリサイズのケースに入れてしまい、ヒートシンクがぶつかりそうで、精神衛生上良くありません。

LM317もLM338も、出力電圧の最大値は「入力電圧-1.5V」です。さきほど、自作電源のを見てみましたが、入力電圧は24.05V、最大出力電圧は無負荷で22.46Vでした。15V用のACアダプタなら15V-1.5V=13.5Vが最大出力電圧になります。最大出力電圧に達すると、VRを回しても電圧が上がらないだけです。

回路図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393358610.jpg)のAの部分をGNDに接続した簡単な可変電圧電源の場合、VR1をどれくらい回すと出力電圧が何V出るかは、以下で計算できます(このスレの電源の場合は、その値から1.25V差し引いた電圧になります)。

出力電圧(V)=1.25*(1+VR1/R1)

R1=150Ω、VR1=2kΩの場合、VR1を回しきったときの最大出力電圧は17.9Vとなります。VR1を半分回したときはVR1=1kΩとして計算します。この場合、入力電圧が24Vの場合、可変抵抗を回しきっても17.9Vしか出ないので、自作電源ではVR1は5kΩの可変抵抗としています。5kΩの可変抵抗を使った場合、可変抵抗を半分くらい回したところで出力電圧が23.5Vになり、それ以上回しても電圧は上がりません。可変抵抗の抵抗値は2kΩとか5kΩ刻みしかないので仕方ありません。

5kΩの可変抵抗が1回転しかしない(270度しか回転しない)タイプの場合、回転角1度あたりの出力電圧の変化は0.2Vくらいとなるので、これでは細かい電圧調整ができません。そのため微調整用の可変抵抗VR2を追加しました。

15VのACアダプタを入力とする場合は、VR1に2kΩの可変抵抗を使えば、全体の3/4くらい回したところで最大電圧(13.5V)になります。この場合も、可変抵抗が1回転しかしないタイプだと、回転角1度あたりの出力電圧の変化は0.07Vくらいと、やはり細かい電圧調整は難しいかもしれません。

秋月のスイッチングACアダプタは定電圧回路が入っているので、出力電流が増えても電圧変動が少ないのですが、出力電圧も調整されていて、定格出力電圧からのずれはほとんどありません。こちらで使っているのは最大出力電流が1.9Aのこれ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00938/)です。

この自作電源は、ヒートシンクの大きさの制約上、最大出力電流(連続電流)は1A程度です。それ以上の電流を流すとLM317のチップ温度が上昇して自動的に出力電圧を落とす保護回路が働きます(実験したことがあります)。しかし、LM317自身は瞬間的には(チップ温度があまり高くならないような短時間なら)、2A程度の電流を流せます。それ以上流すと電流制限回路が働き、出力電圧が自動的に下がりますが、LM317が壊れることはありません。

モータ駆動では、モータの定格電流(定常回転時の消費電流)が1A未満でも、起動時に瞬間的に2Aくらい流れる場合がありますが、ACアダプタの最大電流が2Aより小さいと、ACアダプタの電流保護回路が働いて、モータが起動しない場合があるので、ACアダプタの出力電流は大きめにしています。
6:inara1 :

2014/02/15 (Sat) 16:55:05

chy_farmさん

これはCV電源です(CC機能はありません)。CVCCに改造することは可能ですが、それは3号機としたいと思います。

CVCC電源は市販の安いもの(http://www.aandd.co.jp/adhome/products/sp/ad8724d.html)を2台持っています。これは最大電圧が30V、最大電流が2.5Aですが、電圧調整は1回転タイプなので、細かい電圧調整はできません。また出力をON/OFFさせるスイッチもついていない(電源スイッチを入れるといきなり電圧が出る)ので、外付けで出力スイッチを取り付けています。

>手元のアジレントは微調整のあと、時間経過でほんの少しずつずれていきます
「ほんの少し」とはどれくらいなのでしょうか。上で紹介したCVCC電源も、仕様を見るとある程度の変動があります。

出力電圧がピタっと動かないようにするにのはかなり大変です(ピタの度合いに依ります)。回路図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393358610.jpg)のAの部分をGNDに接続した簡単な可変電圧電源の場合の出力電圧は

出力電圧(V)=1.25*(1+VR1/R1)

で表わされますが、R1やVR1の抵抗値が温度で変わると出力電圧がずれます(自作電源の電圧変動の原因の1つはこれでしょう)。また、三端子レギュレータのLM317自身も、入力電圧や温度、出力電流の変動によって、出力電圧が若干変化します(データシートに概略値が出ています)。
LM317データシート(日本語) http://www2.famille.ne.jp/~teddy/myamp/image/lm317.pdf

さらに、配線抵抗が大きいと、電圧降下によって、大電流を流すほど出力電圧が低下したりするので、配線のレイアウトにも注意する必要があります(自作電源では大電流の流れるGNDラインは銅箔としています)。

オペアンプと基準電圧ICを使って、電源の出力電圧をモニタして、それが設定値となるようにフィードバックさせれば、LM317自身の出力電圧の変動があっても、最終的な出力電圧をかなり安定させることができます。CVCC機能を持たせる3号機では、CVとCCの切り替えにオペアンプを使うので、そのような構成にするつもりです。

しかし、電圧設定を「可変抵抗」で行う限り、抵抗値の経時変化や温度変化をなくすことはできません。可変抵抗を使わずに、デジタル的に、例えば1mVずつ電圧を変えていくような構成にすれば、かなり複雑な回路になりますが、経時変化や温度変化に対してより安定になります。

そういう構成なのが、電圧や電流の設定をテンキーや外部インターフェースの制御で行う、市販のやや高級な電源です。デジタル式はちょっと自信ないです(PCでコントロールするとなるとなおさら)。市販の電源をお薦めします。
7:daruma :

2014/02/15 (Sat) 18:22:36

darumaです。
詳しい説明ありがとうございます。

> 5kΩの可変抵抗を使った場合、可変抵抗を半分くらい回したところで出力電圧が23.5Vになり、それ以上回しても電圧は上がりません。
ちょっと悔しいですね。でも、しょうがありませんね。
23.5V(引くことの1.25V)に達するということは、フルスケール20Vのメーターでは足りないということになりますか。その上となると30Vですね。実効目盛り範囲がせまくなりますね。15V電源をつけてフルスケール15Vのメーターを付けるのがスマートかですかねえ。メーターの振れ具合で最大電圧を決めるのも本末転倒ですが。

> 最大出力電流(連続電流)は1A程度です。
ということは、2.7Aや4AのACアダプタをつけても無駄ということになりますか。また、ヒートシンクを大きくすればもっと大電流を出せるということですか。
8:chy_farm :

2014/02/15 (Sat) 18:37:17

電源の安定はなかなか大変なんですね。


>「市販のやや高級な電源」
中古がでたときに考えます。


inara1さんのは、小型で持ち運びが楽そうです。
だから、CCが付く3号機が楽しみです。


9:inara1 :

2014/02/15 (Sat) 19:43:49

>出力電圧が23.5Vになり
最大出力は23.5Vでなく、22.5Vの誤りでした。

>フルスケール20Vのメーターでは足りない
こちらでは、20Vを超える電圧で使うことはまずないので、タイトルにあるように、0V~20Vの可変範囲ということにしています。そうすれば20Vフルスケールの電圧計(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00180/)で済むのではないでしょうか。

可変電圧範囲の上限を20Vちょうどにするのであれば、5kΩの可変抵抗VR1と並列に5kΩの半固定抵抗をつないで、VR1を回しきって最大電圧にしたときに、出力電圧が20Vちょうどになるように、5kΩの半固定抵抗を調整すればできます。
10:daruma :

2014/02/15 (Sat) 19:51:07

> 5kΩの可変抵抗VR1と並列に5kΩの半固定抵抗をつないで、
それでいきます。
では、これから秋月に発注します。78L05とかLM358とか、「それなら持ってる」のが増えてきてうれしい気がします。
11:inara1 :

2014/02/15 (Sat) 20:28:24

78L05とLM358は定番ICなので是非常備しておいてください。秋月では、1個単位では売っていないほど安価です。

こちらに大雪をもたらした低気圧が明日、発達しながら北海道に接近するため、北海道は吹雪になると天気予報が言っていましたが、北海道では珍しくないことですね。
12:daruma :

2014/02/15 (Sat) 20:37:13

いまのところ外は穏やかです。吹雪はどの程度になるか心配です。
13:chy_farm :

2014/02/15 (Sat) 21:11:07

ほんとうに安価ですね。驚きます。

なるべく日本製を買うようにしているんですが、どれが日本で作っているものかご存じですか?
14:daruma :

2014/02/15 (Sat) 21:47:11

発注しました。
> 5kΩの可変抵抗VR1と並列に5kΩの半固定抵抗
半固定抵抗も多回転のものにしました。
> C3には最大18.75Vかかりますが、C3の耐圧は25Vです(もっと高いほうがいいかもしれません)。
耐圧50Vの
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00238/
にしました。
15:inara1 :

2014/02/16 (Sun) 06:29:48

LM338を使った電源キット(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00096/)では、耐圧35Vの電解コンデンサが使われていますね。

10μF・50Vの積層セラミック(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00238/
)は高価です(150円)。10μF・50Vの電解コンデンサ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04420/)でも良いです(10円)。

後で配線図を添付しますが、コンデンサの配置は以下のようにしてください。
・C2とC3とC4はLM317の端子近くに実装する
・C6とC7は78L05の端子近くに実装する
・C9とC10はLM358の端子近くに実装する
・C11とC12とC13はLTC1144の端子近くに実装する
C1とC5はLM317から離れていても構いません。

darumaさんは、LM338を使った電源キットを作るのではなかったのでしょうか。このキットを使えば、追加するのは、ここ(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393358610.jpg)の破線の枠で囲まれた部品だけになります。
16:inara1 :

2014/02/16 (Sun) 06:36:25

chy_farmさん

>どれが日本で作っているものか
この電源(http://www.aandd.co.jp/adhome/products/sp/ad8724d.html)ですか。背面パネルを見ると Made in China と書かれていました。

デジタルパネルメータもアナログメータも中国製です。
17:daruma :

2014/02/16 (Sun) 08:56:23

> darumaさんは、LM338を使った電源キットを作るのではなかったのでしょうか。
いえ、せっかくですからinara1さんスペシャルでいきます。

> 後で配線図を添付しますが、
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
18:inara1 :

2014/02/16 (Sun) 11:11:49

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1392516709.jpg 配線図を添付します。配線面のオレンジ色の面は銅箔テープです。

最大電圧を20VぴったりにするためにVR1と並列に入れる半固定抵抗は5kΩでなく10kΩでした(すみません)。5kΩのをすでに発注してしまったときは、5kΩの多回転半固定抵抗と直列に2.2kΩの抵抗を入れてください(最終的に、VR1と並列につながる抵抗値が5.5kΩくらいになるようにすればいい)。

darumaさんのこだわり(アキシャルリードの部品は横に寝かせる)には従っていませんが、横に寝かせるときは、ヒートシンクのエリアに侵入しないように注意してレイアウトを変えてください。ヒートシンクなどの発熱部品のそばには、出力電圧の精度に関係する部品は置かないほうがいいです。電解コンデンサは高温に長時間さらされると劣化しやすいので、発熱部品のそばには置かないようにしています。LM317の周辺部品のに電解コンデンサを使っていないのはそういう理由もあります。

LM317の位置が基板の中心でなく、1穴ぶん左側にずらしてあるのは、ヒートシンクを取り付けたときに、基板固定用のネジにヒートシンクが接触してしまったからです。基板の左上のネジ穴は使わず、3つのネジだけで基板を固定しています。ヒートシンクがネジに接触しないのであれば、LM317の位置を基板の中心にずらしてもいいです。

電圧計を接続するときは、出力ON/OFFスイッチの前(コネクタ側)に入れると、出力スイッチがOFFの状態(出力電圧が出ていない状態)で電圧の調整ができます。所望の電圧に調整した後で出力スイッチをONにすれば、そのとき初めて電圧が印加されます。

1000μFの電解コンデンサは基板の外に実装しています。内部写真(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1392430437.jpg)の右上にある黒いのがそれです。大きな基板を使うのであれば、10kΩ(5kΩ)の多回転半固定抵抗や1000μFの電解コンデンサを基板上に実装するスペースを作ることができると思います。その場合、ヒートシンクからなるべく離した位置に置いてください。
19:inara1 :

2014/02/16 (Sun) 12:05:21

chy_farmさん

kikusui PMC35-2A
CVCC電源です。高級でなく中級ですね。背面のコネクタで電圧や電流をコントロールできるようですが、アナログ入力なので、PCで直接制御できません。設定つまみが10回転なので細かい調整が可能ですが、巻き線型の多回転ボリュームを使っているようです。巻き線型は、抵抗値の温度係数が小さいので、温度フドリフトは少ないと思いますが、抵抗値の変化が連続でなく、まき線間の距離のよって階段状に変化するので、取扱い説明書(http://www.kikusui.co.jp/kiku_manuals/P/PMC_A_VE4_J1.PDF)の63ページに書かれているように、設定分解能がCVモードで6.3mV(それより細かい設定ができない)となっています。前面パネルの電圧表示はmVまで出ないので気づかないと思いますが、5桁のデジタルパネルメータで出力電圧を見ると、1000.0mVというようなぴったりの設定はできないのではないでしょうか。

kikusui PAD 70-2.5L
これは古いですね。取扱い説明書(http://www.kikusui.co.jp/catalog/pdf/old_catalogs/1985_PS/001_pad-l_pad-lp.pdf)がスキャナで読み込んだものです。これもCVCC電源です。75V・2.5Aで重さ10kgあります。

Agilent E3634A(0-25V)7A/(0-50V)4A
高級電源ですね。これもCVCC電源です。GPIBやRS232Cで制御できるので自動計測に使えますね。User's Manual(http://cp.literature.agilent.com/litweb/pdf/E3634-90001.pdf)の151ページ(PDFファイルの164ページ目)を見ると、設定分解能は電圧が3mV、電流が0.5mAとなっていますが、これは出力の安定度ではありません。安定度は電圧が0.05% + 10 mV、電流が0.2% + 10 mAとなっているので、10Vちょうどの設定にしたとき、最悪、10Vの0.05%(5mV)+10mV=15mVの変動があるということになります。フロンとパネルの電圧表示が1mV分解能なので、変動が見えてしまうわけですか。変動がこの仕様の範囲内ならば仕方ないのではないでしょうか。
20:chy_farm :

2014/02/16 (Sun) 13:44:17

inara1さん、いつもながらデータで教えてくださるのは本当に勉強になります。

データシートを見る

そこから事実を把握する

対策を考える

こういうのは自分の分野では当たり前なのに、こっちの電気分野だとうっかり見ないで過ごしています。どうもいけません。

PMC35-2A、PAD 70-2.5L、の解説ありがとうございます。

Agilent E3634Aは筋電計、心電計のテストで使用したときにも最終の1mVの桁がふらふらして困りました。

>「設定分解能は電圧が3mV、電流が0.5mAとなっていますが、これは出力の安定度ではありません。安定度は電圧が0.05% + 10 mV、電流が0.2% + 10 mAとなっているので、10Vちょうどの設定にしたとき、最悪、10Vの0.05%(5mV)+10mV=15mVの変動があるということになります。」

↑なるほどです。
安定度は余り良くないのですね。
これでも仕方ない範囲、ということがアドバイスで分かってきます。
21:inara1 :

2014/02/16 (Sun) 19:36:16

chy_farmさん

究極の精度と安定度を求めるのなら、標準電圧電流発生器というのはいかがでしょうか。
http://www.yokogawa.com/jp-ymi/tm/haishi/2552.pdf

確度は±0.005%だそうです。これは出力電圧設定が10Vのとき、実際の出力電圧は9.9995V~10.0005Vの範囲に入っていることが保障されているということです。

市販の高級DC電源でもここまでの精度はないですね。これは測定器の校正用の装置なので、最大出力電流は25mAと小さく、電源には使えませんが。
22:chy_farm :

2014/02/16 (Sun) 22:43:00

>標準電圧電流発生器

高性能な装置ですね。
試しにオークションで出ているか見てみました。

93000円で1台ありました。
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f135441397

イイお値段つけてますね。
別な機会を探します。
(先日、テクトロニクスの「1GHz差動プローブ P6247」
http://www.tek.com/sites/tek.com/files/media/media/resources/P6248-P6247-P6246-Differential-Probe-Datasheet-10_89.pdf
というのを買ってしまい、、、、ちょっと不如意中なんです)

別件:
inara1さん、すみません。操作ミスをしてしまい、先日アドバイスいただいた「PMWのモータコントローラ」のページを消してしまいました。こちらにはinara1さんから頂いたアドバイスのところは写真と一緒に保存してありますが、もったいなかったです。
23:inara1 :

2014/02/17 (Mon) 05:58:49

「PMWのモータコントローラ」のページ」というのはこれでしょうか。
http://akizuki-fan.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=10371891
こちらからは見えますが。

この掲示板は、自分の投稿は削除できますが、他の人のは削除できないはずです。
24:chy_farm :

2014/02/17 (Mon) 09:12:12

>こちらからは見えますが。

あれー??
おかしいなぁ、昨日は確かに何度見ても消えてしまってたんですが。
でも、良かったです。お手数おかけしました。
25:daruma :

2014/02/17 (Mon) 14:25:10

darumaです。

昨夜書き込んだつもりでいましたが無いので、寝ぼけてて[確認]をクリックしなかったのかもしれません。
あらためて。

配線図ありがとうございます。発熱や電流量を考慮した部品配置を提示していただいて助かります。

> 半固定抵抗は5kΩでなく10kΩ
地元ショップで調達できると思います。無ければ、2.2kΩを入れます。

> 1000μFの電解コンデンサは基板の外に実装
アナログメーターをつけるので、ケースは比較的大きなものになると思います。それで、基板も大きなサイズ(95mm×72mm)を使って「寝かせ付けこだわり」もあわせ1000μFも半固定抵抗も基板上に配置したいと考えています。
26:daruma :

2014/02/20 (Thu) 20:03:37

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1392894217.jpg 秋月に発注したものが届きました。
ヒートシンクは現物あわせでと地元ショップに行ったのですが品揃えがあまりありません。
左が購入してきたものです。レギュレータ取り付けの穴や基板取り付け用のピンがついているのですが、図体が小さいように思います。中央と右はジャンクです。右のものには2SC940が付いていました。
さて、どれがよいでしょう。
27:daruma :

2014/02/21 (Fri) 14:19:05

> 電圧計を接続するときは、出力ON/OFFスイッチの前(コネクタ側)に入れると、
そうしようと思いますが、そうするといつもメーターが振れていることになりますよね。ACアダプターはコンセントにささりっぱなしになると思うので、電源入力をON/OFFするスイッチつけようかと思います。
負荷がかかっていない状態でも通電されていればこの回路は動いているのですよね。発熱や劣化を心配すると、使わないときはOFF(ACアダプターは生きているわけですが)にしておきたいと思うのです。
28:inara1 :

2014/02/21 (Fri) 18:06:55

右のヒートシンクはTO3パッケージ(菱形トランジスタ)用ですね。ちょっと大きすぎる気がします。

LM317はフルモールドタイプ(放熱タブ全体がプラスティックで覆われている)のようなので、ヒートシンクを筐体に直接取り付けることも可能ですね。ヒートシンクを筐体に直接取り付けるのであれば、ヒートシンクを筐体の外側に取り付けたほうが放熱しやすくなります。その場合、筐体内部のLM317を取り付けられるように、筐体の後方に穴を開ける必要があります。

動作テストのときはヒートシンクを付けなくてもいいので、後でどのヒートシンクでも取り付けられるように、LM317の配置を決めておいてはいかがでしょうか。

左のヒートシンクは下方に2本のピンが出ていますが、これは基板に穴を開けて、そこにピン挿してヒートシンクを固定するためのものですが、ヒートシンクを筐体外部に取り付けるのであればこのピンは不要になります。

電源スイッチの件ですが、スイッチングACアダプタの出力の24VをON/OFFするスイッチを設けてもいいですが、その場合、ACアダプタを100Vのコンセントに挿した状態だと、スイッチがOFFでも、ACアダプタ自身は動作している(電力をいくらか消費している)ので、何だか気持ち悪いですね。

AC100VをON/OFFするようにすれば確実にOFFにできますが、その場合、ACアダプタのAC100V側のコードを切って、そこにスイッチを入れる必要があります。そこまでやるのであれば、筐体内部にACアダプタを入れてしまって、筐体からAC100Vのコードだけが出ているという形態にしたほうがすっきりしそうです。

普通のトグルスイッチ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-03774/)でもAC100V用のスイッチとして充分使えるので、これを電源スイッチとして使うことができます。トグルスイッチの端子にはAC100Vが来ているので、筐体と接触しないように注意してください。

こちらの今週末は久しぶりの好天になりそうです。
29:daruma :

2014/02/21 (Fri) 19:38:35

ヒートシンクは↑写真中央のをケースのバックパネルに外側から付けます。パネルに穴を開けて内側からLM317を穴の向こうのヒートシンクに付けます。この場合、LM317とコンデンサ3個は近いほうがいいので、10kΩとダイオード2個も併せて小さな基板に載せることでどうでしょう。つまり、小さな基板に立ったLM317がバックパネルのヒートシンクに貼り付く格好です。その小基板と主基板とは10cm程度の線で繋ぐことでどうでしょう。

ACアダプタはゴム脚兼ねた薄いゴムシールを剥ぐとビスがありました。これで黒い筐体が開くと思われます。バックパネルにACの3Pインレットをつけて、フロントパネルにスイッチを付けます。ケースはここ↓の
http://www.lead.co.jp/rackcases/pdf/case/PS.pdf
PSA-4を用意したので、収まると思います。
30:inara1 :

2014/02/22 (Sat) 07:24:57

>小さな基板に載せることでどうでしょう
それがいいです。

回路図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393358610.jpg)の破線で囲まれていない部分のうち、C1とC5を除いた部品を小基板に実装し、そこから4本のリード線(DC IN、出力、VR1、GND)を出して大基板(回路図の破線で囲まれた部分)につなぐといいかもしれません。

C1とC5は大きいし、発熱部品の近くに置かないほうがいいので、大基板のほうに実装したほうがいいです。

回路図の破線で囲まれた部分がなくても、VR1の一方(回路図のA)をGNDにつなぐと、1.25V~20Vの可変電源になります。まずはそれで動作確認してみてはいかがでしょうか。全部作って動かないと原因探しが大変です(ラーメンタイマで経験済)。

ケースはPS-4ですか。幅が190mmあるのですね。私が2号機用に用意したケースはここ(http://www.teishin-bel.co.jp/mokuji_case/09%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%2018.pdf)のTE-317です。幅が160mmと、darumaさんのよりひと回り小さいです。この大きさなら、アナログ電圧計(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00180/)と電流計(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00197/)を付けられます。

ケースが大きいので、中に24VのACアダプタを入れてしまおうかと思ってます。こちらのACアダプタ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00938/)にはゴム足などなく、黒い突起が4つあるのみで、分解できそうにありません。
31:inara1 :

2014/02/22 (Sat) 13:35:32

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393043732.jpg 2号機のパネルと内部のレイアウトを考えてみました。電源スイッチ(Power)はDC24VをON/OFFする方式にしました。出力のON/OFFはプッシュスイッチ式(チョイ押しするたびにON/OFFを繰り返す)とし、ONのときにLEDが点灯するようにしました。ACアダプタをどうやって固定するかが問題です。
32:daruma :

2014/02/22 (Sat) 14:30:53

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393047053.jpg ACアダプタを裸にしました。
私のはこれです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06962/
24V2.7Aがメーカー違いで2種類あったのですが、スペックの書き具合が比較的詳細だと思ってこっちにしました。それが幸いしたのかどうか、きれいに取り出せるつくりの物でした。
ただ、ヒートシンクへの接合部がカシメたようになっていて、すんなり取れず基板が外せません。無理をしないでAC側はインレット経由で、DC側はケーブルを切断して継ぎ足すことにしました。

> 出力のON/OFFはプッシュスイッチ式(チョイ押しするたびにON/OFFを繰り返す)
オルタネートのスイッチを使うのではなくチョイ押し保持回路を加えるのですか?
33:inara1 :

2014/02/22 (Sat) 15:19:35

darumaさんのACアダプタは、こちらのと同じ形式ですね。シールの部分を剥がすのでしょうか。中はそうなっているのですか。筐体全体がヒートシンクになっているのですね。そこまで分解できればAC100V側でON/OFFできますね。

>チョイ押し保持回路を加える
はい。手元にオルタネートのスイッチがないのでプッシュ式にしました。ラーメンタイマやタッチ式LED調光で使ったHC74を使う方式を考えています。基板の面積が1号機の2倍になったので大丈夫だと思います。

74HCの出力を2SC1815を通して5Vのリレーを駆動し、出力をON/OFFさせるつもりです。パワーオンリセット回路をつけるので、電源スイッチ(Power)をONしたときは、出力スイッチが必ずOFFになっています。電源スイッチをONにしたときに出力スイッチがONになっていると、過渡的に大きな電圧が出力される可能性があるので、それを防ぐためです。

出力のON/OFFは出力端子の+側だけでいいので、リレーの接点回路のうち、一方を出力のON/OFF用に、もう一方の接点でLEDを点灯させることにします。LEDが点灯しても、出力に電圧が出ているという保障にはなりませんが、リレーは動いている(出力はONになっているはず)というサインにはなります。

今日は、懸案になっている「20連オーディオレベルメータ」を作っています。ブレッドボードでは動作確認しましたが、ユニバーサル基板に組んで問題がないか確認してから配線図を添付するつもりです。
34:daruma :

2014/02/23 (Sun) 08:39:54

> シールの部分を剥がすのでしょうか。
底面四隅に、2か所は突起、もう2箇所は薄い黒いゴムシールが貼ってありませんか。そのシールをはがすとビスの頭があります。
35:inara1 :

2014/02/23 (Sun) 09:54:51

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393116892.jpg darumaさんのは2箇所がゴムになっているのですね。こちらのは4箇所とも突起です。
36:daruma :

2014/02/23 (Sun) 10:09:07

それは残念でしたね。私はラッキーでした。
37:inara1 :

2014/02/23 (Sun) 18:34:48

こちらで使っているACアダプタの分解例がないか探してみたら、24V出力を30Vに改造しているサイトがありました。

http://designideas.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/24v-ac-adapter3.html

サメ鋸で開けています。こちらではACアダプタをコンセントに挿しっ放しにしているので、こういう分解方法だと、その後がちょっと怖いのでやめておくことにします。
38:daruma :

2014/02/23 (Sun) 23:05:50

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393164350.jpg ケース内の配置を現物合わせでするために、先にパネルまわりを固めました。

左のスイッチは、DC出力を上のターミナルに繋いだテスター経由にするか直接出すかの切替です。
39:chy_farm :

2014/02/24 (Mon) 00:03:57

inara1さんご案内のページ、見てきました。

今は30Vを使用する機会がないですが、応用の方法として役立ちました。


>「サメ鋸で開けています。こちらではACアダプタをコンセントに挿しっ放しにしているので、こういう分解方法だと、その後がちょっと怖いのでやめておくことにします。」


↑「鋸で開け」たりした場合、コンセントに挿しっ放しだと、どういう事が懸念されるのですか?
40:inara1 :

2014/02/24 (Mon) 06:53:59

鋸で開けた場合、ケースを接着剤で固定することになりますが、コンセントに挿したままにしておくと、接着剤がはがれ、隙間からホコリが入っても気づかない恐れがあります(ネジ止めなら隙間ができる心配はないと思います)。家を空けている時間が長いので、火事になる恐れのある改造は自粛します。
41:daruma :

2014/02/25 (Tue) 20:31:20

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393327881.jpg 回路図と配線図を照らし合わせながら進めているのですが、回路図http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1392430592.jpg
のLM317Tは実体図とすると左のピンと中央のピンは逆ではないでしょうか。中央ピンがOUTで左ピンがADJですよね。配線図ではそうなっているのですが。
回路図のLM317Tは実体図ではなく右IN左OUTを示しているということですか。
配線図のとおりに結線すればよいでしょうか。(寝かせ置きこだわりで少し変えていますが)
もうひとつ、10kΩは元図のとおりここに置いていますが、これは基板を分離したので大基板に置いたほうがいいですか。
42:chy_farm :

2014/02/25 (Tue) 20:57:37

なるほど、そういうことですか。

その点、ちょっと不注意でした。ありがとうございます。
43:inara1 :

2014/02/26 (Wed) 05:23:36

すみません。回路図のほうが間違ってました。NJM317のデータシート(http://semicon.njr.co.jp/jpn/PDF/NJM317_J.pdf)の1ページ目にあるように、向かって左から ADJ、出力、入力の順番が正しいです。元の回路図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393358610.jpg)と、回路図を参照している投稿のリンク先をすべてを修正しました。

10kΩは小基板のほうに置いてください。ダイオードのリード線が本体のかなり近くで曲げられていますが、あまり近くで曲げるとガラスに応力がかかって、気密性が損なわれる恐れがあります。ここ(http://documentation.renesas.com/doc/products/diode/rjj27g0005_diode.pdf)の3~4ページ(PDFファイルの5~6ページ)に書かれているように、本体(ガラス)から1~1.5mm離れた位置で曲げたほうがいいと思います。データシートに書かれているDHDというのは、1N4148のようなガラス封止のパッケージの意味です。
44:daruma :

2014/02/26 (Wed) 09:06:18

> 回路図のほうが間違ってました。
自分の配線を回路図で追っていて、あれと思いました。ピンアサインを調べて、あ、そうかと気が付きました。
早朝から修正までしていただき恐縮です。

> 10kΩは小基板のほうに置いてください。
そうします。そうすると、小基板への出入りは、DC_IN、DC_OUT、GND、それにVR1の行きと戻りで5本ということですね。ちなみに、なぜそうするのがよいか教えていただけますか。150Ωとダイオードは遠くに置いていますが。

> ダイオードのリード線が本体のかなり近くで曲げられていますが、
やはりだめですか。苦肉の策ですが気にはしていたんです。立てて置くことにします。詳しい資料までありがとうございます。興味深く読みました。小さく単純な部品ですが緻密な配慮がされているのですね。電蝕のことまで。アンテナを揚げたとき、古いものだったのでアルミダイキャストと鉄のボルトが電蝕でくっついていて苦労したのを思い出しました。

余談ですが、ノイジーな書き込みが消えましたね。管理人さん、ありがとうございます。
45:inara1 :

2014/02/26 (Wed) 18:06:27

10kΩの抵抗は、電源投入時に過渡的に出力電圧が設定値を大きく超えるのを防ぐためだったと思います(電源を作製したのが昔なので詳細は忘れました)。出力スイッチを別途設けて、電源投入時にいきなり出力が出ないようになっているのなら、10kΩはなくてもいいかもしれません。しかし、別基板にした場合、何らかの原因でVR1の下側の配線が外れたときに、そこが電気的にオープンにならないようにするために、10kΩを小基板側に取り付けてGNDに接続しておくといいかもしれません。10kΩをLM317の近くに置く必要はありませんが、10kΩを介してGNDに接続するために、子基板側に置いたほうが良いと思います。

150Ωの抵抗が離れた位置にあるのは意味があります。LM317の出力電圧は、この150Ωの抵抗とVR1の抵抗の比で決まるので、150Ωの抵抗の上側(電圧を検出する側)を、出力電圧ラインの出口(基板のコネクタ)になるべく近いところに接続すれば、基板内の配線抵抗による電圧降下を抑えることができます(配線図ではそのようになっています)。

したがって、内部抵抗があまり小さくない電流計を入れる場合は、電流計の出口側(出力端子側)に150Ωの上側を接続してください。そうすれば、出力電流が大きいときに、電流計の内部抵抗によって出力電圧が低下するのを防ぐことができます。150Ωの抵抗が子基板にあれば、そのように配線することは容易だと思います。

電圧計は電流計の出口側(出力端子側)に接続してください。そうすると、電流計が表示する電流値には、電圧計に流れる電流が含まれていましますが、高々1mA程度なので、フルスケールが1A程度の電流計なら問題ないと思います。

>ノイジーな書き込みが消えました
朝は消えてましたが懲りずにまた出してますね。この掲示板にそのような投稿をしても、利用者は数人くらいなので、効果はないと思います。実はここは意外にアクセスが多かったりするのでしょうか(毎日数百人が黙って見てるとか)。

この掲示板は、スレッドタイトル一覧が5ページ分しかなく、表示されている最古(最後)のスレッドより古いものは閲覧できなくなるので、新規にスレッドを立てるたびに、最古のスレッドから順に見えなくなってしまいます。最近の書込みで少し心配になったので、先週、表示されているスレッドのうち、自分に関係のあるものを全て保存しておきました。各スレッドに入った後、Internet Explorerの「名前をつけて保存」で、ファイル名をスレッドタイトルとし、ファイル形式を「Webページ、完全」とする方法です(各スレッドごとに保存するので面倒ですが)。こうすれば画像ファイルも保存できます。今回のように、新規の書き込みによって古いのが消えても、1度見えなくなったものは復活しないようなので、古いものは単に表示していないのでなく、削除されているのかもしれません。

自分の古い投稿はその後見ないことが多いので、古いものがアクセスできないことに気付いたのは最近のことです。過去に投稿した画像ファイルは保存していますが、本文のほうは保存していないので、どういうやりとりがあったのか記憶の彼方です。Yahoo知恵袋等で、回答の詳細をここでやっている場合もあります(質問サイトの画像は粗いので、細かい回路図を載せるときはここを利用していました)。古い質問の回答はリンク切れになってしまい、検索でその質問をご覧になっている方には申し訳ないです。
46:inara1 :

2014/02/26 (Wed) 19:00:56

ダイオードのリード線を曲げる位置ですが、普通の回路では問題ないと思います。しかしこの回路では、近くに発熱部品があって、出力電流の大小によって、ダイオードの温度が変化しやすいので、熱応力(温度変化によって部材が膨張・収縮することによる応力)の変化が大きく、なおかつ、変化の回数(繰り返し応力の回数)も多そうなので少し心配しました。

1N4148のリード線は、1/6Wの抵抗のリード線より硬いので、リード線を曲げたときの応力が大きい気がします。こちらでは、リード線の曲げ加工は、部品本体の端部のリード線をピンセットで挟んで、ピンセットの外側(部品から遠いほう)で折り曲げているので、折り曲げ位置は、本体からピンセットの幅(2mmくらい)だけ遠い位置にあり、なおかつ、部品本体には力がかからないようにしています。
47:daruma :

2014/02/26 (Wed) 19:52:04

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393411924.jpg > 何らかの原因でVR1の下側の配線が外れたときに、そこが電気的にオープンにならないようにするために、10kΩを小基板側に取り付けてGNDに接続しておく
わかりました。

>> そうすると、小基板への出入りは、DC_IN、DC_OUT、GND、それにVR1の行きと戻りで5本ということですね。
これはそういうことでよいですよね。


> 150Ωの抵抗の上側(電圧を検出する側)を、出力電圧ラインの出口(基板のコネクタ)になるべく近いところに接続すれば、
繋がっていればいいというわけではないのですね。勉強になりました。

> 内部抵抗があまり小さくない電流計を入れる場合は、電流計の出口側(出力端子側)に150Ωの上側を接続
このあたりがよくわかりません。内部抵抗が小さくないということは、メーター自体が大飯喰いということ、つまり電流計自体が消費する電流が多いということでしょうか。アナログテスターを(測定したいときには)割り込ませるというつもりで、単にパネルの出力ターミナル(+)に行く線をスイッチ経由で電流計ターミナルに迂回させるかどうか切り替えればよいと思っていましたが、もっと考慮が必要ということですか。

> リード線の曲げ加工は、部品本体の端部のリード線をピンセットで挟んで、ピンセットの外側(部品から遠いほう)で折り曲げている
はい、普段そうしています。私はピンセットではなくギザギザの無いラジオペンチのようなもので部品の根元側をつまんで、その外側を折り曲げる(ペンチ先の厚みだけ離れたところで曲げる)か、それ相当離れた位置をつまんで曲げるかしています。今回の直近曲げも部品本体に力がかからないように気をつけましたが、「熱応力」の件なるほどと思いました。付け直します。

> 表示されている最古(最後)のスレッドより古いものは閲覧できなくなる
以前の入出力セレクタのスレが見られなくなっていて、そのことを思い知らされました。このごろは、回路図と基板表裏図だけは保存して置くようにしています。

> ファイル形式を「Webページ、完全」
したことありませんでした。こんどやってみます。
48:inara1 :

2014/02/27 (Thu) 06:07:40

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393448860.jpg >行きと戻りで5本
そうです。添付図のようになります。

電流計の内部抵抗が大きいと、大きな電流を取り出したときに、電流計の入口と出口の電圧差が大きくなります。LM317が設定とおりの電圧を出していても、内部抵抗が大きいと、電流計を入れることで電圧が落ちてしまうことになります。それを防ぐために、添付図のように、150Ωの抵抗を、電流計の出口側(-)に接続します。そうすると、電流計の出口側の電圧が設定値になるようにLM317が働くので、電流計の出口側出力電圧は、電流計の内部抵抗の影響を受けません。

手元にある1Aフルスケールのアナログ電流計の内部抵抗を測定してみたら0.05Ωでした。したがって出力電流が1A流れたときに、電流計で0.05Vの電圧ロスが発生します。電源外部に接続したケーブルが細く、1mくらい引き伸ばしたときの配線抵抗は0.1Ωくらいになるので、0.05Ω程度だったらあまり気にすることはないですが、減らせるものは減らしたほうがいいと思います。
49:chy_farm :

2014/02/27 (Thu) 21:57:33

inara1さん

>「電源外部に接続したケーブルが細く、1mくらい引き伸ばしたときの配線抵抗は0.1Ωくらいになるので、0.05Ω程度だったらあまり気にすることはないですが、減らせるものは減らしたほうがいい」

↑この関連で教えて下さい。

この前アドバイスをお願いした下記の電源の使用時のことです。

kikusui PMC35-2A/CVCC電源
取扱い説明書(http://www.kikusui.co.jp/kiku_manuals/P/PMC_A_VE4_J1.PDF

Agilent E3634A(0-25V)7A/(0-50V)4A/CVCC電源
取扱い説明書(http://cp.literature.agilent.com/litweb/pdf/E3634-90001.pdf


「電源外部に接続したケーブルが細く、1mくらい引き伸ばしたときの配線抵抗は0.1Ωくらいになる」
↑まさにこの通りで、そういうときにリモートセンシングの「S端子」を使って調整を掛けたいのですが、適当なシールド・ツイストペアケーブルが秋月にありません。
(参照→「電源製品について 知っておきたい 10のヒント - Agilent」の2ページ目)
http://cp.literature.agilent.com/litweb/pdf/5965-8239J.pdf


探したらこんなのがあったのですが、これはどうでしょうか?
阪神電線
可動信号用ケーブル 30V UL・CSA規格 シールド付
http://www.monotaro.com/p/4034/2267/

それとも、もっと的確なのがあったら教えてくださいませ!
お願いします。
50:daruma :

2014/02/28 (Fri) 10:06:09

> ファイル形式を「Webページ、完全」
やりました。今日の時点で、『ハイエンド版ラーメンタイマ実作編(2)』まで遡ることができました。惜しむらくは、記念すべき第一作『オーディオセレクタ』、『フリスクシリーズ』、便乗で作った『2chを交互に切り替えるセレクタ』が残せなかったことです。
51:inara1 :

2014/02/28 (Fri) 18:32:41

スレッドの保存ができましたか。保存したファイルの「○○.htm」をクリックすると、Internet Explorerが起動して同じ画面が再現します。

しかし、保存されている画像は小さいサイズのものだけで、そのスレッドがすでに一覧から消えている場合は、画像をクリックしても拡大表示されません。画像をクリックして拡大表示されたときの大きな画像を保存するには、そのスレッドが生きているうちに、拡大画像を「ファイル」→「名前をつけて保存」で、画像ごとに保存してください(面倒です)。他に方法があるのかもしれませんが、 ファイル形式を「Webページ、完全」としても、それだけでは大きな画像までは保存されないようです。

このスレッドとあまり関係のない話をしているうちに、投稿数が50を超えてしまいました。ここで新規スレッドを作ると、最古のスレッドが1つ消えてしまうので、このまま続けましょうか。1つのスレッドでいくつまで投稿できるのか分かりませんが。
52:inara1 :

2014/02/28 (Fri) 19:05:15

chy_farmさん
SENS端子の使い方は「電源製品について 知っておきたい 10のヒント」に書かれている通りです。中級以上のDC電源の出力端子は4端子(フレームGNDを含めると5端子)になっていますが、ケーブルの抵抗による電圧降下を抑えたいときは、2つのSENS端子(+Sと-S)をそのように接続します。そうすれば、負荷に近いところでの電圧が設定値になるように動作するので、ケーブル抵抗の影響を抑えられます。この掲示板の自作電源の150Ωの抵抗の一方が+S端子に相当します。-S端子は回路図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393448860.jpg)のR5(100kΩ)の下側になります。

ケーブルの種類(AWG番号)とケーブル抵抗の関係はここ(http://www.junkosha.co.jp/technical/tec1.html)の「表1-1-1 AWGサイズ導体寸法表」を見ると分かります。こちらで標準的に使っている「やや太めの配線」は、AWG26というもので、芯線は7本の拠り線になっているので、7/36(AWG36の単線が7本という意味)に該当します。そのケーブルの抵抗は、長さ1kmあたり141Ωなので、長さ1mだと0.141Ωになります。1mの長さのこのケーブルを2本使って配線すると、2本で0.282Ωとなるので、ケーブルの先に負荷をつないで、負荷に1Aの電流を流すと、負荷にかかる電圧は、電源の出力電圧より0.282V下がってしまいます。これは意外に大きな電圧ですが、1Aクラスの比較的大きな電流を流すような回路では、電源電圧を厳密に10.000Vなどとする必要はないので、0.282Vくらい下がっても普通は問題ありません(chy_farmさんは気にされると思いますが)。

2つのSENS端子(+Sと-S)がつながる先はインピーダンスが低い(電圧源の出力なので)のでシールド線にする必要は特にありませんが、単線だとケーブルだらけになってしまうので、2芯のシールド線を使って、2つのSENS端子を1本のケーブルにまとめるとすっきりすると思います。2芯のシールド線を使った場合、被覆線(網線)は、電源のフレームGND(+と-の出力端子の間にあるGNDと書かれた端子)に接続してください。被覆線が電気的に浮いていると(どこにもつながないと)、シールド効果がありません。

2芯のシールド線は、秋葉原ならマルツにあります。
http://www.marutsu.co.jp/ichiran/?SHO=100801
千石にもありますが、100m巻きが多いので高価です。SENS端子には非常に小さな電流しか流れないので、細い芯線のシールド線で構いません。
53:daruma :

2014/02/28 (Fri) 19:11:40

そのスレッドが生きているうちに、拡大画像を「ファイル」→「名前をつけて保存」で、画像ごとに保存
これまでそれでやってました。

> ここで新規スレッドを作ると、最古のスレッドが1つ消えてしまうので
そうですね。スレッド節約でいきましょうか。80くらいまではいけてたようですし。

まもなく大基板のほうも完成します。
54:inara1 :

2014/02/28 (Fri) 19:29:41

上の補足ですが、ケーブルの種類によって許容電流というのがあります。拠り線導体の被覆線(ビニール線)の場合、ここ(http://www.junkosha.co.jp/technical/tec5.html)の図1-2-6を見れば、ケーブルに流す電流に対する温度上昇の関係が分かります。

上のAWG26のケーブルの場合、2A流すとケーブル温度が8℃上昇します。そのページの表1-2-1のように、絶縁被覆の材料によって、最大使用温度が違いますが、50℃を超えるような電流を流すと、ケーブルが熱くなっている状態なので、そのような電流を流さないようにする必要があります。

ケーブルが熱くなるような電流を流せば、当然、ケーブル抵抗による電圧降下も相当大きくなりますが、2つのSENS端子を使えば、ケーブル抵抗による電圧降下を抑えることができます。しかし、ケーブルが熱くなって、絶縁被覆が溶けてしまうような状況は危険なので、2つのSENS端子を使った場合でも、ケーブルの温度上昇を考慮して、適切な太さ(AWG番号)のケーブルを使う必要があります。
55:inara1 :

2014/02/28 (Fri) 19:36:16

darumaさん
ではこのスレッドはこのまま継続とします。

大基板を作る前に、小基板だけでも動作確認できます。子基板用に書き直した回路図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393448860.jpg)のADJ2をGNDに接続すれば、出力電圧の下限が1.25Vの可変電源になります。まずは、それで動作することを確認してみてはいかがでしょうか。
56:chy_farm :

2014/02/28 (Fri) 20:41:47

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393588852.gif inara1さん

いつもながら具体的で詳細なアドバイス、ありがとうございます。


>「この掲示板の自作電源の150Ωの抵抗の一方が+S端子に相当します。」
>「-S端子は回路図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393448860.jpg)のR5(100kΩ)の下側になります。」

↑それも伺おうとしていたところです。ありがとうございます。

inara1さんの回路図に書き込んでみました。これで良いですか?


>「2芯のシールド線は、秋葉原ならマルツにあります。
http://www.marutsu.co.jp/ichiran/?SHO=100801
千石にもありますが、100m巻きが多いので高価です。SENS端子には非常に小さな電流しか流れないので、細い芯線のシールド線で構いません。」

↑さっそくこれから見てみます。
57:daruma :

2014/02/28 (Fri) 21:15:16

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393595517.jpg そうですね。やってみました。
10kΩの先をGNDに落とす、そこはVRに行って帰ってきたところでもありますよね。
多回転VRは両端のピンをブリッジしてそこと真ん中ピンとに繋げばよいのですよね。

1V弱からVRを回して1V強しか出ません。

白いクリップは10kΩの先をGNDに落としています。
58:inara1 :

2014/03/01 (Sat) 06:23:34

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393622615.jpg すみません。子基板だけで動作させるときは、添付図のように、150Ωの抵抗をつけてください。

>多回転VRは両端のピンをブリッジしてそこと真ん中ピンとに繋げばよい
はい。可変抵抗の配線も書いておきました。可変抵抗を子基板につなぐ前に、念のために、可変抵抗から出ている2本のリード線間の抵抗が変化することも確認しておいてください(右に回すと抵抗が増える)。

最大電圧を調整するVR3は、なければつながなくてもいいです。VR3をつながないと最大電圧を調整できない(最大電圧が22.5Vくらいになる)だけです。

大きな容量の電解コンデンサも、動作確認時はなくてもいいです。

回路図のような配線でVR1を回したとき、出力電圧が1.25Vから最大電圧まで変わればOKです。
59:daruma :

2014/03/01 (Sat) 07:40:04

150ΩをDC_OUTとADJ1の間に入れました。結果、24Vがそのまま出ます。VRを回しても不可変です。

時間切れです。これから出かけて昼頃もどります。
60:inara1 :

2014/03/01 (Sat) 07:48:15

子基板のADJ2端子をGNDに接続していますか。
61:daruma :

2014/03/01 (Sat) 08:57:51

あ、クリップ忘れてました。出先です。帰ったらします。
ところで、アース以外は部品の足で引く程度でいいでしょうか。早起きして、別基板で銅箔テープでパタンを作ってみましたが。
IN/OUTは少し太めの撚り線を使います。
62:inara1 :

2014/03/01 (Sat) 10:43:21

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393638201.jpg >アース以外は部品の足で引く程度
基板間の接続は添付図のようにするといいです。太く描いた配線は大きな電流が流れる部分です。大基板内部では大電流が流れる経路をなるべく作らないようにしています。GNDラインは1000μFの近くで「1点アース」に近くなるようにしています。150Ωの抵抗の一端は、電流計の出口に接続しているので、電流計の内部抵抗による電圧降下はありません。

大基板内部のレイアウトはおまかせします。
63:daruma :

2014/03/01 (Sat) 14:02:10

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393656014.jpg Bingoでした。見てたんですか?
1.25V~23Vあたりまで調整できます。これで先へ進めます。

ところで、上の図で1000μF近くのダイオードは回路図にはありませんが追加ですか。
220μFは、図では-が下へ出て銅箔へ伸びていますが、私は-が直接銅箔へ、+-が上下ではなく左右になる向きにつけましたが、かまいませんよね。そうしないほうがよければ直します。

朝書いた早起きして作った基盤というのはこれです。混迷して二つ目をつくるならこれでと思ったのですが、解決したので当初ので続けます。ランド間接続は細い足だけでなくハンダを盛るようにしたほうがいいですか?

基板間の接続は、私が考えていたのも同じでした。
64:inara1 :

2014/03/01 (Sat) 14:50:16

元の回路図では1000μF近くにダイオードはありません。220μF近くにはあります。220μF近くのダイオードD3は、電源投入直後に、DC OUTに一瞬負電圧(-1.25V)が発生するため、電解コンデンサを保護する目的のものです。

220μFの-側は、リード線を通さずに直接銅箔につないでも構いませんが、銅箔は基板と接着剤でくっついているだけなので機械的強度があまりありません。220μFを手で横に揺らしたときに、銅箔がグラグラしなければそれでもいいです。220μFの-側のリード線を一旦、基板のランドにハンダ付けすればしっかり固定されます。

ランド間の接続は部品のリード線で充分です。上で紹介したAWG26のビニール線の導体の直径は0.5mmくらいと、部品のリード線と同じくらいです。抵抗は1mあたり0.14Ωなので基板内のような短い距離の配線では問題ないです。10Aを超える電流だともっと太い配線にする必要があるかもしれませんが。

配線よりも問題となるかもしれないのが、コネクタです。darumaさんの子基板の写真(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393595517.jpg)は、ピンヘッダに直接ハンダ付けしてありますが、いい加減なコネクタを使うよりも、そのほうがいいです。いい加減なコネクタというのは、挿した状態でもグラグラしたり、引っ張るとすぐに抜けてしまうようなものです。そういうものを使うと接触抵抗が大きかったり、発熱したりする恐れがあります。もしコネクタを使う場合は、接触抵抗が充分低く、簡単に抜き差しできないようなものを使ってください。コネクタについては詳しくないのでこれ以上アドバイスできませんが。

大基板内の回路GNDは、大基板内の銅箔につなぐようにしてください。
65:daruma :

2014/03/01 (Sat) 16:55:36

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393660536.jpg さっきの書き込みで、「これ」と写真を付け忘れたので追加しました。銅箔パタン版の小基板ですが、リード線で充分ということなのでこれはお蔵入りとします。

> 銅箔は基板と接着剤でくっついているだけなので
なるほど、あさはかでした。銅箔テープを使うのは初めてで、経験知がまったくありませんでした。

> ピンヘッダに直接ハンダ付けしてありますが
そこが悩みどころなのです。ピンヘッダとソケットではいかにも心もとなく、『ハイエンド版・・』ですっぽ抜けない鍔つきピンを使ってみたので、それをハンダ付けの足場として使うことにしました。
先日来お尋ねしようと思っていたのですが、inara1さんは白い枠の付いた頑丈そうなコネクタをお使いですね。あれが無いのです、似たもので2.5mmピッチだったりワイヤー側が圧着するようになっていたりのものは見かけたのですが。今回電源入出力には少しタフなものをと思って、先ほど出た帰りにこんな端子台を買ってきました。小基板にはスペースをとっていなかったので直つけ、大基板側はこれで組み付け時に付け外しできるようにしました。

で、VR1取り付け部ですが、inara1さんの図を見て、「小基板からとVRへと2クチずつ要る」ことに気づいたおろかな私です。修正にとりかかったのですがおおごとになりそうで、結局、素人だから許される(許されない?)2本の線をひとつの端子部に突っ込む手法でしのぐことにしました。
66:inara1 :

2014/03/01 (Sat) 18:32:22

>銅箔パタン版の小基板ですが、リード線で充分ということなのでこれはお蔵入り
あの銅箔パターンだらけのは良くないです。銅箔の接着剤も経時変化で接着力が弱くなって、銅箔の四隅が浮いてくることがあるので、四隅を基板のランドにハンダ付けして、めくれないようにしておいたほうがいいのですが、あれだとランドが隠れてしまい、ハンダ付けできません。子基板のほうは、1号機のように、GNDラインだけ銅箔にすればいいです。

こちらで使っていた白いコネクタは、調べてみると、XHコネクタというものらしいです。マルツで買ったものではないですが(購入先は忘れました)、マルツにもあります。ピンが2本ならXH-2という型番です。
http://www.marutsu.co.jp/ichiran/?SHO=040502
コネクタの基板側(ハウジング)がピンになっていて、ケーブル側はメスになります。オスのほうのピンの向きは、基板面に垂直のものと平行のものがあります。データシート(https://www.marutsu.co.jp/data/JST_XH.pdf)を見ると、定格電流は3Aとあるので、1A流れる部分には使えるようです。これ用の工具があるのかもしれませんが、こちらではケーブルとコンタクト(メス)の接続はハンダ付けです。このコネクタは、1度挿すと、釣り針の返しのようなストッパがひっかかって抜けないようになっています(ストッパをラジオペンチなどではさめば抜けますが)。10個で230円くらいなので、50個くらい常備しておいてもいいのではないでしょうか。

端子台(ターミナルブロック)はかなり大電流を流せるようです。仕様書(http://akizukidenshi.com/download/ds/alphaplus/TB111-2-x-x-x-x.pdf)を見ると、最大15Aだそうです。ただし、仕様書に書いてあるように、適合するケーブルサイズがAWG14~AWG22と、かなり太いケーブル用のようです。導体が拠り線のケーブルだと、ネジを締めたときに、拠り線がつぶれて、締めすぎると切れてしまいそうなので、ケーブルの先端をハンダ付けして硬くしておく必要がありますね。

可変抵抗に流れる電流は10mAくらいなので、端子台に2本突っ込んでも構いません(見た目を気にしなければ)。大電流が流れる部分(基板接続図の太い線で描いた部分)は、2本突っ込まないほうがいいと思います。
67:daruma :

2014/03/01 (Sat) 20:28:32

実は毎週土曜日、クラブ局といってもおじさん数人の所帯ですが、19時から1時間「オンエアミーティング」をやっています。いま終わったところです。

> あの銅箔パターンだらけのは良くないです。
あ、そうなんですか。銅箔面は広いに越したことないんだろな、ランド周りもハンダ付け面積確保でぎりぎりとったほうがいいんだろなと思って夜明け前から作ってました。
当初のがちゃんと動いたので、ひと安心です。

> XHコネクタというものらしいです。
情報ありがとうございます。このところ秋月発注が続いてマルツはごぶさたですが、買い物のついでがあるときに確保しておきます。

> 仕様書を見ると、
そこにあるのは2穴ピッチのもののようですね。それだといかにも大電流用でAC向きのようですが、今回調達したのは1穴ピッチのもので、ケーブル挿入部も小さいです。

大基板、一応できました。晩酌しながらオンエアミーティングしていたので、続きは明朝よりです。形にするのに一目散走りたい気持ちをおさえて、裸の基板に小基板を繋いで出力チェックする工程に進もうと思います。
68:chy_farm :

2014/03/01 (Sat) 20:38:16

>「、XHコネクタというものらしいです。マルツで買ったものではないですが(購入先は忘れました)、マルツにもあります。ピンが2本ならXH-2という型番です。
http://www.marutsu.co.jp/ichiran/?SHO=040502

↑これは良いことを教えていただきました。

>「端子台(ターミナルブロック)」のURLにアクセスしようとすると、アクセス不能になってしまいPCがフリーズしてしまいます。

この「端子台(ターミナルブロック)」を検索したいのですが、検索語は何が良いですか?
69:inara1 :

2014/03/02 (Sun) 05:10:08

ターミナルブロックはこれです。
http://akizukidenshi.com/catalog/c/ctblock/
秋月電子にあります。
70:daruma :

2014/03/02 (Sun) 11:16:40

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393726600.jpg DC_OUTの端子台まわりを直していて、まだ火入れテストしていません。取り付け部のランドが取れてしまって端子台を移設しました。
銅箔テープは当初の配線図どおりにコの字形に貼りました。幅広テープを使ったので継ぎ目はありません。
下列のテープが1000μFまわりと220μF周りを繋いでいて、
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393638201.jpg
の図にあるとおり被覆線でGNDを繋ぎました。
> GNDラインは1000μFの近くで「1点アース」に近くなるようにしています。
と書かれているのがこのことを指すのかと思いますが、その意味・効果について教えていただけますか。テープと被覆線と重複しているのでどちらかだけではいけないのでしょうか。

今作は、単に「繋がっている」で済まない「近い遠い」などが出てきて、勉強になります。
71:inara1 :

2014/03/02 (Sun) 13:41:16

1点アースはこのサイトを参考にしてください。
http://www.miyazaki-gijutsu.com/series2/noise092.html
「9.(3-B) 1点アース」のところです。図.16の(a)が1点アースでない回路、(b)が1点アースとした回路です。

(a)の回路では、「ノイズ発生部」の出力のA点に電圧が発生すると、A→B→Dという経路で電流が流れます。B-D間は回路図上は同じGNDですが、この部分の配線抵抗が大きいと、その電流がB-D間を流れたときに、V=I*Rという電圧が発生します(Iは電流、Rは配線抵抗)。R=0.1Ωのとき、I=10mAならV=1mVとわずかですが、I=1AのときはV=0.1Vという電圧になります。B-D間にこの電圧が発生すると、その回路の「被試験回路」と書かれた回路が影響を受けます。

「被試験回路」の電圧の基準は、オペアンプの非反転入力(+)ですが、これがB点に接続されていると、上述の配線抵抗による電圧変動で、基準電圧が一緒に変動してしまいます。つまり、「ノイズ発生部」の出力電圧によって、「被試験回路」の出力が変動します。

一方、(b)の回路はBを通らずにA→Dという経路でしか電流が流れないので、B点の電圧は、「ノイズ発生部」の出力電圧の影響を受けません。

前に紹介した基板接続図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393638201.jpg)の大基板のところで、出力(-)の接続先が、220μFの-側でなく、1000μFの-側になっているのは、その間の銅箔が「共通インピーダンス」となるのを避けるためです。

大基板ではこの銅箔部分が電圧基準点(GND)がになりますが、出力(-)の接続先を220μFの-側にすると、銅箔に大きな電流が流れることになるので、GND電圧が変動してしまいます。GND電圧が変動すると、そこを基準として作っている-2.5Vが変動します。-2.5Vが変動すると、電源の出力電圧が変動します。

しかし、出力(-)の接続先を1000μFの-側にすると、銅箔に大きな電流が流れないので、基準電圧が変動しにくくなります。

出力電流によって出力電圧が変動するというのは、電源につないだケーブルが長い場合も起きますが、この場合の変動は、配線レイアウトが良くないために起こるものです。
72:daruma :

2014/03/02 (Sun) 14:04:54

ありがとうございます。インピーダンスというのはアンテナの給電とかオーディオだとか交流の世界のことだと思っていました。

まだこまごま残っていたことがあって、まもなくテストです。
73:daruma :

2014/03/02 (Sun) 14:25:49

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393737949.jpg 実験できました。出力にアナログテスターを当てて見ていますが、最小にしぼったとき0になりません。0.3Vくらい振れています。上げていくとぐんぐん上がります。半固定(地元ショップで10kΩが買えたので2.2kΩは入れていません)で最高値の調整もききます。ただ、VR2を回しても変化しません。
74:daruma :

2014/03/02 (Sun) 14:41:58

> 0になりません。0.3Vくらい振れています。
銅箔の微細な切りくずでブリッジしているところがあって、それを取り除いたら直りました。
75:inara1 :

2014/03/02 (Sun) 17:23:07

直りましたか。
出力にLEDモジュールをつないでVR1を変えると明るさが変わるはずです(12Vを超える電圧にしてはいけません!)。LEDモジュールくらいの電流(200mAくらい)なら、LM317にヒートシンクをつけなくてもあまり熱くならないと思います。
76:daruma :

2014/03/02 (Sun) 18:32:51

0Vになるようにはなったのですが、VR2で微調整がうごきません。これはデジタル電圧計だとわかる程度の変化で、テスター(50Vレンジ)では針が動かない程度なのでしょうか。

形にするのが楽しみで、先ほどから組み付けにかかっています。
77:inara1 :

2014/03/02 (Sun) 19:05:46

VR2で調整できるのは±0.1V程度の範囲です。50Vフルスケールのアナログメータだと針の動きが見えないかもしれません。VR1でおおまかな電圧調整をして、デジタルテスタをつないでからVR2を調整してみてください。
78:daruma :

2014/03/02 (Sun) 19:18:22

わかりました。作業の区切りがついたらやってみます。
今日は起きてから今までずっと工作三昧で充実した一日でした。これから晩酌&晩飯とします、そのあと元気が残っていたら続きをしようと思います。
79:chy_farm :

2014/03/03 (Mon) 00:16:24

inara1さん

ノイズのページ、ありがとうございます。前にも読みましたが、あらためて今回inara1さんの説明と合わせると、前より深く分かります。

お世話になった高速立ち上げパルスの時は、低周波でなくて高周波だったから「多点アース」で良かったのですね。
どのくらいの周波数から、一点、多点を選択したらよいのですか?


あと、ちょっとなところがあります。
お世話になった心電計・筋電計の回路で当てはめるとどうしたらよいのか?という具体策です。


もう少し考えてから質問しても良いですか?
心電計のスレッドは既に消えてしまっているので、質問は別なスレッドを立ててからそちらが良いですか?
それともここで?
80:inara1 :

2014/03/03 (Mon) 18:11:20

高周波の場合はベタアースが基本ですね。低周波だと、配線の抵抗成分だけ考慮すればいいのですが、高周波では、「抵抗+インダクタンス」で考える必要があります。線状の配線だとインダクタンス成分を低くできないので、線状の配線を1点に集めても、1点アースになりません。そのため、高周波では、問題となる配線が線状にならないように、ベタパターンとしています。ベタパターンでもインダクタンス成分はありますが、線状のパターンよりは低くできるのでベタパターンが使われているのだと思います。

心電計・筋電計は(超)低周波なので、1点アースの考えでいいと思います。ただし、低周波とはいえ、微小電圧を扱うので、静電誘導や電磁誘導によるノイズなど、注意すべき点が多いと思います。

心電計のスレッドは新規に立ててください。

今日また懲りないスレッドができているので、古いものがどんどんなくなっていきますね。

81:chy_farm :

2014/03/03 (Mon) 21:52:48

↓ありがたいご教示を頂きました。

高周波では;

>「線状の配線だとインダクタンス成分を低くできない」

>「線状の配線を1点に集めても、1点アースにな」らない。

>「そのため、高周波では、問題となる配線が線状にならないように、ベタパターンと」する。

>「ベタパターンでもインダクタンス成分はあ」るが、「線状のパターンよりは低くできるのでベタパターンが使われている」。



>「心電計・筋電計は(超)低周波」

>「なので、1点アースの考えでいい」

>「微小電圧を扱うので、静電誘導や電磁誘導によるノイズなど、注意すべき点が多い」。

inara1さんには本当にお世話になります。ありがとうございます。


>「心電計のスレッドは新規に立ててください。」

↑了解しました。



汚いスレッド、まったく毎日ですね。以前はこんなんでなかったのに、、、
82:inara1 :

2014/03/04 (Tue) 05:50:17

「線状の配線だとインダクタンス成分を低くできない」というのは正確な言い方ではありません。

高周波の伝送に使う同軸ケーブルは線状の配線ですが、インダクタンスが問題となることはありません。同軸ケーブルはここ(http://www.measure.jp/R/product/TestSystem/20080815Line/index.html)の「同軸線路」にあるように、信号線路である線状導体が絶縁体(誘電体)をはさんで、円筒状導体(GND)で囲まれた構造になっています。この構造では、線状導体と円筒状導体間がコンデンサとなり、線状導体のインダクタンスと組み合わさって、全体として分布定数回路ができるので、インダクタンス成分をなくすことができます。

同軸線路をつぶして、平板構造にしたのが次のストリップラインです。さらに、その上側の導体をなくしたのがマイクロストリップ線路です。コプレーナ線路は、信号線路とGNDを同一平面上に配置したものです。

高周波回路では、GNDだけでなく、信号線路のインダクタンス成分が悪影響を与ええないようにするために、このような線路が使われることがあります。

ここまで来ると、ユニバーサル基板に銅箔をペタペタ貼ったような配線では実現できないので、きちんと寸法設計してプリント基板で作る必要があります。
83:chy_farm :

2014/03/04 (Tue) 10:13:18

ご案内いただいたページでさらに良くわかりました。


>「コプレーナ線路」

↑というのは、同一(co)平面(plane)上(ar)に介装する電送線路、ということですね。3本線の真ん中のが電送線で、その両側がcommonに接続されてシールドになるのですね。

そうすると
真ん中の電送線と両側の線との間隔と、
substrate(基板)の材質
がともに誘電率にかかわりますね。
84:daruma :

2014/03/08 (Sat) 09:17:08

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394237828.jpg できあがりました。
ワイヤーの始末は整然とは言えませんが。
ACアダプターの中身は、基板の2隅にビスがあったのでちょうどよくケース底面に取り付けることができました。
85:daruma :

2014/03/08 (Sat) 09:34:13

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394238853.jpg 出力ON/OFFと外部電流計経由のON/OFFは2回路スイッチの片側を使ってLEDを点灯させています。この2灯は場所が狭いのとPowerのLEDと位置づけが対等ではないので、パネル裏から穴だけ見せるようにしました。その工作は上の写真に見えます。
レタリングは、晩酌後にやったので曲がってしまいました。
「電流計」って英語でなんというのだろうと調べたら、"Imeter"というのが業界用語でなく一般の語としてありました。「電圧計」は"Voltmeter"だと。それでこのようにしたのですが、再度調べたら"Ammeter"だと。失敗しました。
主調整ツマミは多回転なので指標のないものにしたかったのですが無くて、爪楊枝で黒を入れました。

それより失敗は、出力ターミナルがメーターの出っ張りで奥まってしまったことです。なにかゲタを履かせる工夫をしようかと思います。バナナチップで接続することでもよいのですが・・・。
86:inara1 :

2014/03/08 (Sat) 12:09:15

すばらしい出来ばえですね。
電源の下の敷物は汚れ隠しでしょうか。

レタリングは全然問題ないと思います。IMETERスイッチをONにすると、電流が外付けの電流計のほうにバイパスするようになるのですね。

>出力ターミナルが奥まってしまった
そこまで考えてなかったです。マルツのページを見てみると、バナナプラグタイプの延長ターミナルのようなものがあるようです(延長先でもネジ止めできる)。
http://www.marutsu.co.jp/shohin_72064/

市販のDC電源の出力端子もそうなっていますが、この種の変換プラグは+と-の距離が18.66mmに規格化されているようなので、その間隔になっていないとこのアダプタは使えませんが。

電流計はAmmeter(アンメータ)という略語を聞いたことがあります。自家用だったらそれでもいいと思います。
87:daruma :

2014/03/08 (Sat) 15:05:59

問題が生じました。
通電後30秒ほどたつと、点灯しているLEDが1秒ごとより少し速いくらいのピッチで点滅しそれといっしょに電圧も1V程度跳ね上がります。消灯時に増です。
この現象は、出力ON電流計経由ONそれにPowerと3個すべてのLEDが点灯している状態では起きません。出力OFFや電流計経由OFFで点灯しているLEDが2個のとき起きます。また、回路的にはすべてONでもLEDを抜いて2個のみにした場合も起きます。1個のみ点灯のときには起きません。
回路のON/OFFに関係なく2個点灯時にのみおきるように見えます。

LEDの電源は、78L05の出力を両ICに供給しているところから引いて75Ωを入れています。LEDのスペックがわからないので、75Ωは見た目の加減で決めました。

電流計経由のスイッチは、317から来たDC出力をスイッチに入れ、電流計ターミナルに向けるか電圧計に向かわせるかを切り替えています。電圧計のあと出力ON/OFFのスイッチを通って出力ターミナルへ行っています。

LEDの消費電流で-1.25Vを作るのに影響しているのでしょうか。それにしては、3個全点灯のとき起きないのが不思議です。

電流計やスイッチのあたりの引き回し方がよろしくないでしょうか。経路を追うと間違いは無いと思うのですが、合理的でないとかトラブルを生む形になっているとかが考え得るでしょうか。
88:inara1 :

2014/03/08 (Sat) 17:06:53

LEDの電源を78L05から取っているのが原因ですね。

3個のLEDの電源を24V(電源スイッチの後側)から取り、間に2.2kΩの電流制限抵抗を入れて点灯させれば、そういう現象は起きないはずです。2.2kΩの抵抗を入れた場合、LED電流は10mAくらいになりますが、抵抗値で明るさを調整してください。また、24V→2.2kΩ→LEDという構成にすると、抵抗の発熱量が0.2Wくらいとやや大きくなるので、定格電力が1/2Wか1/4Wの抵抗を使ってください(1/6Wだと定格オーバになる)。抵抗の代わりに定電流ダイオード(CRD)を使ってもいいです。

LEDを3個点灯させると、以下の状態が繰り返されているのだと思います。
78L05の温度が上昇→保護回路が働いて78L05の出力電圧が下がる→LEDが消灯→しばらくすると78L05の温度が下がって出力が5Vに戻る

78L05の出力が下がると、大基板で作っている-1.25Vの電圧が0V付近まで上昇するので、電源の出力電圧が1Vくらい上がってしまいます。78L05の出力が5Vに戻ると設定通りの電圧に戻ります。

この回路では78L05の入出力電圧差が24V-5V=19Vと大きいので発熱が大きくなりやすいです。78L05の出力電流が30mAのとき、発熱量は(24V-5V)*0.03A=0.57Wと、かなり大きくなります。78L05の熱抵抗は200℃/Wくらいなので、周囲温度が20℃のとき、78L05の内部温度は
20℃+0.57(W)*200(℃/W)=134℃
になります。78L05は内部温度が150℃を超えると保護回路が働きますが、LEDを3個点灯させたときは、LED電流に加えて、他のICの消費電流も加わるので、78L05の内部温度が150℃を超えてしまったのでしょう。

78L05を選んだのは、出力につなぐ負荷がオペアンプ(LM358)と電圧コンバータ(LTC1144)くらいで、数mA程度の電流しか消費しないからでしたが、darumaさんの無謀な改造で、発熱が大きくなってしまったのでしょう。

78L05の代わりに、温度上昇の少ない(熱抵抗の小さい)7805

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06312/

というのを使えばLED点滅は起こらないはずです。ただし7805はピン配置が78L05と違う(向かって左から入力・GND・出力)となっているので、交換するときは注意が必要です。左右のピンが逆なだけなので、逆向きに挿せばいいです。
89:daruma :

2014/03/08 (Sat) 17:30:00

> LEDの電源を78L05から取っているのが原因ですね。
やはりそうですか。
24Vラインから別にもうひとつ78L05をLED用として置こうかと考えたのですが、それもあやういですね。
24VでLEDを点灯させるのは抵抗に消費させるぶんが多いので避けたのでした。CRDですか。その場合も発熱は同様ですか?
7805に置き換える(向きを逆にして)のがスマートでしょうか。放熱の手立てをするほどではないですよね。
inara1さんのお勧めは24Vに1/4Wの抵抗ですか。

> darumaさんの無謀な改造で、
たいへんなことをしてしまいました。
90:inara1 :

2014/03/08 (Sat) 18:11:29

>24Vラインから別にもうひとつ78L05をLED用として
1個のLED電流が10mAだとそれでもギリギリです。12V用の三端子レギュレータが別途あれば、24V→12V→5Vというふうに、2段階で電圧を落とせば、発熱が2つの三端子レギュレータに分散されるので大丈夫です。

CRDがこれ(http://akizukidenshi.com/download/E-103.pdf)だと、定格電力は300mWなので、CRDの電流(LED電流)が10mAの場合、20V*10mA=200mWなので大丈夫です。CRDの電流が15mAの場合は300mWとなるのでダメです。高輝度LEDなら1mAくらいでも充分明るいと思います(3個で3mAなら今のままで問題ない)が、パネル取り付け用のLEDは暗いものがあるので10mAくらい流さないと明るくないかもしれません。

1/4Wの抵抗がない場合、1/6Wの抵抗を2本直列にすれば、全体で1/3W(>1/4W)の抵抗になります。3本直列なら1/2Wの抵抗になります。1kΩ・1/6Wの抵抗を2本直列にしてもいいです。

>7805に置き換える(向きを逆にして)のがスマート
「24V→抵抗(CRD)→LED」という構成のほうがいいです。7805を使った場合でも、LEDの点灯数によって、7805の温度が変わるので、その出力を使っている他の回路にとってはあまり良いことではないからです。7805を使った場合は放熱器はつけなくてもいいです。

>たいへんなこと
三端子レギュレータに保護回路が入っていて良かったですね。ケースに入れてしまうと、部品が熱くなっていても気づかないことが多いのですが、78L05周辺の基板がこげ茶色になってませんか?
91:daruma :

2014/03/08 (Sat) 18:14:39

それにしても、3個点灯のとき起きないで2個点灯の場合に起きるのが不思議です。
92:daruma :

2014/03/08 (Sat) 18:23:14

あ、上と入れ違いにお答えありがとうございます。
> 「24V→抵抗(CRD)→LED」という構成のほうがいいです。
はい、それで行きます。

> 7805を使った場合でも・・・他の回路にとってはあまり良いことではないからです。
なるほど、よくわかりました。
93:inara1 :

2014/03/08 (Sat) 18:29:25

2個のときは78L05の内部温度が150℃未満で、3個のときに150℃を超えたのでしょうね。気温が上がると2個でも起きるようになるかもしれません。電源の出力電流が増えると、LM317が熱くなってケース内部の温度が上がるので、さらに厳しくなると思います。
94:inara1 :

2014/03/08 (Sat) 18:45:50

>それで行きます
その改良(改造ではない)の後、電源の出力端子に負荷抵抗をつけて、しばらく(数時間)動作させて、おかしなことが起こらないか見たほうがいいかもしれません。

動作条件は少々厳し目にして、以下のようにしてはいかがでしょうか。

・出力電圧設定を5Vにする
・出力端子に10Ωのセメント抵抗をつなぐ(セメント抵抗がなければ100Ω・1/4Wのカーボン抵抗を10本並列接続したものを使う)

この条件では、LM317の発熱量は10Wくらいになるので、ケース内部はかなり温度が上がるはずです。その状態で数時間経過しても、出力電圧が5Vのままなら問題ないと思いますが、途中で電圧が0Vから5Vの間で変動し始めたら、LM317の放熱が不十分ということになります(ケースにファンを取り付けて強制空冷にする必要がある)。

このときの電源の出力電流は500mAですが、このような大きな電流を流すことはないのであれば、出力電圧を12Vとして、例のLEDモジュールをつないで、同様のテストをしてみるのがいいかもしれません。LEDモジュールをつないだときのLM317の発熱量は2W程度なのでまず大丈夫だと思いますが。
95:daruma :

2014/03/08 (Sat) 21:03:37

24Vが基板に入ってきているところから2.2kΩ経由でLEDを付けました。もう少し低い抵抗でもと思いましたが、2.2kΩでほどよい明るさでした。
今日は無線仲間のお泊り会で出先なので、例のLEDスタンドを点灯してみています。秋月の200mAモジュールで調光機能なしで12Vを供給し100mA流れています。これで様子を見ていますが、数十分異常ありません。317はほの温かくもなっていません。2.2kΩも常温です。
先ほど抵抗を替えるとき基盤をみましたが、78L05まわりに焦げた様子はなにもありませんでした。
明日以降、ハードな負荷で実験してみようと思います。
96:daruma :

2014/03/09 (Sun) 01:02:51

ところで、ACを通電後PowerのLEDが点灯し実際に電圧が出力されるまで1秒ほどのブランクがあります。ACアダプターというのはそういうものなのでしょうか。
普段、ACアダプターはコンセントにさしっぱなしなので、あまり気にしたことはありませんでした。
97:inara1 :

2014/03/09 (Sun) 08:31:05

darumaさんの自作電源のPowerスイッチは、AC100V自身をON/OFFしているのでしたね(写真を見るとそうなっている)。

こちらにあるスイッチングACアダプタ(24V・1.9A)で実験してみたところ、AC100Vを入れてから3秒後に、ポンと24V出ました。徐々に電圧が上がるのでなく、いきなり24Vです。OFFにすると5秒くらいかかって徐々に電圧が下がっていきました。

出力が出るのに3秒もかかるのは、電圧が安定化するのを監視しているからかもしれません。電源を入れた瞬間に24Vを超える電圧が過渡的に出てしまうと、負荷に悪影響を与える場合があるので、そのような動作になっているのでしょう。

電源OFFのときは、徐々に電圧が下がっても、悪い影響を与えることは少ないはずです。例外は、2つのACアダプタで±電圧を発生する両電源を作っているような場合です。2つのACアダプタに供給しているAC100Vを同時にOFFにしても、出力の下がり方が同じでないと、+電源と-電源の電圧が等しくなりません。そのような場合でも正常動作するように設計していない回路では、過渡的に変な動作(一瞬、何かのLEDが点灯するなど)が起こる可能性があります。そうなるのは数秒間だけで後は電源OFFなので、致命的なことにはならないと思いますが。
98:daruma :

2014/03/09 (Sun) 14:51:48

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394344309.jpg 負荷試験をしました。セメント抵抗が無かったので100Ω1/4W×10です。(使わなかった銅箔貼り基板のテープをはがして転用しました。)電圧は5Vです。電流計(テスター)は250mAフルのレンジまでしかないのでつけていません。
1分で抵抗は触れないほど熱くなりました。「ちんちん(アクセント平坦)になる」というのは無線の世界だけの言い方でしょうか?釜で湯が沸くイメージだと思いますが。
5分で背面のヒートシンクはほの温かくなりました。
30分でヒートシンクは触っていられるが熱い程度、ケース天板も温かくなっています。天板を外して中をみましたが、焦げや臭いなどの様子はありません。
78L05は触ると少し温かい程度です。
50分、それまでピタリと動かなかった電圧計の針がごくわずか目盛りの線の幅くらいヒクヒクと動くようになりました。ヒートシンクは長くは触っていられないくらいの温度です。
1時間半、針の微動は気のせいだったかもしれません。ふたたびケース天板を外してみましたが、中は若干ぬくもりが感じられる程度、熱がこもっているというほどではありません。
2時間、温度変化は横ばいのようです。電圧計は5Vを指したままです。
問題なしということで、負荷試験を終了します。
99:daruma :

2014/03/09 (Sun) 15:16:05

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394345875.jpg 所期の位置に置きました。
下はずいぶん前のケースを再利用して作ったスイッチ付きコンセントボックスです。ハンダごてやドリルの充電器(上)などに重宝しています。このケースは確か鈴蘭とかいうメーカーだったと思いますが、いまはもう無いようですね。しっかりしたつくりの品です。
上に乗っているのは、こて台スポンジ用の水が入った洗浄ビンです。スポンジを濡らしに階下まで行くのが億劫で、先週ホームセンターで買いました。

【出力電圧0V~20VのDC電源】これにて完成です。
ありがとうございました。
100:inara1 :

2014/03/09 (Sun) 16:36:44

動作試験は大丈夫のようですね。
これから気温が上がるともっと熱くなるかもしれないので、温度センサを付けて、例えば、ヒートシンク表面が80℃を超えたら、LEDがチカチカするような回路を入れてみましょうか。こちらの自作電源(2号機)でも、温度センサを付けて、温度が上がりすぎたらファンを回そうかと思ってました。

温度センサは、LM35という3本足の安いものがあります。
マルツ http://www.marutsu.co.jp/shohin_40872/
秋月 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00116/

カマボコ型のパッケージの正面に接着剤をつけて、ヒートシンクにペタっと貼っておけば計測できます。このICは、0℃のとき出力0V、100℃のとき1Vという分かりやすい特性を持っているので、出力に電圧計をつければ温度を直読できます。LEDチカチカにするには、例えば、出力が0.8Vを超えたら(80℃を超えたら)、点滅するような回路を付加すればいいです。電源に使っているLM358の、使っていない1回路(5,6,7pin側)を利用すれば簡単にできます。

日本語データシート(http://akizukidenshi.com/download/ds/ns/LM35DZ.pdf)を見ると、応用回路がいろいろ出ていますが、基本回路は、1ページ目のFIGUE 1に出ている配線でできます。+Vs(左端のピン)を78L05の出力(5V)に接続し、GND(右端のピン)をGNDに接続すれば、Vout(真ん中のピン)とGND間に温度に対応した電圧が出てきます。その電圧をデジタル電圧計で読んで、ヒートシンク表面の温度を計測してみてはいかがでしょうか。いちいち電圧計をつなぐのが面倒なら、秋月のパネルメータ(http://akizukidenshi.com/catalog/c/cdigivol/)を常時つけておけば、電源を使っていない間は気温表示、電源使用時にはヒートシンク温度表示になります。

自作電源は、その下のスイッチボックスとマッチしていますね。その洗浄ビンは勤務先で使っています(有機溶剤用)。私は500ccのペットボトルを使っています。
101:daruma :

2014/03/09 (Sun) 20:45:32

> 温度センサを付けて、温度が上がりすぎたら
そそられる提案です。
デジタル電圧計を使ってみたいのですが、フロントパネルには空き地がありません。ファンならリアパネルに付けられますが12V駆動ですね。
> http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02439/
12Vを作るには、24Vに抵抗を入れるだけでよいでしょうか。
フロントパネルの主調整VRの下にLEDを付ける場所はあります。
> LM358の、使っていない1回路(5,6,7pin側)を利用すれば
それ、教えていただけますか。基板の空き地に収まりますよね。
1) ファン & LED
2) ファンのみ
3) LEDのみ
ここはひとつ1)のプランでしょうか。

このスレッドも100に達しました。けっこう書けるものですね。
102:chy_farm :

2014/03/10 (Mon) 00:08:16

>「温度センサは、LM35という「3本足の安いものがあります。」

>「0℃のとき出力0V、100℃のとき1Vという分かりやすい特性を持っている」


↑これはいいですね。

ベッドに入れる保温器具の温度を簡単に測りたい、と考えていたのでやってみたいです。PIDほど正確に調節する必要も無いので、安く簡単に、と思っていました。
103:inara1 :

2014/03/10 (Mon) 06:52:19

darumaさん
LEDチカチカ&ファンは回路を考えておきます。

リアパネルに24Vと温度出力の端子を設けて、そこで接続すればいいと思います。三段重ねになってしまいますが、DC電源の上に、電流計と温度計用のケースを置いて、リアパネル間で24Vと温度出力を接続するというのはどうでしょうか。

ファンの電源はLM317で作るといいです。ファンがうるさいときは、電圧を少し下げて回転数を下げられます。このファンはケース内に空気を入れ替えるものなので、風量はそれほど必要ないと思います。ケースに空気穴がなさそうですが、ファンと対向する面に吸気穴を開ける必要があります。

chy_farmさん
OOTOMOさんは知りません。ディスクは光ですか。光なら社内にやっていた人がいるので知っているかもしれません。苗字だけで通じる有名人なのでしょうか。
104:chy_farm :

2014/03/10 (Mon) 07:41:53

そうですか。

県内で遠くないし、もしかして、、、と思いました。

inara1さんの会社(たぶん)の一品ものの開発製造を請け負っていた、とはなしてくれたことがあります。

余談でした。
105:daruma :

2014/03/10 (Mon) 09:29:14

> LEDチカチカ&ファンは回路を考えておきます。
よろしくお願いします。
> 三段重ねになってしまいますが、
現在のケースをやめて同型またはひとまわり大きなケースで「全部入り」をあらためて作るというのはどうでしょう。ケース加工は苦ではありません。今回追加する部分は熱の影響を避けて別ケースにしたほうがよいですか? 電流計(アナログorデジタル)もつけてデジタル温度計も付けてとなると、大きなケースにするか別ケースでつなぐかしかないですね。現ケースにファンと点滅LEDだけを追加するのが無難かなとも思います。(と言いながらハイエンド指向に流れそうなdarumaですが)
> ケースに空気穴がなさそうですが
現ケースは、天板左右から側面にかけて大きなスリットが12本ずつ開いています。風通しはよさそうです。
106:inara1 :

2014/03/10 (Mon) 18:20:10

ひとまわり大きなケースですか。せっかく下のスイッチボックスとマッチしているのに、大きくすると幅が広がってしまいますね。我々が使うようなケースは横長ばかりで、市販のDC電源のような縦長のものがないので、幅が決まると高さが決まってしまいます。縦長だと重心を低くしないと倒れてしまうので問題があるのだと思いますが。

同じサイズのケース上に積んだほうが拡張性があっていいと思います(さらにまた、面白い機能を追加する可能性もあるかもしれません)。今回の拡張ケースは、電流計と温度計(デジタルパネルメータ)だけで、重いものは入っていないので、上に乗せても大丈夫だと思います。

LEDチカチカだけだと今のケースのままで行けます。温度異常を示すLEDをわざわざ新設しなくても、PowerスイッチのところのLEDをチカチカさせれば、ケース加工をしなくていいですし。PowerスイッチのところのLEDは、Powerスイッチの別回路の接点を使ってON/OFFしているのであれば、間にトランジスタ(2SC1815)を1個入れれば点滅させられます。そのスイッチは、24V側(LEDと24Vの間)に入れているのでしょうか、それともGND側(LEDとGNDの間)でしょうか。

空気穴はあるのですね。こちらの2号機用のケース(http://www.teishin-bel.co.jp/mokuji_case/09%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%2018.pdf)にもスリットが入ってます。
107:chy_farm :

2014/03/10 (Mon) 21:42:12

>「こちらの2号機用のケース(http://www.teishin-bel.co.jp/mokuji_case/09%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%2018.pdf)にもスリットが入ってます。」

お値段が探せませんでした。これでどのくらいするのですか?
108:inara1 :

2014/03/11 (Tue) 05:47:19

chy_farmさん
そのケースは、秋月の3軒隣の千石電商で買ったものです。スレッド冒頭の写真のケースはTE-315です。フロントとリアはアルミですが、天板が鉄なので加工が難しそうです。ケースはここかマルツで買っています。

ここ(http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/search.php?cid=3801)に出ている価格は税込みですが、4月から値上がりしますね。

マルツではケースの加工もやっているようです。
http://www.marutsu.co.jp/user/case_kakou.php
109:daruma :

2014/03/11 (Tue) 08:47:22

> せっかく下のスイッチボックスとマッチしているのに、
下のケースより1cm幅広なのと、レタリングが曲がっていること、IMETERをAMMETERとすればよかったことで、作り直しの動機はあるのです。幅は下に合わせて18cmのものがあるようですし、高さは縦長とまでいかなくても現状より4cmほど高ければ収まるのではと思っています。電圧はアナログ、電流と温度はデジタルで、あるいはノスタルジーを捨ててすべてデジタルでと揺れています。いっそ1号機をそのまま温存して別に2号機をつくるのがよいかなとも思ったりしています。

> さらにまた、面白い機能を追加する可能性も
またまた誘惑ですねえ。なにか構想がありますか?
縦長でフロントパネルが1枚もののケース(コの字形プレスの組み合わせじゃなく)にしておいて、後に拡張のときはパネルだけ作り直せばいいようにしましょうか。

とりあえず現行機にLEDチカチカとファンを追加して、電流計温度計つきの2号機は別プロジェクトにということでいかがでしょう。
現行機でPowerONのLEDは基板から直に繋いでいてそれ用のスイッチは経由していません。Powerスイッチは1回路(3P)でACをON/OFFしているだけです。基板にDCが供給されれば点灯ということで。
LEDの回路をスイッチ経由でということになれば、Powerスイッチも2回路(6P)のものに替える用意はあります。

本スレッドも100をすでに超えています。新スレにしましょうか。5chセレクタのスレが流れるのは忍びないので、アゲ書き込みを講じました。
110:chy_farm :

2014/03/11 (Tue) 09:09:42

inara1さん、ありがとうございます。

早速、マルツのケース加工に問い合わせしてみました。
3D-CADがSPACE CLAIM(DESIGN SPARK)なので、それが可能か尋ねました。
111:inara1 :

2014/03/11 (Tue) 18:05:27

>揺れています
一階はアナログ、二階はデジタルという二段構成はいかがでしょうか。リアパネル間で接続できるようにして、二階部分だけ作れば手間がかかりません。

>とりあえず現行機にLEDチカチカとファンを追加して
そうですね。新規に2号機を作るにしても、二階建てにするにしても、それは後回しにして、1号機の改良を先にしましょう。

点滅回路ですが、大基板の余ったオペアンプを使うのはやめて、LM358をもう1個追加する回路でいいでしょうか。オペアンプが2個必要なので、大基板の余ったオペアンプ(1個)だけでは不足です。

温度が上がったら点滅する回路は消費電流が少ないので、78L05の5V出力を利用しますが、点滅させるLEDの電源は24Vを使うことにします。

>PowerONのLEDは基板から直に繋いでいて
分かりました。ではこのLEDを点滅させることにします。連続点灯なら正常で、点滅したら温度が上がってきたというサインにします。

LEDの点滅以外に、ファンを駆動する回路も考えておきます(LEDが点滅し始めたらファンが動き出すようにできる)。ファンはLM317で駆動し、回転数を調整できるようにします。どういうファンを使う予定でしょうか。
112:inara1 :

2014/03/11 (Tue) 18:24:30

>本スレッドも100をすでに超えています
あっという間でしたね。

>新スレにしましょうか
内容がタイトルの範囲内なので、このまま続けましょう。どこまで書き込めるかも把握したいので。

>5chセレクタのスレ
なつかしいですね。私はケース加工が苦手なので、こういうきれいなケースを作れる人は尊敬に値します(darumaさんも非常に上手だと思います)。ここで参照している図面は全て消えてますが、こちらで描いた図は保存しています。

しかし、その保存用の外付けHDD(容量1TB)が最近読めなくなってしまい、あせっています。そういうことに詳しい知人に復旧方法を聞いているので時間があるときに試してみる予定です。
113:daruma :

2014/03/12 (Wed) 10:27:06

> LM358をもう1個追加する回路
了解です。LM358はいくつも買ってあります。
敷地は
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394237828.jpg
で見えにくいですが、LEDに行くピンと抵抗が並んでいるあたりが少し空いています。これらをどちらかの電解コンデンサに寄せて空地をまとめることもいくらかは可能です。でも、ややこしいことをしないで別基板にしたほうがいいですかね。

> 回路は・・78L05の5V出力を利用・・LEDの電源は24Vを使う
> 連続点灯なら正常で、点滅したら温度が上がってきたというサイン
> LEDが点滅し始めたらファンが動き出すように
了解です。ばっちりです。

ファンですが、
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02439/
こんなのをと思っています。昔のCPUが背中にしょってたり筐体の裏についてたりでなじんではいます。

では、このスレッドで継続ということで。

外付けHDDは、ドライブ自体の問題でなくインターフェイスの故障だったりする場合もあります。外付け筐体から引っ張り出して裸のドライブを直接繋いだら読めたりすると御の字ですが、それでだめならドライブ自体のトラブルでデータのレスキューを試みることになるでしょうか。同型のドライブがあれば、ドライブの腹についている基板(ドライブ側のインターフェイス)を交換してみる手もありと聞いたことはありますがやったことはありません。
114:inara1 :

2014/03/12 (Wed) 17:46:15

部品面が空いていても配線面がどうなっているのか分かりません。空き地がまだあるようなので別基板にしましょうか。このサイズ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00517/)は乗せられますか?上下方向の空き具合が写真だと良く分かりません。

Darumaさんが予定しているファンは100円ですか。消費電流が0.14Aというのがちょっと問題です。トランジスタでファンをON/OFFさせるつもりでしたが、2SC1815の最大電流は0.15Aなので余裕がありません。2SK2232というトランジスタ(MOS-FET)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02414/
なら余裕で駆動できます。

150円になりますが、これ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02440/)ではダメでしょうか。このファンの消費電流は0.04Aなので2SC1815が使えます。サイズが25mm角と小さいのでうるさいのではと思いましたが、データシートを見ると騒音レベルは22dBAと低いようです。

外付けHDDは、ドライブの認識はするのですが、接続すると、しばらくアクセスした後、「このディスクは読めません。フォーマットしますか」と出ます。光ディスクドライブに読めないディスクを入れたときと同じです。知人によると、Linuxのコマンドをいろいろ操作する方法があるようで、HDDデータ回復業者の手法がそれなのだそうです。
115:daruma :

2014/03/12 (Wed) 18:21:14

空き地は、5穴×6穴ぶん、抵抗とピンヘッダをずらせば5穴×10穴分確保できます。
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393726600.jpg
の銅箔テープより下の部分です。写真のあとここの中央あたりにLED3個ぶんの抵抗とピンヘッダを置いています。
> (http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00517/)は
使っているのがそのサイズですから、総2階建てになります。ぎゅうぎゅう詰めでも小さく作るのが好きな私ですが、別基板が無難であればそれでいきます。

> Darumaさんが予定しているファン
それにこだわりはありません。「こんなの」と挙げたまでです。2SK2232も前作で多めに買ったのがありますし、低消費電流の
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02440/
がよければそれにします。それを使うにしても余裕で2SK2232を使うのはいかがでしょう。

> しばらくアクセスした後、「このディスクは読めません。
ドライブが返事をしないのですね。インターフェイスの問題でドライブ自体は無事かもしれません。もしフォーマットしようとしても(してはいけませんが)「できません」と言ってくるのではないでしょうか。
外付けHDDは裸のドライブにUSBから橋渡しするインターフェイスと小さな電源部がついています。その「同型外付けドライブ」があれば回路基板を取り替えてOKという場合もあります。電源のコンデンサがパンクしてたなんてこともあったと聞いたことがあります。

> HDDデータ回復業者の手法がそれ
拾い集めてレスキューするのは手間(=費用)さえかければずいぶん可能なそうですね。読めなくなったテーブル部分を回復すればめでたく全復旧ということもあるようです。
116:inara1 :

2014/03/12 (Wed) 18:54:04

>銅箔テープより下の部分
オペアンプ以外にLM317も載せなければならないのでスペースがなさそうですね。別基板にしましょう。

ファンがこれ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02440/)なら、2SC1815で大丈夫ですが、2SK2232をお持ちなら、どのようなファンでも対応できるように、2SK2232を使ったものにします。

実は、手元にあるファンは、12V・0.15Aなので、2SK2232で動作確認しようと思っています。

>読めなくなったテーブル部分を回復すればめでたく全復旧
割と簡単みたいなことを知人は言ってました。ハードオフ等で買ってきた不良HDDのテーブル部分を、その方法で回復したら、いろいろなファイルが読めるようになったと言ってました。読めたところで、これといって重要ではないファイルのようですが。
117:inara1 :

2014/03/14 (Fri) 18:26:15

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394789177.png ヒートシンク温度やケース内部温度がある温度を超えるとLEDが点滅し、ファンが回りだす回路の配線図を描いてみました。まだ動作確認していません(明日組んでみます)。

意外にスペースを取ってしまい、いつも使っているユニバーサル基板の大部分を使う規模になってしまいました。

ファンの駆動には、LEDモジュールの調光回路で使った2SK2232を使っているので、ファンの動作電流が大きくても大丈夫です。

回路内部で5Vを使うのですが、大基板の5Vを使うと、5V用のコネクタが必要になるし、78L05の出力電流がさらに増えるという不安があるので、この回路内部で78L05を使って5Vを作っています。

LEDが点滅する温度は可変抵抗VR1で調整できます。ファンの回転数はVR2で調整できます。
118:daruma :

2014/03/14 (Fri) 20:09:43

1kΩの半固定が無いので明朝買いに走ります。330Ωは1/4Wは有るのですが1/6Wは無いのです。300Ωならあります。だめですか。1個だけ1/4Wてのもなんだか不ぞろいで。地元ショップには1/6Wは無いのです。
あとのものは有るので、inara1さんの動作確認を待って作ります。
あ、肝心のLM35がありません。地元ショップにあればいいのですが。
・・ショップのホームページによると、LM35CZというのなら有るようです。これでも同じですか? @630円もしますが。取り寄せまで待ったほうがいいですか。
119:inara1 :

2014/03/15 (Sat) 02:52:29

1kΩの半固定抵抗と330Ωの抵抗の組み合わせにしたのは、LM317の出力電圧(ファンの駆動電圧)が12Vを超えないようにしたからです。

LM317の出力電圧[V] = 1.25V*(1+電圧調整抵抗[Ω]/150)
なので、電圧調整抵抗が「1kΩ半固定+330Ω」のときの最大出力抵抗は12.3V、「1kΩ半固定+300Ω」のとき12.08Vとなります(なので300Ωでも可)。半固定抵抗の最大抵抗値には誤差があるので、実際には最大電圧をぴったり12Vにすることはできませんが、だいたいこのような組み合わせにすれば最大電圧を12Vくらいにすることができます。

半固定抵抗を調整したときの電圧調整抵抗全体が最大1.3kΩくらいになればいいので、10kΩの半固定抵抗と1.5kΩの抵抗を並列にしてもいいです。並列にすると抵抗の変化がリニアでなくなり、半固定抵抗を回していったとき、急に電圧が上がるような変化となるので調整しづらくなります。

あるいは、「1kΩ半固定+330Ω」の代わりに、2kΩや5kΩの半固定抵抗だけとしても調整できます。この場合、最大電圧が12Vを超えてしまうので、調整には注意が必要ですが。

LM35CZというのはLM35DZより誤差が少ないバージョンですね。LM35DZでも±1℃くらいの精度があるので、ヒートシンク温度の測定であれば、これで充分だと考えました。精度が高いことに越したことはないのでCZでもいいです。
120:daruma :

2014/03/15 (Sat) 06:38:50

休み前夜で夜更かしなさったんですね。解説ありがとうございます。午前中に買いだしします。
121:inara1 :

2014/03/15 (Sat) 07:05:28

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394834728.png 夜更かしではありません。起床直後です。平日は5時起きですが、今日は異常に早く目が覚めてしました。配線図が気に入らなかったので書き直していました。

添付図が書き直し後です。たいして変わってませんが、部品の向きや位置を揃えました。これから試作に取りかかります。
122:daruma :

2014/03/15 (Sat) 13:59:45

地元ショップにLM35はDZもCZもありませんでした。結局秋月発注です。

1号機にLEDとファンが付いて立派になるので、「別ケースに組みなおして全部入り」プランは無しです。「別ケースに拡張」が堅実なのでしょうが、こだわりで「全部入り2号機」を改めて作ることにしようと思います。

2号機用部品はあとででもいいのですが、買い足すものがはっきりしていれば、今いっしょに頼んでしまおうかと思います。
2号機は針式を排除してオールデジタル表示でいこうかと思いますが、デジタルメーターはどれを買っておけばよいでしょう。「電圧」「電流」「温度」です。

他には1号機で使ったものがあればいいですか?
123:inara1 :

2014/03/15 (Sat) 15:18:18

デジタルメータは1つだけで、ロータリースイッチなどで電圧・電流・温度と切り替えられるようにしてはどうでしょうか。電圧と電流は同時に見たい場合が多いので、デジタルメータを2つにして、どちらか一方が温度表示に切り替わるというほうがいいかもしれません。

秋月のデジタルパネルメータは、液晶表示のものがいいと思います(LED式は明るすぎて見づらい)。ただし、バックライト付のものは限られています。

パネルメータはいろいろ種類があります。表示桁数が最大1999と19999の2種類あります(このスレ冒頭の写真のパネルメータは19999表示のもの)。また測定範囲も以下の3種類あります。

(1)分圧抵抗内蔵のもの(200mV、2V、20V、200Vフルスケールを切り替え可)
ここ(http://akizukidenshi.com/catalog/c/cdigivol/)のうち「分圧器内蔵」と書かれたもの

(2)電流計にもなるもの(内部に抵抗が入っていて、その両端の電圧を測定するもの)
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cdigicur/
「分圧器内蔵」と書かれたものは(1)の機能も入っている

(3) 200mVレンジしかないもの(「分圧器内蔵」と書かれていないもの)

温度を表示させるには、電圧計を2Vフルスケールにし(80℃のとき表示が0800になる)、2桁目に小数点表示するようにすれば(これも切り替え可)、80.0表示になるので、それで温度が表示できます。

電流測定可能なものは、フルスケールが200mAしかないようなので、フルスケールを2Aに拡張するには、パネルメータ内部の検出抵抗(1Ω)を0.1Ωに変更する必要があります。
124:inara1 :

2014/03/15 (Sat) 15:22:26

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394864546.jpg 「ヒートシンク温度やケース内部温度がある温度を超えるとLEDが点滅し、ファンが回りだす回路」の動作確認ができました。

最初、オペアンプや温度センサを付けず、LM317周辺回路が正常動作することを確認してみました。しかし、ファンの電圧(LM317の出力電圧が)12Vでなく、VR2を回しても22Vから動きません。配線を何度も確認したのですが間違っていません。ふと部品を見るとLM317でなくLM337(負電圧用)でした。LM317に取り替えたら正常動作しました。写真で、LM317あたりの基板が茶色になっているのは部品交換のためです。ファンの電圧は4.5Vから11.5Vまで可変できました。

この後、78L05の出力が5Vになっているのを確認し、電源を一端落とし、オペアンプをソケットに入れ、LM35をソケットに直接差し込んだ後電源を入れ、無事動作することが確認できました。写真は動作確認中のものですが、LM35にハンダコテを近づけると、LEDが点滅し始め、ファンが回りだしました。ハンダコテを離すとLEDが連続点灯になりファンは停止しました。

基板の部品面には、設定温度を確認できるように、テスト端子(ループ状にリード線を出したもの)を付け加えました。添付写真の赤色の線で囲った部分)。こことGND間の電圧をデジタルテスターで測定しながら、VR1を回して設定温度を調整します(テスト端子の出力抵抗が高いのでアナログテスタはたぶん使えません)。テスト端子の電圧が800mVなら80℃になります。この回路では45℃から85℃まで変えられます。

LEDはピンク色LED(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00676/)を使いました。このLEDは高輝度なので、電流制限抵抗は、配線図にある2.2kΩでなく、10kΩに変更しています。ファンは12V用で消費電流が0.15Aのものです。LM317の出力電圧が最大(11.5V)だと、やはりファンがうるさいので、VR2で回転数を絞りました。このファンは5Vくらいでも回転します。ファンが回りだすとLM317がやや熱くなります。しかし、このLM317もファンで冷却されるので特に対策は取らないことにします。

LM317と2SK2232はリード線を曲げて寝かせた状態にしました。こうすると、2SK2232の放熱タブの部分がLM317に当たってしまうため、2SK2232の位置を下にずらしてあります(これは配線段階で変更)。このため、2SK2232の周辺の配線も少し変更しています(添付写真の黄色の破線で囲った部分)。
125:daruma :

2014/03/15 (Sat) 16:45:33

> (2)電流計にもなるもの「分圧器内蔵」と書かれたものは(1)の機能も入っている
電流計の分類にある中で「分圧器内蔵」となっているものは電圧(=温度)にも使えるということですか。そうなるとPM-128E、ただこれにはバックライトがありません。電圧計の分類にPM-128EBLというのがあってこれがバックライト付きです。電圧計とされていますが、バックライト有無の違いだけならこれも電流計になるということですか?であれば、このPM-128EBLを3個(切替なら2個)買えばよいのでしょうか。そうではなくて電流計は電流計と分類された中から選ばねばならないのだとしたら、バックライトつきのものは無いようなので、つりあい上電圧計もバックライト無しのものを選ぶことになります。
どれを選ぶにしても、フルスケール2Aのデジタル電流計とするには検出抵抗の変更が必須というわけですか。それは手ごわいチップ抵抗でしょうか。
また、4・1/2桁表示のものは条件に合わず3・1/2桁表示のものから選ぶことになりましょうか。バックライトに固執せず4・1/2桁表示のものを採用したほうがいいですか。

あわてずinara1さんの実作を待たせていただいたあとにしたほうがよさそうかな。

> ふと部品を見るとLM317でなくLM337
inara1さんにもそんなことがあるのですね。

> 最初、オペアンプや温度センサを付けず
> この後、78L05の出力が5Vになっているのを確認
> オペアンプをソケットに入れ、LM35をソケットに直接差し
そうやってステップをふむのですね。ひととおり作り終えるまでまっしぐらのdarumaは反省せねばなりません。

ところで、オーディオレベルメータのスレ、行き詰まってらっしゃるようです。
126:inara1 :

2014/03/15 (Sat) 17:52:27

PM-128EBLは持っています。これは電流計にもなり、バックライト付きです。

ただし、秋月で売っているこの種類の電圧計(電流計)は、パネルメータの電源GNDと、測定端子の-側との電圧が決まっているので、電流計のように、回路の途中に入れて使うような場合、パネルメータの電源を被測定系のGNDから電気的に浮かせる必要があります。

(1) パネルメータの電源を浮かせる最も単純な方法は、電源を乾電池とする方法ですが、それだと電池切れの心配があります。

(2) もう1つの方法は、パネルメータの電源を、測定系とは別の他のACアダプタから取る方法です。パネルメータの中で「ACアダプタ付」と書かれたもの(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01058/)はそういう目的で使うユーザのためのものだと思います。ACアダプタの100VラインとDC出力ラインは電気的に絶縁されているので、2つのACアダプタのAC100Vを、同じところから取っても、DC出力は互いに絶縁されています。パネルメータの消費電流は少ないので、サイズの小さい(最大出力電流の小さい)ACアダプタで構いません。

(3) 3つ目の方法は、電流-電圧変換回路で、電流の大きさを電圧に変換し、電圧計で測定する方法です。この方法なら2つのACアダプタは不要ですが、変換回路が必要になります。その回路では、計装アンプというもの(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02789/)が必要になります。こちらで作る2号機では(3)の方法で電流を検出する予定です。

(2)または(3)の方法がいいと思います。

(2)の方法でPM-128EBLを使い、フルスケール2Aにする場合、パネルメータの電流計モードを使わずに電圧計として使い、測定端子(+と-)間に、0.1Ωの抵抗を接続して、測定端子間に電流を流せば、電流が1.999Aのとき199.9mVの電圧となるので、電圧計の200mVレンジで読めば、表示が1999となるので、4桁目に小数点を表示させれば1.999となり、フルスケール2Aの電流計になります。

この場合、外付け抵抗の発熱量は、電流が2Aのとき0.4Wと少し大きいので、1Ω(1/6W)の抵抗を10本並列接続して作ればいいです(全体で1.6Wの許容電力の抵抗になる)。

(2)の方法の場合、パネルメータの消費電流は少ないので、ここ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00238/)のような超小型のACアダプタで充分です。これくらい小さいと、分解してAC100Vラインを引き出すことはできないかもしれません。

もし(2)の方法でPM-128EBLを使うのであれば、明日にでもこちらで実験してみます(2Aフルスケールの電流計としてちゃんと使えるかどうか)。5VのACアダプタももちろんあります。

>inara1さんにもそんなことがある
電源関係部品のパーツ箱の中でLM317とLM337は隣の部屋同士で、見た目も同じなので、間違って拾い上げてしまったようです。

たまにこういう間違いもあるので、動作確認のときは、ステップを踏んでやったほうが被害が小さくなると思います。ICの類はソケットを使い、ICを挿す前に、電源ピンとGNDピン間にちゃんと電圧が来ているかは最低限確認しています。ICなど安いものですが、ICが多いとき、どれが壊れたか探すのも手間です。
127:daruma :

2014/03/15 (Sat) 18:21:10

電源の入れ方がややこしいんですね。
私の場合ACアダプタが筐体内にあるので、そのAC側から分岐して別に5Vを作ることではどうでしょう。手っ取り早くは小さいACアダプタを筐体内にくくりつけてACプラグにハンダ付けしちゃえばいいのですよね。

(3) 3つ目の方法は、電流の大きさを電圧に変換し、電圧計で測定する
これが「エレガントな解法」でしょうか。ならそれに従いますが・・。

いずれにしても、デジタルメーターはPM-128EBL一種類でよいということですね。(3)の方法でいく場合に備えて計装アンプLT1167CN8というものも発注しておけばいいですか。あせらずにinara1さんの回路が固まるのを待ってからのほうがいいですね。
128:inara1 :

2014/03/15 (Sat) 18:51:14

(2)でも(3)でも、パネルメータはPM-128EBL(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02717/)が使えます。

「エレガントな解法」ですか。「数学セミナー」という雑誌に「エレガントな解法を求む」というコーナがあった気がします。

(2)の方法はACアダプタの出力電圧の立上がり時間が異なると面倒なことがあるかもしれません。(3)の方法だとそういうことが起こりませんが、電圧範囲が0Vから20Vと広いので回路上の工夫が必要です。LT1167は少々高価ですがとりあえず購入しておいてください。
129:daruma :

2014/03/15 (Sat) 21:01:18

> 「数学セミナー」という雑誌に「エレガントな解法を求む」
以前、仕事仲間とプログラミングのまねごとをしていたとき、数学の人間がよく言っていました。「力ずく」や「結果が出ればいい」でない理にかなったスマートな(美しい)解法と、私は数学には疎いのですが、この言い方共感を覚えます。

LT1167、買っておきます。
130:chy_farm :

2014/03/16 (Sun) 00:51:38

>「ヒートシンク温度やケース内部温度がある温度を超えるとLEDが点滅し、ファンが回りだす回路」

↑この回路は嬉しいです!
いろいろなところにつかえそうです。
131:daruma :

2014/03/16 (Sun) 12:33:24

2号機部品秋月扱い分発注しました。
「あらためて2号機」なので、ACアダプタや多回転VRも。ファンは25mm@150-と30mm@100-と両方買いました。1号機に25mm2号機に30mmをつけるかどちらも30mmにするかどちらでも可です。
デジタルメーターは、PM-128EBLを2個にしました。常時電圧と電流、モーメンタリのスイッチで切替時のみ電流計を温度表示にと考えています。いかがでしょう。
計装アンプLT1167CN8も買ってあります。

見た目重視のケースとスイッチは例のXHコネクタもいっしょにマルツでと考えています。
ケースは値が張るのですがこれ↓のUC18-10-24にしようかと。
http://www.takachi-el.co.jp/data/pdf/08-01.pdf
W180×H100×D240です。デジタルメーター2個にVRとスイッチそれに端子台1組なのでフロントパネルには収まると思っていますがいかがでしょう。
多回転VRには指標無し(多回転なので)で50mmφくらいのツマミを探しているのですが見当たりません。ご存知ないですか。
132:inara1 :

2014/03/16 (Sun) 12:43:14

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394941395.jpg PM-128EBLを使った3レンジの電圧計を紹介します。PM-128EBLに内蔵された分圧回路は5レンジ分(200mV、2V、20V、200V、500V)ありますが200V以上のレンジは使わないので3レンジとしています。

電圧レンジの切り替えと、表示の小数点位置の切り替えのために、2回路のロータリースイッチを使っています。添付写真のロータリースイッチは秋月で売っている2回路6接点のものでです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00101/

このスイッチは6接点ですが、回転角度(切り替え段数)を制限するリングがついているので、これを使って3段階までしか変わらないようにしてあります。

ロータリースイッチの配線方法は添付図に書きました。小数点位置は、200mVレンジが1桁目、2Vレンジが3桁目、20Vレンジが2桁目になるようにしています。

PM-128EBLは秋月のサイト(http://akizukidenshi.com/catalog/faq/goodsfaq.aspx?goods=M-02717)に書かれているように、ジャンパーのJ1とJ2の2端子間を短絡すると、5V電源モードとなって、測定端子の-側と電源GNDを接続した状態での測定が可能になりますが、その場合、実際より数mV低い電圧が表示されます。測定端子の-側と電源GNDを接続しないで、電源を電気的に浮かせた場合には正しく表示されます(添付図は電源を電気的に浮かせた場合のもの)。
133:inara1 :

2014/03/16 (Sun) 13:06:16

<常時電圧と電流、モーメンタリのスイッチで切替時のみ電流計を温度表示
それが一番良いと思います。

ケースの幅が240mmならパネルメータ2個は余裕で入ると思います。

多回転ボリュームはこれ(http://akizukidenshi.com/catalog/c/cvr2/)でしょうか。これは普通の1回転ボリュームよりシャフト径が大きいので、普通のツマミが使えません。秋月にはなさそうですが、マルツにシャフト径Φ6.1mmのツマミがいろいろあります。
http://www.marutsu.co.jp/ichiran/?SHO=030102

Φ50mmの金属ツマミもありますが、ムチャクチャ高価ですね。職人さんの削り出し品でしょうか。
http://www.marutsu.co.jp/shohin_17448/
134:daruma :

2014/03/16 (Sun) 14:02:49

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394946169.jpg > 表示の小数点位置の切り替えのために、2回路のロータリースイッチを
レンジ切替はいらないものと考えていました。1号機が20Vフルレンジのアナログメーターですから、同等でというのではデジタルメーターがもったいないですか。
ロータリースイッチは2回路4接点のものを持っています。例のオーディオセレクタを1番最初に機械的切替で作ったときに買ったものです。これは3接点にするストッパが無いようです。2回路以上で3接点にできるものを調達します。(秋月にはもう追加できないので)

> ケースの幅が240mmならパネルメータ2個は余裕で
いえ、幅180mmなんです。例のコンセントボックスにあわせて。それでもなんとかなりますよね。デジタルメーター2個を横並びにするか縦に並べるかレイアウトはまだ考えていませんが。
> 多回転ボリュームはこれ(http://akizukidenshi.com/catalog/c/cvr2/)でしょうか。
そうです。1号機で使ったのと同じものです。
マルツもひととおり見たのですが、ツバまで含めて45φが最大で白い星(指標)が付いてるんです。ぐるぐる回るのに「今ここ向き」って変ですよね。無線機のチューニングダイヤルみたいなのがないかと。大きければそれだけ微細に回せるわけですし。
そうそう。1号機の微調整VRですが、20Vレンジではわからない変化かとできあがってから出力端子にデジタルテスターをつないでみたのですが、mV台の変化も見られません。設置してしまったので改作時に点検しようと思いますが、どこか正しくないのですね。
135:inara1 :

2014/03/16 (Sun) 15:49:42

レンジ切り替えは必要なければ付けなくていいです。20Vレンジ固定でも表示分解能は0.01Vあります。

ツマミは、昔のステレオのチューナのような指標なしのものですか。あれは慣性があって1度回すとしばらく回りましたね。そういうのは、ラジオデパートあたりに売っているのかもしれません。そういうお店はWebサイトなど出していないので足を運んで探してみるしかないですね。昔の秋葉原めぐりはそうやってパーツを集めたのではないでしょうか。

>mV台の変化も見られません
それはおかしいですね。ボリュームを絞りきったとき、出力電圧が1.25Vより小さい電圧まで出るのなら、そのあたりの回路は動作しているはずです。改作時に点検することにしましょう。
136:daruma :

2014/03/16 (Sun) 16:34:08

> 20Vレンジ固定でも表示分解能は0.01Vあります。
ですね。20Vレンジ固定でいきます。

> 昔のステレオのチューナのような指標なしのものですか
そうですそうです。今回の用途では慣性はいらないんですけどね。とりあえずのものを付けておいて、出向く機会があれば探すことにします。

>> mV台の変化も見られません
> 改作時に点検することにしましょう。
そうですね。

今日は、調光LEDスタンドの2台目(1号機と同じなので2号機とは呼びません)を作っています。ケースレイアウトに1台目の反省を加えて。
137:daruma :

2014/03/19 (Wed) 21:08:40

回路図が無いのでわかりませんが、
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394789177.png
の部品面の図で、LM35のVoutから10kΩを経て動作温度調整VRの脇を通り10kΩの下をくぐってその先、途切れていますが、配線面でみると基板の下端に行って折れLM358の4pinからの1μFに至る線が抜けているのではないでしょうか。

秋月から品物が届き、晩酌後の少しの時間ですがぽつぽつと進めています。3連休には仕上げたいと思っています。
138:inara1 :

2014/03/20 (Thu) 04:29:23

こちらの配線図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394834728.png)は切れてますが、こちら(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394789177.png)は修正されています。途中で気づいて修正てあります。darumaさんが図面を開くと前者になってますか?こちらでは後者が表示されますが。システムのバグでしょうか。
139:daruma :

2014/03/20 (Thu) 08:03:32

違う環境違うPCで今は見ているのですが、
2014/03/15 (Sat) 07:05:28の書き込み(「夜更かしではありません。起床直後です」)についている図を昨夜見て気づいたのです。で、そこの図のリンクを貼ったのですが、そのURLは~177.png(修正済み)になっていますが、実際にはその書き込みに貼られている図は~728.png(未修整)です。
2014/03/14 (Fri) 18:26:15の書き込み(「配線図を描いてみました」)についている図が~177.png(修正済み)です。私が昨夜図のURLをコピペするとき間違えたのかな。
あるいは、ブラウザのキャッシュで古いものが見えたのかもしれません。今夜、あらためて見てみます。
140:daruma :

2014/03/20 (Thu) 18:14:50

いつものPCで見ています。
私が実作の手本としていたのは二度目に提示の図面で、これは
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394834728.png
です。例の箇所は修正されていません。
これのURLを貼ったつもりで、元の書き込みについている
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394789177.png
を私が誤って引用してしまったようです。こちらは例の箇所が修正されていました。
後からのものがよりよいだろうとそちら(~728.png)ばかり見て作業していますが、修正を入れた最初の図(~177.png)に基づくほうがよろしいでしょうか。
141:inara1 :

2014/03/21 (Fri) 07:03:34

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395353014.jpg 新しいほうの配線図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394834728.png)の部品面の灰色の線は、裏面はこうなっているという参考程度のもので、配線面のほうの黒線は正しく描かれています。部品の配置は新しいほうが統一されているので、新しいほうをお薦めします。

「ヒートシンク温度やケース内部温度がある温度を超えるとLEDが点滅し、ファンが回りだす回路」の回路図を添付します。
142:daruma :

2014/03/21 (Fri) 07:19:24

> 部品の配置は新しいほうが統一されているので、新しいほうをお薦め
ありがとうございます。新しいほうというのは、「早く目覚めた朝」バージョンですね。(そんなタイトルの女性タレント3人おしゃべり番組がありました。)いまの流れで継続します。今回は部品面にうっすらと配線を入れてくださっていたので、「これは楽チン」とつい頼ってしまいました。配線面の図と見比べながら注意深く進めます。

回路図のご提示ありがとうございます。GNDを逆三角形で表記しているのは新しい表記ルールなのですか? よくわからないのですが、新JISとかで抵抗が見慣れたギザギザから長い四角になったりトランジスタの丸囲みが無くなったりしてるんですよね。

143:inara1 :

2014/03/21 (Fri) 07:33:10

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395354790.jpg 実際に作製した配線図を添付します。これは動作しているので確実(のはず)です。

回路図は回路シミュレータ(LT-spice)で描いたもので、記号はデフォルトのままです。抵抗はデフォルトではギザギザですが長方形にもできます(長方形のはEuropean Resistorという名前でJapaneseではないです)。新JISではトランジスタの丸もないのですか。抵抗はギザギザだと製図が面倒だからでしょうが、いまどき手書きで描く人もいないでしょう。

LT-spiceはタダですが、タダのシミュレータにありがちな回路規模の制限がないので良いです。この回路もLT-spiceでシミュレーションしています(LM35やファンは入れてませんが)。
144:inara1 :

2014/03/21 (Fri) 07:44:02

ユニバーサル基板で配線するとき、配線図を見ながら、この部品は下から何番目、左から何番目の穴と数えながらやっていますが、配線図に座標を入れたほうがいいでしょうか。

秋月のユニバーサル基板の部品面には座標がシルク印刷されています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00517/
横方向は数字なので数で表せばいいのですが、縦方向はABCなのでどう数えればいいのでしょうか。

配線図に座標まで書き入れると絵がうるさくなるかなと思って入れてませんでしたが、配線図を描いた本人ですら、1穴間違えて実装してしまうこともときどきあります。
145:daruma :

2014/03/21 (Fri) 08:53:47

> 長方形のはEuropean Resistorという名前でJapaneseではないです
そうなんですか。
> 新JISではトランジスタの丸もないのですか。
いえ、素人の聞きかじりですから、よくわかりません。

> 配線図に座標を入れたほうがいいでしょうか。
いえいえ、そこまでのお手間はいただかなくて結構です。注意深く作業すればよいことですから。回路図から部品図配線図を起こさねばならないところを甘えさせていただいて助かっています。
私が地元ショップで買っているのはサンハヤトの基板で、これまでも話題にしたとおり縦横とも1列ずつ多い穴数です。5列ごとに白線が入っているのですが、これが周辺部で4列になっていたりして、結局相対的に何番目と数えながらになります。

背の低いものからと、まず抵抗をひととおり付けていきますので、位置を見失いがちです。IC(ソケット)が先に鎮座すればわかりやすいとは思うのですが、そうすると裏返したとき背の低いものが着けにくくなるので・・。おまけにリードが表側で長く這っているのは美しくないと妙なこだわりで、図では4穴ぶんとっているところを3穴にしたりして、それが間違いの元だったり、腹の下で線を2本通すところが1列しかなかったりといらぬ苦労をしています。

いずれにしても、座標まで入れていただくお手間はいただかなくて大丈夫です。
146:inara1 :

2014/03/21 (Fri) 10:21:23

デジタルパネルメータ(PM-128EBL)を2個使って、一方は電圧表示(常時)、もう一方は電流表示と温度表示をスイッチで切り替えるというお話でしたが、そのためのスイッチは、2回路(2極双投)のものが必要です。1回路は入力の切り替え(2つから1つを選ぶ)、もう1回路は小数点の切り替えです。端子が6個ついているトグルスイッチですが、これはお持ちですね。

現在、LT1167を使って電流を電圧に変換する部分の動作確認をしています。この出力と温度センサの出力を切り替えて正しく表示されるか実験する予定です。
147:daruma :

2014/03/21 (Fri) 13:24:25

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395377267.jpg スイッチはこのタイプを予定しています。日本開閉器のロッカスイッチです。オプションのレバーを付けた姿が見つからなかったので手持ちのを撮りました。これでそろえて、電流/温度はモーメンタリではね返るものを使おうと思います。いずれも6Pのものにしておけばよいですね。写真のグレーは以前秋葉原で買ったのですが、マルツにはベゼルが黒しかありません。4月に東京に行く予定があるのでラジオデパートで買ってこようかと思っています。
148:inara1 :

2014/03/21 (Fri) 18:08:53

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395392933.jpg LT1167を使った電流表示と温度表示を切り替える回路の動作が確認できました。

添付写真はダミーロードに0.5Aの電流を流した状態で、2回路のトグルスイッチで電流と温度の表示を切り替えたときの様子です。

電流表示はA単位としたため、0.5Aのとき .500 という表示になります。PM-218EBLは最大表示が1999なので、最上位(左端)の0は表示できず、1A未満の電流では無表示になります。電流が1A以上になれば1.○○○という表示になります。このような表示が見にくいのであれば、単位をmAに変更して、小数点表示なしにすれば、0.5Aのとき500表示に、1.5Aのとき1500表示になります。どちらがいいでしょうか。

温度表示のほうは、最上位に小数点がないので、このようなことは起きません。

PM-128EBLの消費電流は意外に大きく20mAを超えます(バックライトの電流が大きい)。PM-128EBLの電源電圧は5Vですが、78L05から20mAの電流を取ると発熱がかなり大きくなります(こちらで実験したらアチチでした)。PM-128EBLの電源は、他の回路と浮かせたるために、5VのACアダプタを使えば問題ありません。添付写真では、PM-128EBLの電源は別電源としています。

添付写真では、電流-電圧変換用にLT1167を使っていますが、その他に、-5Vを作るためにLTC1144と78L05を使っています。この-5Vを自作電源の-5Vから持ってくることもできますが、電源回路のほうにあまり負担をかけたくないので、添付写真のように、表示回路用に別途LTC1144と78L05を使ったほうがいいと思います。その場合、この回路に必要な電源は24Vだけになります。
149:daruma :

2014/03/21 (Fri) 19:17:32

> 最大表示が1999なので、最上位(左端)の0は表示できず、
最上位桁は'1'か無表示かのどちらかなのですね。2A流れた場合はどうなるでしょう。取り出せる電流の上限は特に制限はしてないのですよね。

5VのACアダプタを別に設けるのは、バックライト用と、パネルメータの電源を被測定系のGNDから電気的に浮かせるためと両方に使えるということですか?そうであれば、ACインレットから5Vアダプタをとって内蔵することで解決でしょうか。
> ACアダプタの出力電圧の立上がり時間が異なると面倒なことがあるかも
との懸念は残りますか?
LT1167も買ってありますが、この方式をとれば別電源を必要とする問題は解消すると考えていいのでしょうか。
LTC1144もあります。78L05はまだあると勘違いしていて使い切ってしまいました。地元ショップにもありそうなポピュラーなものですか?7805ならいくつか持ってますが、バックライトの分も見込んで7805を使うというのはどうでしょう。
150:chy_farm :

2014/03/21 (Fri) 19:48:11

こうして見せていただくと便利なのが実感できます。

わたくしの好みとしては小さい電流になじんでいるので、
>「単位をmAに変更して、小数点表示なし」
の方がしっくり来ます。
環境の違いによる個人差ですね。
151:inara1 :

2014/03/21 (Fri) 20:05:11

>最上位桁は'1'か無表示かのどちらか
そうです。液晶パネルの最上位は1のセグメントしかないので、最上位桁は'1'か無表示かのどちらかです。

>2A流れた場合はどうなる
表示桁の最上位が1で、それ以外が無表示になります(それがオーバスケールの表示)。ただし、LM317の電流制限回路が働くので実際には2Aは流れないはずです。

>ACインレットから5Vアダプタをとって内蔵することで解決
解決です。出力電圧が5Vで、最大出力電流が1A程度のスイッチングACアダプタを用意してください。3月15日の返信で紹介したこれ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00238/)で充分です。

>懸念は残りますか?
残りません。出力電圧が5Vで、最大出力電流が1A程度のスイッチングACアダプタは、電流や温度表示用にデジタルパネルメータだけの電源用なので、たとえ遅延があっても、表示が遅れるだけです。

>LT1167も買ってありますが、この方式をとれば別電源を必要とする問題は解消する
解消します。今日の動作確認では、別電源としない方法も試してみましたが、デジタルパネルメータ(PM-128EBL)の表示が数mVずれました。このずれは、温度表示モードのときは0.数℃のずれに相当しますが、電流表示モードだと、負荷電流が0でも表示が.005(5mA)になってしまうので、ちょっと気になります。別電源にすれば、負荷電流が0のときの表示は.000となるので、別電源とする(パネルメータの電源に5VのスイッチングACアダプタを使う)のがいいです。

>7805を使うというのはどうでしょう
7805でももちろんいいです。明日、配線図を描きますが、7805を使った配線図にします。
152:inara1 :

2014/03/21 (Fri) 20:26:50

chy_farmさん

>「単位をmAに変更して、小数点表示なし」の方がしっくり
これは好みの問題ですが、1.5Aのとき1500という表示だとドキっとしませんか。

デジタルパネルメータは数字しか表示しないので、数字の単位がmAなのか℃なのか、区別できるようにしたほうがいいと思いますが、どうすればいいでしょうかね。パネルメータのヨコにmAと℃というラベルを貼って、そのヨコにLEDを置いて、どちらの単位か指示させるというのにすると、トグルスイッチを3回路のものにする必要があります。

秋月では3回路のスイッチは扱っていませんがマルツにはあります。
153:daruma :

2014/03/21 (Fri) 21:04:08

2Aは流れない。仮にそうなった場合最上位'1'より下3桁は無表示となってひと目でわかると、そういうことですね。
では、電流表示は単位をmAにして小数点表示なしにということでお願いします。小数点が点くのは温度表示のときと。

5VのACアダプタを内蔵します。これはパネルメーターの電源用ですね。バックライトもこれでまかなえば、7805で5Vを作る必要はなくなるのではないのでしょうか。あ、そうか、-5Vも作らねばならないのですね。あれ、回路動作用の5VはACアダプタとは別だてにしなければならないということですか。

>> LT1167・・・別電源を必要とする問題は解消する
> 解消します。
解消するのだけれど、表示ずれの問題があるので別電源を使うと、そういう理解でよろしいですか。

頭が混乱していますが、あとは配線図に基づいてまた教えてください。

> 7805を使った配線図にします。
お願いします。明日別なものを買いにショップへ行くので、78L05もあったら買ってきますが。

154:daruma :

2014/03/21 (Fri) 21:18:26

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395404629.jpg LED/Fanの回路、ひととおり作り終えました。まだ火入れしていません。温度センサはスミチューブでこんなふうにしてみましたが、いいでしょうか。24Vの入り口はピンヘッダにしましたが、主基板で使った端子台のほうがいいですか。そうであれば明日買い出しに行ったときに買ってきますが。
155:chy_farm :

2014/03/21 (Fri) 23:49:31

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395414136.gif >「1.5Aのとき1500という表示だとドキっとしませんか。」
>「数字の単位がmAなのか℃なのか、区別できるようにしたほうがいいと思いますが、どうすればいい」

↑そういわれてみると、表示があった方が良いですね。
もう少しPICの方がなれて来たらLCDでプログラム表示出来るかも知れません。

添付写真は、先週やっとLCE表示をチャレンジして、少し表示出来たところです。

これはスイッチの表示用に試しただけですけど、このもう少し先の技術に、レジスタファイルの中の値を表示するところがあるので、そこへ行ったら出来そうな感じです。

A/D変換で電圧や電流を読み込んでおいて、それを表示して、あらかじめ記録しておいた「mA」を末尾に付ければ良さそうですね。

でも、まだA/D変換がこれから学習するので、もうちょっと先ですねぇ。3号機の頃には間に合うようにがんばります。
156:daruma :

2014/03/22 (Sat) 06:39:45

> 1.5Aのとき1500という表示だとドキっとしませんか。
う~ん。私もchy_farmさんと同様よく使うあたりを中心に考えました。

> mAなのか℃なのか、区別できるようにしたほうが
それで、小数点表示なら温度、小数点無しなら電流と考えたのです。また、切替スイッチをモーメンタリにするのも、普段は電流、意識的に押している間だけ温度と考えたのです。
いずれにしても、表示のLEDがあるのはいいですね。スイッチに統一感をもたせたいので予定している型のスイッチで行きたいのですが、シリーズに3回路は無いと思われます。リレーは大げさでしょうか。
157:inara1 :

2014/03/22 (Sat) 10:51:46

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395453106.jpg PICマイコンは今後挑戦したいですね。

電流表示回路の配線図を添付します。昨日ブレッドボードで動作確認していて、複雑な回路ではないので実際に組んでいません。

この後、この基板とデジタルパネルメータとの結線図を添付します。
158:inara1 :

2014/03/22 (Sat) 10:56:25

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395460389.jpg 基板とパネルメータの結線図です(修正済)。この結線は、電流表示のときに小数点が出ない(電流表示はmA単位)バージョンです。

パネルメータの電源には別のACアダプタを使っています。秋月のサイトに出ている注意書きには、複数のパネルメータを使うときは、電源(ACアダプタ)も別にしろと書かれていますが、それは、被測定回路の電位が異なる場合にそうしないと、測定端子-側がつながってしまうからです。

しかし、この回路の場合、2つのパネルメータの測定端子の-側は電気的につながっているので、1つの電源(ACアダプタ)でも問題ないはずです。
159:inara1 :

2014/03/22 (Sat) 11:01:16

結線図のパネルメータのところで、小数点設定の部分に間違いがありました。あとで図面を訂正します。
160:daruma :

2014/03/22 (Sat) 12:12:30

これは電流表示モジュールなのですね。この先他のモジュールを増やしていって完成という道筋でしょうか。それとも、最終的に全回路が固まってから実作にとりかかるのがよいでしょうか。

買い物から戻ったところです。78L005というのが有りましたが、置いてあった東芝の分厚い本を見ると、78L05とは別物なんですね。買わずにきました。5V駆動の小さなリレーも買いました。電流/温度モードの表示LEDに使うかもと思いまして。5VのACアダプタも買いました。2Aものでした。
XHコネクタも扱いがありましたが、欠品だらけで2P3Pのものは有りませんでした。ただ、コンタクトピンを両端に圧着した短いケーブルがありました。ここのオリジナル商品のようです。コンタクトを自分でハンダ付けする(圧着ペンチがないので)より確実で手間ないかなと思うのですが、@75円でした。ケースや他のものが固まってからこのXHコネクタもいっしょにマルツでと思って、まだ発注していません。

これからLED/Fan基板の実験にかかります。筐体を開けて主基板を外したので、微調整VRまわりを目視で回路図配線図と照合したのですが、誤りは発見できてみます。回路図に付記されている電圧変化ができているか後で調べようと思います。

ところで、電圧計のレンジですが、私としては20Vレンジに固定でと考えています。
161:daruma :

2014/03/22 (Sat) 13:11:32

LED/Fan基板、動作しました。センサをハンダゴテの1cmほどそばに持っていくと、十数秒後にLEDが点滅しファンが回ります。温度設定と回転数のVRも働きます。
162:inara1 :

2014/03/22 (Sat) 13:17:52

darumaさんの2号機では、デジタルパネルメータを2個つけて、一方は電圧表示、もう一方は電流表示(スイッチを押すと温度表示)ということだったので、そのようになるようにしました。

>20Vレンジに固定
上の結線図では20V固定にしています。その小数点表示のところを間違っていたので直しました。

78L005は持ってます。78L05が縦に伸びた感ですね。ピン配置は78L05と同じですが、熱抵抗(放熱性)が多少良いのと、電流リミッタが働く電流が150mA(78L05は100mA)と大きくなっている点が違います。

darumaさんが自作電源を改造したとき、電流リミッタは動作していなくて、温度リミッタが働いてシャットダウンしてしまったので、78L05を78L005に変えても、熱抵抗があまり変わらないので、ほとんど改善されないと思います。

電流/温度表示の切り替えのとき、2回路スイッチ+リレーとすれば3回路になるので、A表示と℃表示のどちらかを区別できるようになりますが
・スイッチを押すたびにリレーからカチカチ音がする
・リレーが5V動作のものだと駆動電流は比較的大きい(~30mA)ので、24Vを78L05で5Vに落としてリレー電源とすると、78L05の発熱がかなり大きくなる(計算では140℃くらい)
という問題があります。三端子レギュレータを78L05でなく、7805にすれば発熱の問題は大丈夫です。

パネルメータの切り替えのとこのの電圧変化がどのようになっているか調べれば、リレーを使わないで、2SC1815を使ってLEDをON/OFFできるようになると思うので後で調べてみます。
163:daruma :

2014/03/22 (Sat) 13:34:03

主基板の微調整VRを調べました。
基板上のVR中央ピンから来ているところで-0.2Vくらい。LM358の7ピンで-2.5Vくらい、微調整VRを回しても変化しません。

24Vinと微調整VRのみを繋いで実験しています。LM317の小基盤や多回転VRは繋いでいません。
164:daruma :

2014/03/22 (Sat) 14:01:49

あ、のみこめました。主基板(+小基板)とLED/Fan基板、そこへこのデジタルメーターを加えて完成ということですね。1号機はそのまま温存しますので、1号機と同じものをまず作ってそこへこの基板を加えたものが「全部入り2号機」になるのですね。
> 上の結線図では20V固定
了解です。

> 78L05を78L005に変えても、・・・ほとんど改善されないと思います。
いえ、78L05が無くなったので買おうとしたら、それが無くて78L005があったのでこれでもいいのかなと思ったのです。
2号機用の主基板とセンサ基板は7805に置き換えるにはスペースが狭いので78L05をやはり調達せねばなりませんね。そうするとメーター基板も78L05で行くとすれば、向きを逆にするだけでいいのでしたね。
リレー採用は見送ります。

> 2SC1815を使ってLEDをON/OFFできるようになると思うので
それが実現したらお願いします。

ケースやスイッチの調達にこの先まだかかるので、2号機完成は少し先のことになりそうです。
165:inara1 :

2014/03/22 (Sat) 14:30:19

78L005は78L05の代わりに充分なります。出力電流の大きさは 7805>>78L005>78L05 の順番になります。

さきほど実験してみたところ、トランジスタで小数点をON/OFFできることが分かりました。以下のような動作となる回路図を後で添付します。

(1) トグルスイッチで電流表示を選んだとき
・パネルメータの表示は電流
・小数点なし
・mAを示すLEDが点灯し、℃を示すLEDが消灯

(2) トグルスイッチで温度表示を選んだとき
・パネルメータの表示は温度
・1桁目に小数点表示(○○.○という表示)
・℃を示すLEDが点灯し、mAを示すLEDが消灯
166:daruma :

2014/03/22 (Sat) 17:09:43

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395475783.jpg > 78L005は78L05の代わりに充分なります。
そうでしたか。データブックでピンのアサインや名称が違うように見たものですから買ってきませんでした。私が読み間違えたのですね。日曜は休みの店なので、ケースといっしょにマルツから取ります。

> mAを示すLEDが点灯し、℃を示すLEDが消灯
> ℃を示すLEDが点灯し、mAを示すLEDが消灯
至れり尽くせりになりますね。楽しみです。

1号機改、ケースにファン取り付けの穴を開けました。基板以外のパーツは取り付けたままで、コンビニ袋で養生しての作業でした。ファンは25mmのほうにしました。2号機には30mmを付けます。

これから組み付けです。
167:inara1 :

2014/03/22 (Sat) 18:24:27

ファンの穴あけは大変そうですね。こちらにある電動リーマの最大径は20mmくらいなので、それを超える大きな穴を開けられません。ハンドニプラもありますが、それを使うと切断面が汚くなるので、外から見えるような穴の加工には使えません。

電流/温度表示のときの単位を示すLEDをトランジスタで切り替える回路は、上の電流表示回路の基板に載せることにしました。そのため、その基板の配線図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395453106.jpg)を書き直しました。

書き直した基板は配線が少々複雑になったので、明日組んでみて動作確認します。確認できたら配線図を掲載します。
168:daruma :

2014/03/22 (Sat) 18:26:35

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395480395.jpg 2階建て完成です。センサ基板行きで24Vの端子台を1組追加しました。

温度センサはエポキシでヒートシンクのLM317小基板隣に貼り付けました。

微調整が働かない件は保留してとりあえず組み上げてみます。

> ファンの穴あけは大変そうですね。
労多くして・・で、ファン内径相当の大きな穴ひとつにしたほうがよかったようなもんです。
2号機ではリアパネル外側につけようと思っています。
169:daruma :

2014/03/23 (Sun) 06:57:37

負荷試験をしようと以前作った100Ω1/4W×10を繋いで9Vかけていたら、焼けてしまいました。マウスパッドの上に転がっていたのでマウスパッドが融けて「抵抗のマウスパッド焼き」になってしまいました。休日でセメント抵抗も買えないし、またイカダをつくろうと思います。20Vで2A流すとして10ΩΩ、330Ω1/4Wが一袋あったので33本並列にして10Ω 8.25W。これで正しいですか?
170:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 07:53:28

発熱する抵抗をマウスパッドの上などに置いてはいけませんよ。

10Ωの抵抗に2A流すと抵抗の消費電力(発熱量)は40Wになります。1/4W抵抗を33本並列にしたときの許容電力は8.25Wですが、「発熱量>許容電力」なのでダメです。

前の投稿で、100Ωの抵抗を10本並列にして、5Vの電圧をかけるというテスト方法を紹介しましたが、そのときの負荷電流は0.5Aなので、抵抗の発熱量は2.5Wです。抵抗を10本並列にしたときの許容で力は同じ2.5Wですが、それでもチンチンだったと思います。

330Ωを33本変列にしたものなら、印加電圧は10V(電流1A)までとしてください。抵抗にファンで風を当てれば少しは冷えるでしょうが。
171:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 08:06:46

ダミーロードはメタルクラッド抵抗がいいです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-03798/
こちらでも10Ω・10Wのものを30個くらい常備しています。ここ(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395392933.jpg)にもメタルクラッド抵抗が写っています。

これを2個並列にしたものを2組作り、それらを直列に接続すると、全体の抵抗が10Ωのままで、許容電力が4倍の40Wになります。

この抵抗には固定用の穴がついているので、放熱性の良いアルミ板などにしっかり固定し、アルミ板の四隅に、熱の伝わりにくい樹脂スペーサの足を作れば、マウスパッド上に置いても問題ないと思います。

ただし、メタルクラッド抵抗の表面は熱いので、誤って触らないように、上側に空間を空けてフタを被せたほうがいいです。連結をできる樹脂スペーサで四隅の足の上に柱を4本立てて屋根(アルミ板)を乗せるようにすればいいでしょう。
172:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 08:30:09

千石には10Ω・50Wのメタルクラッド抵抗があります。
http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=2BPH-RBJS
まるで送信機用のダミーロードです。

ダミーロードに温度センサをつけて、温度が高くなりすぎたらファンを回すというのにしてはいかがでしょうか。夏はやりたくない実験ですが今の季節ならできます。

北海道は大荒れのようですがこちらは無風・快晴です。今日は気温が15℃くらいになるそうです。
173:daruma :

2014/03/23 (Sun) 09:56:41

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395536201.jpg P=I^2Rを計算しなければならないんでしたね。電流を増やすと二乗に比例して大電力になるのですね。
抵抗値よりもW稼ぎだと、1kΩが90本有ったのでこれでイカダを作っているところです。
写真手前は、無線カムバックしたときに無線機は買ったものの冬なのでアンテナが揚げられず、テスト用に作ったダミーロードです。150Ω6本束ねを2段で50Ω、この抵抗は1Wでしたっけ。たしか10W位は掛けられる計算で作った記憶があります。

今回は、とにかく今日中にやりたくて、ありあわせですが、そうですね、今度メタルクラッドにヒートシンク付きで電源装置用負荷抵抗作ります。
174:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 10:25:45

1kΩが90本ですか。まるで新入社員向けのハンダ付け練習のようです。

私が入社した1988年には、新人研修(電子回路)の最後に、ユニバーサル基板上にトランジスタを数個使ったオーディオアンプを作るという演習がありました(回路図と部品は支給されている)。ただ作るだけでは面白くないので、いかに早く完成させるかを競わせるような形式でした。

支給されたユニバーサル基板が、今使っているような1ランド型でなく、4つの穴が1つのランドになったタイプだったので、配線面に部品を全て実装するという奇策を使い(こうすれば、基板をいちいち裏返さなくていいので早い)、見事一番になったことがあります。完成したら、試験官のところに行って、作ったアンプに音源とスピーカをつないでもらい、鳴ったら合格というものです。

競争的なのはこれくらいで、配属先ではこんなことはさせられませんでした(教育するという文化が昔からないので、基本的にほったらかしです)。
175:daruma :

2014/03/23 (Sun) 13:05:25

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395547525.jpg ハンダ付け練習終了しました。実測で11Ωあります。11Vかけてこれで1Aですよね。負荷抵抗はすぐチンチンになりました。ヒートシンクはさわれるけど熱い程度です。
ファンを回してもあまり風は感じません。極小ですからね。音は結構元気よくうなります。

ファンが回りだす直前に調整して、ケースの蓋をかぶせます。
待つこと7分、回って点滅が始まりました。ファンの穴に手をかざすとほの温かい排気を感じます。蓋を外して扇いで3分、ファンが止まりました。

実験終了とします。

演習で1番ですか。優秀な新入社員でしたね。
教育するということが無いのは私の業界でも感じます。思うに、大きな組織もっともらしい仕事ほど教育は無いのではないでしょうか。スーパーの売り場やコンビニで新入りらしい人が先輩に教えられている場面にあって、そう思ったことがあります。
176:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 13:47:33

ファン回転回路は動作しましたか。ファンの音は結構うるさいとのことですが、ファンの回転数は調整できますか。

この回路は、ファンが動き始めたときの温度から5℃くらい下がらないとファンが止まらないようにしています。そうしないと、ファンが動いたり止まったりを繰り返してしまうからです。エアコンなどの温度調節の動作もそうなっていると思います。

他の会社での勤務経験がないので良く分かりませんが、接客業や、装置で何かを作る業務では、先輩が後輩にノウハウを伝授するというのはあり得ますが、エンジニアの場合は、ある程度の経験と知識を持った者が来るわけですから、細かく教えるようなことはしないのでしょう。私の勤務先の場合、「自分から動かないと誰も助けてくれないよ」という社風なので基本的にほったらかしです。
177:daruma :

2014/03/23 (Sun) 14:25:01

ファンの回転数はちゃんと調整できます。音はうるさいほどではありません。回ってるなと感じる程度です。様子を見て下げてみようと思っています。

> ファンが動き始めたときの温度から5℃くらい下がらないとファンが止まらないようにしています
なるほど。おそれいりました。実は、
> ファンが動いたり止まったりを繰り返し
になるものと思っていたんです。それで、そう簡単には回りださない(よほど高温にならないと回らない)ように調整してみました。相当高温になっていればすぐには下がらないだろうと。
それでは、もう少し設定温度を下げることにします。

いま、マルツでケースと78L05、それにXHコネクタを発注してようとしている最中です。メタルクラッド抵抗がとても高いので、秋月のと比べようとここへ戻ってきたところでした。これは秋月で次の機会に買うことにします。
あと何か要りそうでしょうか。
例のこだわりのスイッチは黒で妥協してと思ったのですが、片撥ね返りのが1回路のものしかありません。小数点のOn/Offをトランジスタでする方式にした場合も2回路スイッチが必要でしょうか。回路の切替、小数点のOn/Off、それに単位LEDの切替で3回路ということでしたよね。

2回路のものはメーカーでは出していたと思うので、探してみようとは思いますが。
178:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 14:57:18

市販のファン内蔵装置でも、ファンがうるさいなと思うことがありますが、中をいじれないので我慢しています。自作回路だと、動作温度もファンの回転数も変えられるのでストレスがたまりません。しかし、この機能は中の回路を守るものであって、あまり高温になるまで動作しないようにするとまずいので、そこそこの温度と回転数にしておいてください。

回路図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395353014.jpg)のR7の1MΩが、温度差を作る部分です。R7を取り外すとファンが回り出す温度と止まる温度の差がなくなります。R7の抵抗値を1MΩより小さくすると、温度差が大きくなります。その温度差の半分の温度が、回路図のTest Pointの電圧に相当します。

>メタルクラッド抵抗がとても高い
マツルは高いです。こちらではマルツで買うのは秋月や千石で扱っていないものだけです。

スイッチは、Webサイトで物色するには種類が多すぎるし、現物を触って操作感を確かめて買うのが最も良いのですがdarumaさんは通販ですね(娘さんでは感触までは分からないでしょう)。

>2回路スイッチが必要でしょうか
2回路スイッチの1回路はパネルメータのレンジ切り替えで、このスイッチの接点に測定信号が流れるので、ここは機械的スイッチにする必要があります。もう1回路は、スイッチが切り替わったことをトランジスタに伝えるためのものなので、合計2回路必要です。

リレーを使えば、1回路スイッチで2回路リレーをON/OFFさせることで、一方のリレー接点をレンジ切り替え用に使い、スイッチが切り替わったことをトランジスタに伝えるための信号を、もう一方のリレー接点で作れます。リレーを使うとカチカチ音がしますが、ケースに入れれば問題ないかもしれないので、1回路スイッチ+2回路リレーでやりますか。その場合、リレーがこれ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01229/)なら、リレー電圧を作る三端子レギュレータは7805タイプのものが必要です。

リレーの接点が3回路のものを使えば、トランジスタは必要なく、回路も簡単になります。リレー接点に流れる電流は高々1mA程度なので、小型リレーでも構いません。

リレーの接点が2回路のものを2個使って、1つのスイッチ(1回路)で2個のリレーを同時にON/OFFさせれば、4回路分のリレー接点を作れます。リレーの消費電力が2倍になりますが、7805なら大丈夫でしょう(実験してみますが)。
179:daruma :

2014/03/23 (Sun) 15:09:44

> そこそこの温度と回転数に
はい、そうします。

スイッチは現物を見て選びたいので、4月に所用で東京に行くときに購入します。2回路のものが出ているのは日開のサイトで確かめました。
リレーの方式は捨てます。
180:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 16:45:12

>リレーの方式は捨てます
そうですか。さきほど、接点が2回路の5Vリレー(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01229/)を同時にONさせてみました。7805は熱くなりましたが、触れないほどではないです。
181:daruma :

2014/03/23 (Sun) 16:59:27

「2回路スイッチ+小数点はトランジスタで」がいいです。
「リレーを使えばできる」は力わざで、エレガントな解法ではないですよね。やっぱり。

ラジオデパートの何階だったか、スイッチの品揃え豊富な店、そこにこだわりのスイッチありますから大丈夫です。
182:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 20:25:29

>「2回路スイッチ+小数点はトランジスタで」がいい
分かりました。配線図は描いてあるのですが、晩酌タイムになったので、動作確認は次回ということにします。

>スイッチの品揃え豊富な店
どこでしょうか。秋月や千石は、安価なのですが、画一的なスイッチしかないので、スイッチやつまみにこだわってみたいです。
183:daruma :

2014/03/23 (Sun) 20:49:59

はい。ゆっくりで。夕方、マルツに発注しました。水曜か木曜には届くでしょう。

>> スイッチの品揃え豊富な店
ラジオデパートのフロアマップを見て記憶をたどってみましたが、2階の瀬田無線ではないかと思います。
184:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 21:01:09

瀬田無線ですか。ありがとうございます。今度買出しに行ったときの覗いてみます。

明日からまた仕事なので、この投稿を最後にしばらく沈黙します。
185:daruma :

2014/03/23 (Sun) 21:08:58

了解です。私は年度末でどたばたした週になります。

それにしてもこのスレッド、のびるもんですね。200行けるかな。
186:inara1 :

2014/03/23 (Sun) 21:14:57

伸びましたね。
スクロール範囲が長いので、過去の投稿を探すと目が回ります。Webブラウザの表示も少し遅い気がします。

本当にこれを最後にします。
187:inara1 :

2014/03/27 (Thu) 20:06:26

2回路スイッチで小数点表示をトランジスタで切り替える回路の動作確認ができました(今日は平日ですが臨時休業しました)。トランジスタは2SC1815が3個、抵抗は1kΩと10kΩと100kΩとLEDの電流制限抵抗だけです。

この基板の配線図と、この基板とパネルメータとの接続図は土日に添付します。

「出力電圧0V~20VのDC電源」のスレもすっかり下がってしまいましたが、この投稿でまた上がります。
188:chy_farm :

2014/03/27 (Thu) 23:20:25

>「この投稿でまた上がります。」

ひどい落書きです、、、管理者さんがご多忙のようで、数日間は放置状態ですね。

信用がおけそうな担当者を決めてもらって、その方の一存でも削除出来るようにして欲しいです。
189:daruma :

2014/03/28 (Fri) 05:45:19

> トランジスタで切り替える回路の動作確認ができました。
ありがとうございます。楽しみです。
ここ数日、主基板とセンサ基板を作っていました。XHコネクタも届いたので、今度のバージョンにはそれを使っています。

chy_farmさん> 管理者さんがご多忙のようで、
まあ、そう言わずに。ときどきメンテいただいているようで、ありがたいことです。
190:inara1 :

2014/03/28 (Fri) 06:47:21

落書きは1度も見ていないので何が書いてあるのか知りませんが、古いスレが消てしまうのが心配だったので、ハイエンドシリーズを上げておきました。
191:daruma :

2014/03/28 (Fri) 07:38:42

> トランジスタは2SC1815が3個
2SC1815と2SA1015はたくさん(といっても30個ほどですが)買ってあります。これらは、生産は終了していて市場にストックは潤沢にあるということなのですか?
192:daruma :

2014/03/28 (Fri) 18:47:51

いまさらな質問ですが、
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393638201.jpg
の220μFと並ぶダイオードは、元の配線図の150Ωのそばのダイオードの移設ですか。この図を提示いただいたとき、1000μFのそばにと間違えて質問したあのダイオードです。
2枚目を作っていて配線図を辿って気づきました。私、てっきり追加だと思って両方付けていましたが、220μFと並べて付けたら150Ωのそばのは要らないのですね。ダイオードだから重複しても悪いことは無いようにも思いますが。
例の「微調整が効かない」件にこれは関係ないですか。
193:inara1 :

2014/03/29 (Sat) 07:08:27

元の配線図はこれ(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1392516709.jpg)でしょうか。基板分割後の配線図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393638201.jpg)もダイオードの数(3本)は同じです。元の配線図の150Ωの右側にあるダイオードは、後の配線図では220μFの右側になります。darumaさんの小基板にはこのダイオードが入っていなかったのですが、この部分は配線が長くなってもいいので大基板のほうに移設しました。このダイオードは、電源投入直後に、出力端子に負の電圧が出ないようにするためのものです。

後の配線図の子基板のADJ1とDC OUT間に入っているダイオードは、電源を切ったときに10μFにたまった電荷を逃がすためのものです(逃がさないとLM317が壊れる可能性がある)。子基板のLM317の下にあるダイオードは、電源を切ったときに、「出力電圧>>入力電圧」とならないようにするためのものです。3本のダイオードにはそれぞれ役割があります。

2SC1815も2SA1015も生産中止となっているので次第になくなっていくと思います。まだ大量に出回ってますし、表面実装用パッケージで同一特性のものがまだ生産されている(中のチップは同じと思われる)ので特に心配していません。以下に代替品が出ています(2SC1015は2SA1015の間違いです)。
http://d.hatena.ne.jp/OkibiWorksLabo/20100711/c1815

同じサイトですが、同じパッケージと型番の海外製品があるようです(秋月でも取り扱っています)。
http://d.hatena.ne.jp/OkibiWorksLabo/20130218/UTC
194:daruma :

2014/03/29 (Sat) 08:31:28

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396049488.jpg > ダイオードの数(3本)は同じです。
私のは4本ありました。主基板の150Ωのそばに1本、それをそのままにして220μFのそばに1本。
> darumaさんの小基板にはこのダイオードが入っていなかったのですが、
子基板に2本当初から付けています。写真は2作目ですが、1作目と同じに作ってあります。
3本のダイオードそれぞれの役割を教えていただきありがとうございます。
主基板上に私のでは2本が重複しているので、150Ωそばのは取り除きます。

> 2SC1815も2SA1015も生産中止となっているので
相当たくさん製造していたのでしょうね。工場では、パチンコ玉みたいにザクザクといったイメージでしょうか。
手作り工作の世界ではこれからも当分ポピュラーなものであり続けるのですね。たくさん買って腐るものでもありませんが、100とか200とかまとめるのも大それた気がして、10個入りを他の物のついでにときどき買い足しています。
195:inara1 :

2014/03/29 (Sat) 09:33:28

子基板のダイオードが2本というのは配線図通りですね。ということは大基板に2本ついているのでしょうか。220μFと並列についているダイオードは2本でも構いません(2本のほうが多くの電流が流せるので)。

保護ダイオード自身が壊れてしまっては意味がないので、最大順方向電流がなるべく大きなダイオードを使ったほうがいいです。通常、このような回路では1N4007などという整流用ダイオードを使うことが多いです。
1N4007 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00934/
1N4148は200mA、1N4007は1Aまで流せます。しかし、1N4007は図体が大きく、リード線も太くて曲げづらいので、私はもっぱら1N4148を使っています。

>パチンコ玉みたいにザクザク
どういうたとえですか(そんなに出したことがあるのでしょうか)。昔見たTV番組で、表面実装部品の紹介があって、バケツいっぱいに表面実装部品を入れたものを映していました。部品の単価は1円を切るようなゴミみたいなものですが、バケツ一杯だと1000万円だそうです。

2SC1815は20本入が200円(単価10円)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00881/
ですが、200本入りが1900円(単価9.5円)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00410/
とそれほど割安になってませんので、200本入りを買わなくてもいいと思います。こちらには2SC1815も2SA1015もそれぞれ100本以上ありますが、昔買った200本入りの残りだと思います(数年買っていない)。10本くらいだと心細いですが、急激に減るものでもないので、100本あれば当面大丈夫かなと思っています。
196:daruma :

2014/03/29 (Sat) 09:52:50

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396054370.jpg > 大基板に2本ついているのでしょうか。
そうです。写真上のほうが元の配線図の生き残り、下のが220μF予定地の隣です。じゃあ、2本のままにしておきますね。

> 1N4007は1Aまで流せます。しかし、1N4007は図体が大きく、リード線も太くて曲げづらいので
1N4007も持っていますが、1N4148でいいのならと私もそうしました。

> バケツいっぱいに表面実装部品を入れたもの
まさにそういうイメージです。「精密部品」らしく大事そうにというより、米・麦・豆みたいに扱われるような。

197:inara1 :

2014/03/29 (Sat) 10:23:41

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396056221.jpg >米・麦・豆みたいに扱われる
秋月の100本入り抵抗は、重さで測っているので、100本ないことがあるそうです。まさに穀物並みの扱いです。

動作確認した電流表示・電流/温度切り替え回路の配線図を添付します。確認したのは右側の回路だけですが、左側も後で確認してみます。配線図の100Ωの抵抗(数値が赤色)は、LEDの明るさの好みに応じて抵抗値を変えてください。こちらで動作確認したときには、高輝度LEDを使ったので10kΩにしました。

この後、自作電源との結線図を添付します。
198:inara1 :

2014/03/29 (Sat) 10:31:39

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396056699.jpg 基板とデジタルパネルメータの結線図です。トグルスイッチはまだ入手していないと思いますが、2回路(6pin)のものでいいです。トグルスイッチを温度側に倒したときに、電流計の表示が温度に切り替わって、小数点がつきます(最大199.9表示)。電流表示のときは少数点はつきません(最大1999表示)。

このスレも投稿数が200に届きそうです。
199:daruma :

2014/03/29 (Sat) 11:03:24

24V電源の回路と5V電源の回路とが1枚の基板に同居しているのですね。
夕方か明日には主基板とセンサ基板を仕上げてこちらにとりかかれそうです。
5ピンのXHコネクタは買っていないので、2ピンと3ピンに
わけようと思います。

> このスレも投稿数が200に届きそうです。
長大になりましたね。上限はどのくらいなのでしょう。
200:daruma :

2014/03/29 (Sat) 23:10:02

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396102202.jpg 3枚かたちになりました。
明朝より点検します。
201:daruma :

2014/03/30 (Sun) 12:22:07

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396149727.jpg 作業しているところへ面白いものが届いてしまいました。
先日うっかり2種類の積層セラコンを裸で机に置き、どっちがどっちかわからなくなってしまいました。
小学生が蟻の足先を観察したりに使う豆電球付きのポケット顕微鏡をと思って探していて、こんなのを見つけて買いました。「肌年齢チェック」とか「髪の根元チェック」とかを売り文句にしたUSBカメラで、3千円弱でした。
結構使えます。おかげで作業中断。

基板の点検は、配線図との照合をほぼ終えて、これから火入れしてみるところです。

「微調整が効かない」件の原因を発見しました。昨日重複しているのを取ろうか残そうかと言っていたダイオード、150Ωそばにつけたほうですが、220μFに行く線に繋ぐべきところをLM358の7ピンからVR1に行く線に繋いでいました。子基板を分離したので150Ωそばのジャンパ線がいらなくなったところで間違えていました。
1作目のほうでまず直し(このダイオードを除去)て、完動を確認しました。
202:inara1 :

2014/03/30 (Sun) 14:49:52

積層セラコンの0.1μと1μと10μは大きさで区別できます。容量表示も肉眼で読めます。

CCD顕微鏡は秋月のを持っています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-04049/
ほとんど使ってません。

「微調整」の件ですが、回路図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1393588852.gif)のD3のカソードを、本来はDC OUTにつなげるべきところを、ADJ2につないでしまったのでしょうか。それだとLM358の7pin電圧が0.6Vくらいに固定されていしまうので微調整できなくなりますが、その場合、最低電圧は0Vにならず、0.6Vくらいまでしか下がらないのではないでしょうか。
203:daruma :

2014/03/30 (Sun) 15:23:53

> CCD顕微鏡は秋月のを持っています。
> http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-04049/
それも見つけましたが、高いのと大げさなのとで、結局これにしました。
http://www.horic.co.jp/hdusbmicroscope.html

私の持っている0.1μFは大きさ違うのがあります。0.22μFも同じなように見えます。0.47μFと1μFも同じに見えます。いずれにしても、これからは「読める」ので安心です。
ショップのお姉さんが裸眼で識別してたので思わず「それ読めるの?!」と言ったことがありますが、inara1さんも読めるですか。驚きました。最近秋月で買った0.1μF
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06165/
は字があるのかどうかもわかりません。

> それだと・・・微調整できなくなりますが、・・0.6Vくらいまでしか下がらないのではないでしょうか
針の読みで0Vと見ていましたが。ま、結果オーライということで、解決してよかったです。

主基板と子基板で動作チェックOKでした。
メーター基板の配線図照合OK。センサ基板の照合をしているところです。メーター基板は単独でなにかチェックできますか? センサ基板を追加して動作チェック、そのあとメーター基板を追加してチェックと進める予定です。

XHコネクタの接点取り付けに苦労しています。出来合いのケーブルも買ったのですが赤白黒しかなくて、違う色も使いたいものでそれを見本にしてハンダ付けしています。ハンダよりも、ケーブルの根元をラジオペンチでかしめるのがなかなか。数をこなすうち少しずつ要領をつかんできましたが。
204:inara1 :

2014/03/30 (Sun) 17:02:51

美チェッカーはAmazonで\2787ですか。安いですね。密着させるだけでピントが合うようですね。フトンなど見てしまうと寝られなくなるかもしれません(ダニがいっぱい)。

0.6Vだとアナログメータでは分からなかったということですね。結果オーライで良かったですが、余分なダイオードが原因ではないかというdarumaさんの予想は当たっていたわけです。

>メーター基板は単独でなにかチェックできるか
この基板(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396056699.jpg)ですね。

パネルメータと「こだわりトグルスイッチ」がまだ届いていないのなら、LEDを2個つけ、0Vと5Vの端子に適当な電源(5V)を接続し、適当なスイッチ(3pin)をつけて、スイッチをON/OFFしたときにLEDが交互に点灯すればいいです。そこまで確認できていれば、パネルメータをつけても動作すると思います。

自作電源の出力電流測定用の0.1Ωの抵抗は手配してありますか?この抵抗の発熱量は、電流2Aのとき、0.4Wなので、1Ωの1/4W抵抗を10本並列接続して作ってもいいです(2.5Wの0.1Ω抵抗になる)。

基板の左側はその0.1Ωに流れる電流を電圧に変換する回路です(1Aのとき出力1V)。自作電源の出力に負荷(10Ω・40W)をつけて、電圧を上げていったときに、メータ基板の出力の電圧が変化するか確認し、10V出力のときに、メータ基板の出力の電圧が1Vとなるように、VR(スケール調整)を調整すればいいです(2A流すとLM317の電流リミッタが働く可能性があるので1Aで調整)。筐体に入れてしまうと調整できないというのでは困るので、基板のレイアウトを考える必要がありますね(メータ基板を一番上にするとか)。
205:daruma :

2014/03/30 (Sun) 17:32:30

> 余分なダイオードが原因ではないかというdarumaさんの予想は
まぐれです。「それが原因」ではなく「それを間違えていたのが原因」ですから。

パネルメーターは届いています。ありあわせの3Pスイッチもあります。

0.1Ωは1Ω×10本で作るつもりです。
> 出力に負荷(10Ω・40W)をつけて
これが要るわけですね。メタルクラッドを買います。

ケースは奥行きが240mm(外寸)もあるので、基盤は手前からメーター・センサ・主基板の順で左側に並べ、右側に24Vと5VのACアダプタを配置する計画です。総平屋建てです。
立派なケースで底も鉄なものですから、アルミ板に一式取り付けて、それを床板として例のシールのついたスペーサーで底に取り付けようと思います。

3枚の基板や周辺のものを繋ぐケーブルは現物あわせで長さを決めるので、これからケース内組み付けに向けた作業にかかろうと思います。組み付けてから動作チェックです。実験しながらではなくまっしぐら製作のdaruma流です。
206:inara1 :

2014/03/30 (Sun) 19:12:52

パネルメータが入手済みなら、接続図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396056699.jpg)の通りに配線して(電流/温度表示用だけ接続すればいい)、トグルスイッチを温度表示側にしたとき、パネルメータに小数点が表示されて○○.○表示になり、温度表示用のLEDが点灯すれば動作確認OKです。5Vの別電源(ACアダプタ)が必要ですが。

ダミーロードはメタルクラッド抵抗を買わなくても、「ハンダ付け100本ノック」のようなこれ(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395547525.jpg)でいいです。

1kΩの抵抗を90本並列なら11.11Ω・22.5Wの抵抗になるので、1Aの電流を流すには、11.11Vの出力電圧にする必要があります。このときのダミーロードの発熱量は11Wなので許容電力は大丈夫です。

>実験しながらではなくまっしぐら
うまくいけば最短、外れれば原因探しが大変なパターンですね。電子工作ではどうか分かりませんが、研究開発でこれをやるとたいてい外れます。
207:daruma :

2014/03/30 (Sun) 19:29:49

> 5Vの別電源(ACアダプタ)が必要ですが。
調達済みです。
> 「ハンダ付け100本ノック」のようなこれ
秋葉原買い出し以前に試運転の運びとなればこれを使います。

> うまくいけば最短、外れれば原因探しが大変
そうですよね。ついつい完成の姿に早くたどり着きたくて。研究開発の職ではないので見逃してください。

> 1Ωの1/4W抵抗を10本並列接続して作ってもいいです(2.5Wの0.1Ω抵抗になる)。
うっかり1/6Wを用意してました。電流2Aのとき0.4Wなら大丈夫ですか。
208:inara1 :

2014/03/30 (Sun) 19:42:05

>1/6Wを用意
1/6Wを10本並列だと1.67Wの許容電力になりますが、電流を2A流したときの電力は2A^2*0.1Ω=0.4Wなので、1/6W抵抗でも問題ありません。1/6W抵抗を10本を置くスペースはありますか。空中配線でも構わないと思いますが。

明日からまた仕事なので、コメントはできますが、動作確認等はご無沙汰になります。今日は晩酌タイムになりましたのでこれにて失礼いたします。
209:daruma :

2014/03/30 (Sun) 19:50:24

スペースはなんとか見つけます。

夜な夜なありがとうございます。明日からまた仕事ですね。
210:inara1 :

2014/03/30 (Sun) 20:03:59

ハムだと「73(seventy-three)さよなら」ですね。
211:daruma :

2014/04/01 (Tue) 15:56:25

赤黒ターミナルの間隔ですが、
> 市販のDC電源の出力端子もそうなっていますが、この種の変換プラグは+と-の距離が18.66mmに規格化
と教えていただいたので、せっかく規格になっているなら準拠しようと思ったのですが、デザイン的にどうも近いのです。それなりに狭いところに配置するなら違和感ないのですが、いま描いているレイアウトではもっと離れているのがバランスいいかなと。調べてみると、2連のバナナプラグなどでは19.5mm間隔というのもあるようですね。(さほどの違いではありませんが。)
プライベート利用なのでどうでもいいようなものですが、ちゃんと規格をおさえているぞとしておきたいと思いつつ、30mm間隔くらいが見た目いいのです。「お好きなように」と言われそうですが・・・。
212:inara1 :

2014/04/01 (Tue) 18:15:00

>デザイン的にどうも近い
市販の電源の出力端子のように、+GND-の3端子にしてはどうでしょうか。市販の電源では普通、GNDと-間をショートバーで短絡させているので、バナナプラグはGNDと+に挿します。

可動式出力端子というのがあれば面白いですね。つまみを回すと、出力端子の間隔が広がったり狭まったりするものです。私はメカ屋じゃないので作れませんが。
213:daruma :

2014/04/01 (Tue) 18:24:32

> +GND-の3端子にしては
なるほど。それはいいですね。そうします。
赤・黒ともうひとつは何色にしたらいいでしょう。なにか決まりごとがありますか。白?灰?

> 可動式出力端子というのがあれば面白いですね。
面白いですね。長いビスにナットを入れてそれに端子が付いていて、ビスを回してやるとズリズリ動くと。 ・・・ 今回は見送りますが。
214:inara1 :

2014/04/01 (Tue) 19:05:15

Kenwood(旧TRIO・今はTexio)の電源だと
http://www.texio.co.jp/jp/03prod_01_01_PR-A.html
「-が白、GNDが黒、+が赤」になっています。

GND端子は、本来はアース(地面)に接続ですが、家庭用のAC100Vにアースラインは普通来ていないので、GND端子は電源の筐体に接続しておけばいいと思います。

TRIOのTS-520Xはなつかしいです(裕福な友人が持っていたリグです)。
215:daruma :

2014/04/01 (Tue) 19:42:19

> 「-が白、GNDが黒、+が赤」
それで行きます。

> GND端子は電源の筐体に
回路のGNDは筐体から浮いていていいんですね。ACインレットには3Pのものを使っていますから、筐体GNDはそこに繋いで、ACケーブルも3Pのを使いましょうか。コンセントも一応アース端子付きになっています。その先がどうなっているかは不明ですが。
アンテナをあげたときは、銅のアース棒と1m四方くらいの銅版を地中に埋めてタワーの鉄骨を接地しましたが、家の電灯線アースってどのようにしてあるんでしょう。


TS-520Xは、私が遠ざかっていた時代のものですね。いま調べたら、トランジスタに終段管はS2001ですか。私のTX-88DもS2001でした。
216:inara1 :

2014/04/02 (Wed) 04:49:41

1号機の写真
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1394237828.jpg
を見ると確かにACインレットは3Pですね。しかし、スイッチングACアダプタは筐体から絶縁して固定されているのでしょうか(写真ではどうなっているのか分かりません)。

コンセント側がアースされているかどうかはOkWaveに同じ質問がありました。
http://okwave.jp/qa/q6826257.html
この回答3~5の方法で確認できるようです。
217:daruma :

2014/04/02 (Wed) 07:56:54

ACアダプターは、コの字形に三方を覆うヒートシンクの裏の埋め込みナットを使って底板に取り付けていますが、ジュラコンのスペーサを入れているので浮いています。が、2号機では床板に直付けしようかと思っていました。浮いていないとまずいですか。三端子レギュレーターがモールドのものかどうかで判断できるでしょうか。

> OkWaveに同じ質問

まさにぴったりの情報ありがとうございます。
帰宅したら試してみます。
GNDターミナルをほんとに接地するより、「一応ついている」にしておいたほうが「危うきに近寄らず」でしょうか。

218:daruma :

2014/04/02 (Wed) 17:49:38

調べてみました。
ACアダプタのACインレットアースピンとヒートシンクは導通していました。やはりACアダプタを筐体から絶縁しなければならないということですね。

コンセント。私の作業机にはアースネジ端子付き2Pコンセントが来ているのですが、アース端子とAC一方との間の電位差は6.9V、他方との間は100Vでした。一応アースはされているということですね。電位差6.9Vはありすぎですか?

白ターミナル買ってきました。赤黒を用意していた型は白が出ていなく、他の型で赤黒白を揃えました。
219:inara1 :

2014/04/02 (Wed) 18:11:20

>電位差6.9Vはありすぎ
よく分かりません。

>のACインレットアースピンとヒートシンクは導通
ジュラコンのスペーサは機能していないということでしょうか。

>危うきに近寄らず
そのほうが良いかもしれません。ACインレットのアースは浮かせておいて、電源のGND端子を筐体に接続しておくだけにしたほうがいいと思います。

その場合、GND端子を中央に配置しないで、向かって左からGND、-、+というように配置してはどうでしょうか。もし、GNDと-を接続したときに不都合(ノイズが増えるなど)があれば、GND端子を浮かせたままの状態で、-と+の端子に2端子バナナプラグを挿すことができます。左から-、GND、+という配置だと、GNDを使わないときに、-と+の間隔が開きすぎて2端子バナナプラグが挿せません。
220:daruma :

2014/04/02 (Wed) 19:06:19

>>のACインレットアースピンとヒートシンクは導通
> ジュラコンのスペーサは機能していないということでしょうか。
いえ、そうではありません。2号機用に準備しているACアダプタ単体で、ACのアース端子と周りのヒートシンクが繋がっているということです、1号機取り付け状態で筐体との絶縁はしています。
>ACインレットのアースは浮かせておいて、電源のGND端子を筐体に接続しておくだけにしたほうが
そうします。

> 向かって左からGND、-、+というように配置しては
では、そうします。
描いているのは。パネル左端に縦配置です。変ですか? となりにデジタルメーター2階建て、右半分上部にVR、下部にスイッチが3つ並びます。

ケースが立派でパネルも1.2mm厚なものですから、慎重にいったん厚紙で穴位置を確かめています。私のやり方は、ケガキ線をWordから糊付き紙にプリントして、それを貼り付けた上からドリルやハンドニブラで穴加工です。今回は厚紙に貼って切り抜いて部品をはめてみてからアルミ板で本番という工程です。
221:daruma :

2014/04/03 (Thu) 18:27:59

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396517279.jpg こんな計画でいたんです。
第1作で、ターミナルがメーターの出っ張りやケース周囲の額縁部より低くてケーブルを付け難いという反省があったので、アルミ角パイプで台座を作った上にターミナルを付けようと。このパイプの両端にエンドキャップやら取り付けビスのためのスペースが必要というレイアウト上の制約があったのです。
ところが、
>> 用意していた型は白が出ていなく、他の型で赤黒白を
買ったところ、買いなおしたターミナルは根元の立ち上がりが比較的高く、ケースも以前のものより額縁の張り出しが低いことから、台座でかさ上げしなくても不都合がないことがわかったのです。
で、この作戦をやめ、デザイン上の理由で3本立て端子にということをせず、ケース下に寄せて赤黒の2本を置くことにしました。ケース穴あけ本番にかかるまえだったので(写真は置いただけ)、パネルは無傷です。パイプの加工が徒労となってしまいましたが。

お騒がせしました。
222:inara1 :

2014/04/03 (Thu) 18:52:58

>ケガキ線をWordから糊付き紙にプリントして
それはいい方法ですね。こちらでは筐体に定規を当てて油性ペンで穴位置に点を打ってました。その方法だと、穴位置が途中でずれても、すでに点が消えているので分かりませんでした。プリントだと同心円を描いておけば位置ずれが分かりますね。粘着紙を貼っておけばキズもつきにくいですし。

1.2mm厚でもハンドニプラは入りますか。darumaさんはハンドニプラ加工の後、切り口をきれいにしていますか?ヤスリがけでしょうか。

立派なケースですね。台座はいいですね。こういう装置の下のほうの空間は、地面が邪魔になって手狭になりがちです。

端子部分はプラグの抜き差しがあって、力がかかるところなので、張り出し部分の機械的強度を高めておく必要がありそうですが、ネジ止め程度でいいものでしょうか(M3ネジだと4本くらいで止めればいいでしょうか)。

私は加工が苦手なのですが、電子工作モノのケース加工のノウハウを紹介しているサイトでお薦めのものはありますか。
223:daruma :

2014/04/03 (Thu) 20:37:23

> プリントだと同心円を描いておけば位置ずれが分かりますね。
Wordは同心円が苦手なのです。図形の基点というか原点というかが左上隅なので、同心円は画面上でセンター位置を目安に決めていかねばなりません。DOSの時代にCANDYという手軽なソフトがあったのですが、いまのCADソフトは使ったことありません。

> 1.2mm厚でもハンドニプラは入りますか。
大丈夫です。ケガキ線の1mm手前くらいまで切り進んでおいてあとはヤスリで攻めて行きます。もっばらドリルとテーパーリーマとハンドニブラで穴を開けて仕上げはヤスリと、手工芸の世界です。

> 張り出し部分の機械的強度を高めておく必要がありそうですが、
結局この張り出しプランはボツにしたのですが、角パイプは2mm厚の押し出し材なのでしっかりしたものですし、パネルと面どうしの接合になるのでM3ビス2本でしっかり固定できると考えていました。

ケース加工のノウハウが手ほどき的にまとまったサイトは知りませんが、こだわりの達人はたくさんいらっしゃるのでしょうね。アルミ10mm厚を使ったオーディオケースの作例を見たことがあります。厚いものは垂直出しが重要になるので、ハンドドリル(充電ドリルでも)ではだめですね。私は中国製9,800円のボール盤を狭い工作室に置いています。
224:inara1 :

2014/04/04 (Fri) 06:08:11

>押し出し材
張り出し部分も強度が必要でしたね。押し出しだと継ぎ目がないので大丈夫ですね。

ユニバーサル基板をスペーサを介してケースに固定する場合、こちらの下手な穴あけ方式だと、位置ずれがあるので、それを見越してケースの穴径を少し大きくしていました。しかしそれだと、摩擦力だけで固定していることになるので、ネジが緩むと接合部がグラグラしてしまいます。強度が必要な張り出し材等の固定では、穴位置を正確に出しておく必要がありますね。
225:daruma :

2014/04/04 (Fri) 09:36:44

位置ずれには苦労しますよね。失敗をかさね現在の主義は、「現物あわせがいちばん」です。寸法図や実測頼りに製図する場合もありますが、今回でいえば、ACアダプター底面のビス穴は対角2箇所なんですが、その面に紙をあてて鉛筆で「こすりだし」をして、それをあてて位置決めしました。基板は、配置まではプリントしておいて、それを貼りつけたアルミ板にカラの基板をセロテープで固定して穴に3.2φドリルを突っ込んで跡がつく程度まで掘り、それが済んだら基板を外して貫通までゴリゴリ。
こんなやり方で、M3ビス用には3.2φ穴でぴったりを心がけています。

隠れてしまう取り付け穴ならまだしも、表に出る部分の加工は神経使って少しずつヤスリでカリカリです。輪島の塗り箸職人みたいです。(とはオーバー)
226:inara1 :

2014/04/04 (Fri) 18:53:22

>Wordは同心円が苦手
では、配線図のお絵かきに使っているMicrosoft Power Pointで描きます。Power Pointの円も、左上隅が原点ですが、mm単位で位置を動かせるので、同心円を描くのは簡単です(直径を2mmの倍数にしておけばいい)。

>DOSの時代にCANDY
花子というのもありましたね。当時、会社ではマッキントッシュのPCを使っていましたが、MacDrawという描画ソフトは、モニタ画面と全く同じサイズでプリントアウトできるというのを売りにしていました。デスクトップパブリッシングという、モニタ画面のレイアウトそのままで印刷できるという高価な文書作成ソフトも当時はありましたが、今では当たり前の機能です。当時のPCは遅かったのでスクロールするとイライラしました。CPUのクロックが数十MHzの時代です。

無垢の基板を置いて、四隅の穴から油性ペンで印をつけるのはよくやります。そのときすでに位置がずれていることが多いのですが、基板のネジはケースの底面なので、ずれていても気になりません。

>M3ビス用には3.2φ穴でぴったり
そこまでやらないと美しくならないですね。こちらにある工具は電動ドリル(ドリルとテーパーリーマ)とハンドニプラとバリ取りカッターくらいです。ヤスリはありますが工具箱で眠ったままです。紙ヤスリは基板やピンソケットの切断面を滑らかにするのに使っています。

>輪島の塗り箸職人
私の祖父は、輪島と同じ同じ石川県の山中塗の絵を描く職人(蒔絵師)でした。しかしその部分のDNAは遺伝しなかったようです。
227:daruma :

2014/04/04 (Fri) 19:34:18

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396608097.jpg 今度PowerPointでやってみます。

> CPUのクロックが数十MHzの時代
私が1番バリバリ使ったPC-9801Fは確か8MHzだったと思います。

> ヤスリはありますが工具箱で眠ったままです
私はヤスリ仕事の比重が高いです。中学生のころ買ったものも引っ張り出して、丸角平半月大小粗細十数本とっかえひっかえやってます。

おじい様は蒔絵師でらしたのですか。すばらしい。

床板に基板等を取り付けました。これからフロントパネルの穴あけをして、メーターやVRを付けたら、基板と結ぶ線の長さが決まるのでXHコネクタで繋いで、ようやくセンサ基板とメーター基板を加えた動作テストです。
228:inara1 :

2014/04/05 (Sat) 05:57:27

>おじい様は蒔絵師
もう亡くなってますが、小さい頃遊びにいったときの作業場の漆の臭いを思い出します。

基板のサイズとコネクタの種類が同じなので美しいですね。XHコネクタって、どちらの向きにするのが正しいのでしょうか(いつも適当な向きで挿しています)。抜け防止の爪のあるほうを奥側にすればコネクタの前面にラベルを貼るスペースができるのでそのほうがいいように思えます。
229:daruma :

2014/04/05 (Sat) 06:33:45

> XHコネクタって、どちらの向きにするのが正しいのでしょうか
私もその疑問がありました。質問しようかなとも思ったのですが。
> 爪のあるほうを奥側にすれば
そのルールだとケーブルをつくるとき右左がまちまちになるので、結局、+-のある場合は爪がある側を上に見たときの右が+左がGNDと自分流に決めました。ケーブルの作り間違いを防ぎ流用互換にもいくらか役立つかなと思って。
inara1さんの図面はたいがい図で上側が+としてあるので、このルールで向きが揃います。(基板右サイドは内向き左サイドが外向きになりますが)
230:inara1 :

2014/04/05 (Sat) 09:58:35

XHコネクタのボックスのほうにはリード線がL字型のものがあります(そのタイプも手元にあります)。L字タイプは挿す方向が一義的に決まり、切り欠きのある面が上面になっています。したがって、このコネクタを、リード線が真っ直ぐなタイプに置き換えた場合でも互換性を保つために、切り欠きのある面を後ろ側にするのいいのではないでしょうか。

私の描く図面では、ジャンパー線がなるべく少なくなるように描いているだけで、向きを考えたことはないように思います。DIPパッケージのICを横向きに(型番が読める向きに)置いたとき、電源ピン(+)が上側に来るので、+電源側が上になるのだと思います。

ただ、コネクタを基板の左右どちらに置くかによって、プラグ側のケーブルの左右のどちらが+になるかは変わってしまいますね。

XHコネクタについて少し調べてみましたが、向きは結構マチマチです。基板側のコネクタをストレート型からL字型に変えたら、極性が逆になったため、プラグのほうのリード線を入れ替えたという例がありました。

ちなみに、このコネクタの端子間隔は、基板の穴ピッチ(2.54mm)よりわずかに短い2.5mmだそうです。10ピン程度までなら何とか挿せるそうですが知りませんでした。
231:daruma :

2014/04/05 (Sat) 10:53:58

L型ボックスがあるのは知っていましたが、そのことまで考えていませんでした。確かにそうですね。直立のものしか買いませんでしたので、当面それのみで行きます。

> DIPパッケージのICを横向きに置いたとき、電源ピン(+)が上側に来るので、
そのようになっているのでたいへんわかりやすく都合いいです。

> コネクタを基板の左右どちらに置くかによって、プラグ側のケーブルの左右のどちらが+になるかは変わってしまいますね。
そうならないように、
>> 基板右サイドは内向き左サイドが外向きになりますが
としました。

> 基板の穴ピッチ(2.54mm)よりわずかに短い2.5mm
それ、私知っていました。それで、2.54mmのものがほかにあるんだろうと買わずにいたのです。inara1さんがこれをお使いとのことで、それならばと追随した次第です。ピン数少なければ大丈夫ですよね。ちなみに、タクトスイッチの足も微妙に違いませんか?(調べたことありませんが)
なぜ2.54mmピッチで作ってくれないんでしょうね。
第1作で使った緑色の端子台は2.54mmピッチです。

今日は西高東低の気圧配置だとかで、北海道は雪がふっています。札幌もうっすらと白くなりました。4月に入って道も乾いたので、スタッドレスから履き替える夏のタイヤを今日作業でと購入予約していたものですから、朝一で行ってきました。「ホイルに組んだら持ち帰りですか。え、履き替えて帰るんですか。」と言われてしまいましたが、道路はしゃぶしゃぶのシャーベット状態で大丈夫です。土日はこもって工作だし月曜には気温が上がるようだし、問題ないでしょう。




232:daruma :

2014/04/05 (Sat) 15:01:48

センサ基板を加え、1A流してしばらく経つと、LEDが点滅しファンが回りました。回転数調整と温度設定のVRも機能します。
1号機同等の部分までオーケーです。
さて、メーター基板ですが、ICを挿そうとして気がつきました。LTC1144がもう有りません。2個買ってあったから2号機のぶんもと思っていたら、2号機は主基板とメーター基板とで2個使うのでしたね。うっかり追加発注を漏らしました。買い出しツアーまでおあずけです。

それまで、メーターまわりパネルまわりを進めますが、ひとつ確認させてください。温度センサーVoutをスイッチ経由でメーターへもっていきますが、センサ基板のセンサを繋ぐ3Pコネクタから引き出す線を追加すればよいのですね。センサ基板内の回路はそのままで、3Pの真ん中ピンに引き出し線を加えればいいのですね。
引き出し線のコネクタをどうしようかと。XHコネクタ2Pの片ピンだけ使うのも変ですが、それしか手は無いでしょうか。
233:inara1 :

2014/04/06 (Sun) 06:52:07

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396734728.jpg LTC1144はまた使うかもしれないので2・3個発注しておいてください。それが届くまで、1号機のを拝借して動作確認してはどうでしょうか。

温度センサのVoutは3Pコネクタから引き出していいです(darumaさんお得意の方法)。GNDラインは他のコネクタでつながっているので、温度センサからの配線はVoutだけでいいのですが、コネクタから1本だけ出すというのが落ち着かないのであれば、添付図の赤線の配線を追加して、VoutとGNDのペア線としてください。
234:daruma :

2014/04/06 (Sun) 08:12:07

> それが届くまで、1号機のを拝借して動作確認しては
ソケットなんですものね。できあがったものは取り外せないと、頭が固くて困ります。

> コネクタから1本だけ出すというのが落ち着かないのであれば
GNDを引いていった先で別なGND線と2本あわせというのも始末がやっかいですね。コネクタの片ピン余しても1本だけでいくことにします。
235:daruma :

2014/04/06 (Sun) 20:24:30

ケース加工で深みにはまってしまい、気がついたら週末も終わりです。LTC1144を1号機から借りてきての実験に至りませんでした。5V回路でLEDが切り替わることは確認できています。
来週末は買い出しツアー(といっても秋葉原に回れる時間は少しですが)なので、LTC1144もスイッチも揃ったところで続きをします。
236:inara1 :

2014/04/07 (Mon) 07:05:40

土日はあっという間に終わってしまいます。こちらでは土曜朝から部屋の模様替えをやっていたら深みにはまってしまい、本棚まで動かしての大掃除になりました。

今週は天気が良さそうです。
237:daruma :

2014/04/15 (Tue) 08:12:02

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1397517122.jpg 日曜日に秋葉原滞在2時間でしたが駆け足で買い物してきました。
スイッチ、LTC1144など、メタルクラッド抵抗も買ったのですがヒートシンクを忘れて、ダミーロード作りはお預けです
微調整用にセンタークリックのVRを見つけて買ってきました。どうでもいいようなものですがちょっと洒落てるかなと。

土日が出先だったので、平日はなかなかはかどりません。電流検出抵抗はこんなふうにしました。
238:daruma :

2014/04/18 (Fri) 08:00:33

昨夜、ひととおりの作業が終わりました。やはり、"≠完成"の状況です。
出力は正常に取り出せます。電圧表示もオーケー、電圧調整/微調整もできます。
電流/温度メーターがアウトです。常に"1888"加えて左上に"LO BAT"が表示されます。これは、全部点いてる状態かなと思います。("-"は出ませんが)オーバーフローだと"1"のみになるのですよね。それともまたちがうでしょうか。
スイッチを切り替えるとLEDは切り替わり小数点もON/OFFします。メーター表示には変化ありません。電圧を変えてみても同じです。
出力はテスターにも現われますし、例のいかだ負荷もあたたかくなります。
さて、なんでしょう。メーター裏の短絡は目視で確認しました。
メーター基板左半分の回路を点検しようと思っていますが。

今晩は会合、明日午前中は所用で、取りかかれるのは明日午後からになります。
239:inara1 :

2014/04/18 (Fri) 09:12:40

LO BATという表示が出たことはありませんが、Low Battery(電源電圧が低すぎるというメッセージ)なのでしょう。1888表示はテストモードでの表示ですが、普通に使っていれば出るものではないので変ですね。

4/15の写真では電流計の一部しか写ってませんが、ジャンパー線はJ1とJ2とJ4だけが短絡されてますか。パネルメータのPower端子には5Vが来ていますか。

ジャンパー線も電源電圧も正常なら、結線図(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1396734728.jpg)の左下の基板のABC端子を3つとも外してみてください。

ABCだけ外すのが難しいなら、そこのコネクタ全体(5V,0V,A,B,C全て)を外してもいいです(その場合、LEDが点灯しなくなります)。

ABCを外すと小数点表示が変わらなくなりますが、パネルメータが正常動作しているのなら、正しい数字が表示されるはずです。ABC端子を外すと正しい数字になるのなら、左下の基板のABC端子から先の回路が間違っている可能性があります。ABC端子のどれかが0Vや5Vにつながってしまっていて、パネルメータの動作がおかしくなっているのかもしれません。
240:daruma :

2014/04/18 (Fri) 10:17:54

アドバイスありがとうございます。明日取り組みます。
241:hiro :

2014/04/18 (Fri) 15:18:31

daruma さん

横からおせっかい失礼致します。
直前のパネルメーターの画像を確認すると、下側のメータのIC1の直上にあるC1-R3間に半田屑にも見える物が有るように見えます。
余計なおせっかいでしたらすみません。
242:inara1 :

2014/04/18 (Fri) 18:16:00

今日、秋葉原に買出しに行ってきました。darumaさんのこだわりスイッチ
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1395377267.jpg
がある瀬田無線にも立ち寄りました。現物を見るとレバーの色がピンクのはなく、思ったより大きいものでした(買ってません)。

ラジオデパート2F
http://www.tokyoradiodepart.co.jp/floor.html
の反対側に回ってみると、鈴喜デンキにΦ40mmのアルミ製ツマミがありました。目盛りがないものでしたが、価格が1890円と高価でした(買ってません)。給料日前の平日ということもあってかラジオデパート2Fは閑散としていました。

このスレは投稿数が多いので過去の投稿を探すのが大変です。

hiroさんコメントありがとうございます。電流計単体で正常動作しているか確認したほうが良さそうですね。
243:daruma :

2014/04/19 (Sat) 14:48:00

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1397886480.jpg hiroさん、ご指摘ありがとうございます。確かに ハンダ屑が付着していました。つつくと取れましたので、これがブリッジしていたかどうかはわかりません。取り除いても変わりはありませんでした。

基板の配線、メーター裏の短絡、ケーブルの取り付けをチェックしましたが、問題は見つかっていません。

> 電流計単体で正常動作しているか確認したほうが良さそう
これはどうやったらよいでしょう。
試しに二つのメーターの入力を取り換えてみました。レンジも変えました。小数点設定はとりあえずそのままです。
結果。電流/温度に使っていたメーターはやっぱり"1888"となります。入力がオープンでも"1888"です。電圧に使っていたメーターは、小数点表示こそ電圧計のときのままですが、電流(いかだ負荷を繋いで)と温度が切り替え表示できます。温度はスタート時20℃台から刻一刻上昇していきましたが、そんなものですよね。
さて、とすると、メーター自体の不具合と考えるべきでしょうか。壊れてしまったか、基板面の短絡がおかしいのか。
短絡は、ハンダブリッジがうまくいかないので、部品のリードを芯に入れています。
じっくり点検しようとは思いますが、秋月から1個再取り寄せしなければならないかな。

メーター単体でのチェックはどうすればよいでしょう。
244:daruma :

2014/04/19 (Sat) 15:06:05

inara1さん、瀬田無線に行かれたのですね。あのスイッチ、ピンクはないと思います。出ているのは黒赤灰で、私が求めていたのは灰でした。瀬田には6P灰色が2個しかなくて、3個ほしいのでベゼルとレバーを替えてくれないか(メーカーとしてはそれぞれ別パーツ扱い)と言ったのですが、ダメと言われてしまいました。一旦はあきらめて出たのですが、別色を買って自分で取り換えればいいやと思って後刻戻ったら、1階右側通路の店にあって、そこも灰色が足りなかったのですが「じゃあ色を替えましょう」と言ってくれました。それぞれの店で2個ずつ計4個買いました。
電流/温度切り替えは当初ハネ返りのモーメンタリをと思っていたのですが、せっかくモード表示のLEDが付いたので、オルタネートにしました。(モーメンタリも買いましたが)
つまみは、瀬田の並びのエスカレーター脇のシャーシやアルミ板を揃えた店でプラスチックの40φや45φを見つけて買ったのですが、帰ってよく見たらねじ留めではなくローレットというんですか押し込むだけのものでした。それに、パネルが文字入れの都合で30φしか収まらないことになってしまって、結局以前使ったものの色違い(灰色)を使うことにしました。指標があるので塗りつぶさなきゃなりません。
245:hiro :

2014/04/19 (Sat) 15:45:53

daruma さん

大変失礼致しました。
ところで新しい画像で見た時に「J4」のブリッジ部の左側が天ぷらになっているようにも見えます。
先にテスタ等で周辺のランド間で導通をチェックしてみては如何でしょうか?

あと、ローレットのツマミですが、以前私はドリルで軸の太さまで拡張して使いました。
本格的にやるなら、イモネジを入れるというのもアリですが、輪ゴムの切れ端を挟んで圧入したりでも、そこそこ耐久性があります。
246:inara1 :

2014/04/19 (Sat) 16:29:06

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1397892546.jpg パネルメータの写真を見ました。全体にチップ部品の位置がずれていてあぶなっかしいのですが、添付写真のチップコンデンサ(黄土色)のC3の上端が他の配線と接触してませんか。
247:daruma :

2014/04/19 (Sat) 17:36:57

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1397896617.jpg J4も他のブリッジも全部やり直してみました。ダメです。残念。

チップコンデンサ、修正してみました。ダメです。先日買った顕微鏡カメラで撮ってみました。半ずれのほうはそのままです。これのせいだったら初期不良ということで自責の念は回避できたのですが。
チップ部品は全体にずれが目につきます。こんなものなのかと思っていましたが、inara1さんお持ちのはきれいですね。ロットによるのでしょうか。こういうのは中国の女工さんが手仕事で作っているのですか?

まいりました。秋月に発注しなきゃならないですかねえ。


248:inara1 :

2014/04/19 (Sat) 19:14:22

こちらの完動品で、J1とJ2の短絡を外して実験してみましたが、表示が1888になったり、LO BATが出たりはしませんでした。J1を外すと、表示が-1と062が1秒おきに変わるような漢字になり、J2を外すと数字そのものが表示されません。J4はバックライトの明るさ調整用で、ここを外してもバックライトが暗くなるだけです。電源電圧を5Vから下げてみましたが、4Vを下回るとバックライトが暗くなりましたが表示は正常です。3.8Vを下回るとバックライトは消え、表示もおかしくなり始めます。3Vを切ると表示が消えましたが、どの電圧でもLO BATは出ませんでした。

初期不良でしょうか。残念ですね。

ハンダに光沢がないので、手ハンダでなくリフロー炉を使ったものだと思います。チップ部品の実装はここ(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1397886480.jpg)にあるように、クリームハンダ(粘性のあるペースト状のハンダ)をランド部分にだけ選択的に印刷し、その後、チップ部品を実装機でクリームハンダの上に乗せ、リフロー炉に入れてハンダを溶かします。リード線タイプの部品はその実装方法が使えないので、チップ部品を自動実装した後に、手ハンダで付けていると思います。

darumaさんのパネルメータ(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1397886480.jpg)の左下部分のR20とR21はチップ部品なのに手ハンダのようですが、ここはdarumaさんのしわざでしょうか。
249:hiro :

2014/04/19 (Sat) 19:21:06

daruma さん

残念です。
最後に切替回路(黄・緑・青)の3本線を外してジャンパした上で確認しては如何でしょうか?
250:inara1 :

2014/04/19 (Sat) 19:34:48

2つのパネルメータを入れ替えると、問題のパネルメータだけおかしいままで、電圧計用のほうはちゃんと電流と温度表示するのであれば、パネルメータ自身の不良かもしれません。

秋月のパネルメータは、LED表示のものや5桁表示のものを含め、10個くらい買いましたが、不良だったことはなかったです。パネルメータはいろいろ使えるので、余分に買っておけば、そういうことがあっても交換できます。
251:daruma :

2014/04/19 (Sat) 21:25:04

> 初期不良でしょうか。残念ですね。
> 不良だったことはなかったです。
私が作っている過程でおかしくしてしまったのかもしれません。
> 切替回路(黄・緑・青)の3本線を外してジャンパした上で確認しては如何
外してやってもみましたが同じでした。

このメーターを取り出して、5Vを供給して、1号機の電流計ターミナルに接続してみようと思います。電流計単体での動作確認はそれでいいですよね。
それをしてみるまでもなく、入力になにも繋がなくてもメーターが生きた時点で"LO BAT 1888"状態なのですからだめですよね。むしろ、このメーターに入れる入力をテスターにいれてみればいいですね。


> R20とR21はチップ部品なのに手ハンダのようですが、
私のしわざではありません。あちこち仕上がりの悪い品のようです。

秋月にメーター1個だけ発注します。

hiroさん、ローレットつまみをねじタイプがわりにしてしまうとはすごいですね。今回はバネルに収める都合で結局大きすぎましたから、このつまみは使わずにおきます。
252:daruma :

2014/04/19 (Sat) 22:29:28

電流/温度メーターに行くべき線をテスターに入れてみました。電流の変化を電圧で読んでいるので電圧レンジでいいんですよね。
アナログテスターは10Vレンジしか無くて針は振れません。デジタルテスターは数十mVで変動しますが、このテスター、テストリードの先がオープンになっていてもmV台でじわじわと上がっていきます。両極をショートすると0mVになります。デジタルテスターってそんなものですか?
253:daruma :

2014/04/20 (Sun) 19:25:51

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1397989552.jpg デジタルメーター秋月に発注しました。
それが届くまでストップなので、今日はダミーロードを作りました。
ヒートシンクは50mm×70mmです。当初は四隅に柱を立ててアルミ板で屋根をかけそこにターミナルを付ける構想だったのですが、ちょっと大げさなのとせっかくの金ぴかメタルクラッド抵抗が隠れてしまうのとでこんなかっこうに変更しました。基盤に太めのスズメッキ線でポストを立てました。穴をひと針縫うようにしたので頑丈です。

ところで、今日はLinux探しもしました。私の作業机パソコンはときどき写真の奥に移ってますがMacにWindowsXpを載んで使っていたのです。これを「見た目黒木瞳なかみ古女房」と称しています。Xpのサポート終了で、どうしようかと思っているうちにこれという買い替え候補が見つからず、別なWin7機をここに置いて、休眠機をLinuxで復活させようと考えました。ubuntuというのがはやりのようで、ダウンロードして載んでみたのですが、これがLinuxのくせに重いのです。それでいろいろとっかえひっかえしてみているのですが、結局まだ定まりません。
254:chy_farm :

2014/04/20 (Sun) 21:33:35

darumaさんはubuntuですか、わたくしはMINTを使ってます。
MINTは軽いですよ~~。 サクサクです。
16GのUSBメモリーにすっぽり入って、使いたいときだけ使えます。

ネット接続なんか早いし、XPの速度なんか問題になりませんでした。
(ココでテストできる→http://www.speedtest.net/my-result/3069251594
上のリンクで見ることが出来る計測データは、去年の10月31日にわたくしのノートPCにMINTを接続して、それからネットに接続して計測したものです。

それに比べて、MINTを試す前のXPだと、全く同じハードウェアでもこんな程度です。↓
http://www.speedtest.net/my-result/2903740335

でも、本体がMACなら同じくらい早いです。手元のMACノートだと、同じ接続ラインでこれくらいです。
http://www.speedtest.net/my-result/3041549559

(inara1さん、関係ないテーマですみません。)
255:daruma :

2014/04/21 (Mon) 08:01:32

chy_farmさん、Linux情報ありがとうございます。
Linuxは10年ほどまえの一時期RedHatでサーバー立てる苦労をしてきりで、最近の状況には疎いです。
載もうとしているマシンがWin2000の時代のもので、非力なんです。Macに載むのは障壁ありそうで避けようとしていたんですが、それも視野に入れようかな。Mac(BootCamp介在)で動きますか。

ubuntuいくつかで試した後、軽いというふれこみのLubuntuてのをダウンロードしたところです。まだ試みていませんが。Mintいいですか。それも検討してみます。

256:chy_farm :

2014/04/22 (Tue) 23:07:00

Lubuntuも試しました。でも、そんなに変わらない感じで、早々止めました。

早くて気に入ったのはMINTが一番です。
KNOPIXというのも試して使ってました。これはなかなか便利でしたけど、ある日突然にダメになってしまい、それ以来使っていません。
だから安定性という大事な面で考えてわたくしの好みはMINTになってます。

うちのMacはノートのPROです。BOOT CAMPも使ってみました。LINUXはインストールしてません。
darumaさんのMACは少し前のタイプなんですか?
もしそうだとすると、こちらのは、このMACがはじめてので、以前のタイプがわからないのでなんとも言えません。

MACは十分にそれだけでも早いので、LINUXで無くても良いかと考えてます。

MINTはUSBメディアを繋ぐだけでも稼働できるのが嬉しいです。それで試しにもう一台、XPのHomeバージョンを中古で買ってMINTを繋いで見ました。

でも、この中古はバイオスから設定しようとしてもUSB起動のオプションが無くて、結局、MINTのUSBを使えません。
でも、たぶんCDでインストールするのであればオッケーなんだろうと思います。

追伸:
あと、わたくしはプログラミングに詳しくないのでそれが原因と思いますが、MINTでも、Ubuntu、KNOPIXでも、まだプリンタに接続できていません。いろいろ調べたのですが、どうやってプリンタドライバーをインストールすべきかが、未だに分かりません。キャノンのプリンタにはLINUX用のドライバーが出されている機種もあったようですが、少なくとも今使用しているエプソンのレーザープリンタのLINUXドライバは見つかっていません。

LINUXはOpenOfficeも使えるし、画像編集ソフトのGIMPもサクサクですから便利です。
そのほかのサイエンスソフトも魅力のある物があります。
ですけど、これでプリンタさえ接続できたらなぁ、、、、、と悔しいです。

257:daruma :

2014/04/26 (Sat) 18:11:57

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1398566340.jpg 買いなおしのデジタルメーターは届いていたんですが時間が取れなくて、本日付け替えました。
オッケーです。
温度表示は20℃くらいから始まって、新作のメタルクラッド負荷に20V弱をかけていくとどんどん温まっていきます。筐体があんまり立派なので放熱がよいらしく、負荷がちんちんになっても45℃あたりで横ばいになります。ファンの回りはじめを40℃に設定しました。少し過保護かもしれません。
ツマミはグレイにしました。大きいのは多回転なので指標の星をプラモデル用塗料で塗りつぶしました。(ぴったり同色はありませんでしたが。)
258:daruma :

2014/04/26 (Sat) 18:13:24

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1398503604.jpg 中はこうです。
微調整VRはセンターでクリックのあるものにしました。大変小さいです。
259:daruma :

2014/04/26 (Sat) 18:21:51

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1398504111.jpg フロント裏です。あまりきれいなとり回しではありません。
260:daruma :

2014/04/26 (Sat) 18:23:30

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1398504210.jpg リア裏です。

と、ここまではいい話なのですが・・・・。
261:daruma :

2014/04/26 (Sat) 18:34:44

電流計の数値が??です。
無負荷(オープン)でも1280を表示します。電流を流すとそれなりに上がっていくのですが、20Vを10Ω負荷にかけたとき1360(1.36A)を表示します。電圧と負荷の抵抗値はテスターで調べましたが正確です。
メーター基板の「スケール調整」VRを回しても変化はありません。

検出抵抗の0.1Ωがもっと大きくなっているのでしょうか。テスターでは微小すぎて計れません。スケール調整VRまわりに誤りがあるのでしょうか。

実は今日明日、ハム仲間の「お泊り会」で、車で小1時間の郊外に行っています。ネット環境にないので、これをアップしに自宅に戻ってきました。また出かけます。出先ではスマフォで読み書きがやっとです。
262:inara1 :

2014/04/26 (Sat) 19:05:24

「お泊り会」ですか。出先で読み書きなどせず、ゆっくりしてください。

無負荷のとき、LT1167の出力が1.28Vということから考えると、LT1167の負側の電源電圧(4pin)に-5Vが来ていないのかもしれません。GNDを基準として、LT1167の7pinが24V、4pinが-5V~-4Vになっているか確認してみてください。

それらの電圧が正常でもそういう症状なら、以下のチェックをやってみてください。

検出抵抗は0.1Ωなので、20Vを10Ω負荷にかけたとき、0.1Ωの両端の電圧は2A×0.1Ω=0.2Vとなります。アナログテスターだと読めないかもしれませんが、デジタルマルチメータだと充分測定できる電圧です。

1999表示の安物のデジタルマルチメータでいいので、20Vを10Ω負荷にかけたとき、0.1Ωの両端の電圧を測定して0.2V付近になっているか見てください。

それが正常であれば、20Vを10Ω負荷にかけた状態で、デジタルマルチメータで、GNDを基準としたLT1167の各pin電圧を測定してみてください。

2pin → 20.2V
3pin → 20V
5pin → ±0.01V以内
263:hiro :

2014/04/26 (Sat) 19:25:46

とりあえずの完成おめでとう御座います!
やはりパネルメータの故障でしたか…

電流表示が合わない件は、温度表示が正常であるのなら、I-V変換回路がらみではないかと予測します。

気になった点を幾つか、

1.電流検出抵抗がカーボン抵抗アレイと見受けますが、温度特性があまり良くないので、電流が増加して温度が上がると計測値に誤差が生まれる可能性が有ります。
金属皮膜等、温度特性の良好な抵抗を選択された方が宜しいかと思います。

2.同様に電流検出部の端子台は半田付けでしょうか?
コネクタ接続ですと、接触抵抗から誤差を生む事もあります。

3.ケース内ACインレットからの一次側電源ケーブルが、内部電源のヒートシンクに接触しているようにも見えます。
仮に接触していなくても、使用中の振動等で接触する可能性も有りますので、エンパイヤチューブ等で保護される事をおすすめします。(簡易に熱収縮チューブ等で二重構造にするだけでも信頼性が向上します)

4.インレットの半田付け部分を収縮チューブで保護する事で、点検作業時の思わぬ短絡等の事故を防止できます。


あと、内蔵するスイッチング電源のヒートシンクはどの位発熱しますか?
現在レギュレータはケース外部のヒートシンクなので、ファンによる冷却効果はほぼ期待出来そうにありません。
必要に応じて温度センサを内蔵電源のヒートシンクに移設する事で信頼性を向上させられそうです。
両方の温度を計測してORで動作させるのも手かもしれませんね!
264:daruma :

2014/04/26 (Sat) 22:44:52

解決しました。7805の5V出力が1144の8ピンに行くところ、てんぷらで繫がっていませんでした。そこをなおして、無負荷時ゼロ、あとは10Ω負荷に対してオームの法則でスケール調整VRでピタリ合わせました。
かんせいです。

さっきアップしに帰宅したとき、あわてていて、写真をまちがえていました。1枚目は正面のはずでした。明日帰ってから上げなおします。
265:inara1 :

2014/04/26 (Sat) 23:39:24

完成ですか。
おめでとうございます。

正面の写真もお願いします。
266:daruma :

2014/04/27 (Sun) 11:54:01

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1398567242.jpg いくつか上で、写真を取り違えていたのを差し替えました。正面の写真です。
ここにも1枚貼ります。

このスレッドは266件にまで行きましたね。inara1さん長丁場をおつきあいいただきありがとうございました。これにて一件落着です。hiroさんもありがとうございました。

chy_farmさん。Linux情報ありがとうございました。結局、Lubuntuを8年くらい前のXpだったマシンに載み、メールとブラウザ、それにOpenOfficeで整えました。プリンタもEPSONにLinux用ドライバがあったのでそれをインストールしようとしたら、sudoコマンドを1行書けと言って来たのでそのとおりしたら、あっけなく動きました。Macは当面Macとして使うことにします。

本スレッドはこれにて完結です。(追伸がいくつか続くかも)
ありがとうございました。
267:inara1 :

2014/04/27 (Sun) 14:32:34

ケースが立派なのでまるでメーカ製の電源みたいです。出力端子は縦並びになったのですか。パネルメータの下では確かにスペースがないですね。

このスレも2ヶ月半で267まで伸びました。

こちらの外付HDDの調子が悪い件は、知人からの情報で、Knoppix7をCDから起動させ
dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=512
などのコマンドでPCからHDDにデータを少しコピーすれば直ると聞いたのですが、やってみるとついにHDDを認識しなくなってしまい、この作戦はあきらめることにしました。HDDを初期化すれば直るのでしょうが、データを消してしまうのは忍びないので、新規にHDDを買ってきました。
268:chy_farm :

2014/04/27 (Sun) 19:00:12

おめでとうございます。こんなに立派だと、inara1さんのおっしゃるとおりメーカー品のようですね。すばらしい。
そのエプソンのプリンタは何という番号の製品ですか?そうかぁ、製品によってドライバーがある物も存在するんですね。


inara1さんのCDが認識されなくなったのは痛いですね。わたくしもまだC言語を習い始めたばかりなのでそういうところまで行っていません。
269:daruma :

2014/04/28 (Mon) 09:37:28

chy_farmさん
> そのエプソンのプリンタは何という番号の製品
今回試したのはPX-501Aですが,
http://www.epson.jp/support/taiou/os/linux_selist.htm
に一覧があります。

inara1さん
HDDはご愁傷様です。
外付けドライブとのことですが,USB接続でしょうか。筐体の中に裸のドライブと小さなUSB & 電源の基板が入っていると思いますが,ドライブ自体はATA(IDE)かシリアルATAのものが一般的です。それを取り出してPCの内蔵用インタフェイスにつないでみてはいかがでしょう。不具合が付加基板にあってドライブ自体は生きていたということもありました。
270:chy_farm :

2014/05/13 (Tue) 19:21:56

inara1さん

ここで始めの頃、電流量の大きいACアダプターの話が出てましたね。
さっき、メーリングリストの案内でちょっと大きいのが来ました。国産らしいですけど、、、

http://www.power.kowa-denshi.com/product/adapter/hka90_xa_d.html

24Vで3.8Aと言っています。
271:inara1 :

2014/05/14 (Wed) 18:23:33

情報ありがとうございます。

この電源(出力電圧0V~20VのDC電源)は、LM317という可変電圧の三端子レギュレータを使っているので、1.5Aくらいの出力電流が限界です。それ以上の電流を取り出すと、保護回路が働くので、出力電流の大きなACアダプタを使っても、この電源の最大出力電流は変わりません。

USB2000を汎用データロガーで動かすということが可能なんですね。だから単体でもオークションが成立するわけですか。古いバージョンの LoggerPro 3 では動かないみたいなので、可能になったのは最近のことのようですが。

これでUSB2000単体で測定できる目処が立ったわけですね。感度的に測定可能かどうか分かりませんが、USB2000は積分時間を増やすとかなり感度が上がるので試みてください(汎用データロガーで積分時間の制御をどうするのか分かりませんが)。積分時間は通常は10msくらい(10msごとにデータが更新される)ですが、1秒くらいにすれば感度がかなり上がります。

積分時間を増やすとノイズ(バックグラウンド)も増えますが、ノイズはランダム信号なので、積分時間を100倍にしても、強度はその平方根の10倍にしかなりませんが、信号は100倍になるのでSN比は大きくなります。
272:chy_farm :

2014/05/15 (Thu) 23:45:45

darumaさん、情報ありがとうございます。

inara1さん
三端子リギュレータの件、良く読んでいませんでした、失礼しました。

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